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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その1923=蘇る歓び。 

『今の今まで会っていたのに。 まる三日も。 可愛がって貰えたのに。 もう、寂しい。 もう、求めている。 ご主人様の温もりを。 肌に触れるあの心強さを。』

 咲織は胸を掻き抱いていた。 却ってしんしんと心細さがハイヒールの足元から這い上ってくる感じがした。 じんじんと今も痛む柔肌が、その下の気怠い肉が、何より三宅を求めていた。 

『本当に? 本当に心が寂しいだけ? じゃあ、この肌の騒めきは? まさか、躯が求めている? あのときめきの時を? それとも?』

 咲織は一人、慌てて掌を躯から離した。 そして、その掌を持て余した。 仕方無く、キャリングケースのハンドルを両掌で握った。 

 夜の窓ガラスで何処か物憂げにやつれた女の顔が自分を見詰めていた。 その深い瞳が咲織にあの恍惚の時を思い出させる。 躯が熱くなった。 菊華がまるで何かを咥えてでもいる様にじわりとする。 柔肌を今は紫に染めているだろう鞭痕が疼いた。  

『欲しがっている? まさか? ううん。 認めなきゃ。 もう。 鞭の痛みを欲しがっているって。 あの痛みと同時に命が輝く瞬間を。 縄で縛められ、自由を奪われ、でも代わりにご主人様にこの躯の全てを抱き締められている様な歓びを。 そう。 咲織はマゾ。 マゾの奴麗。 ご主人様の。』

 不思議な事に初めて恋人同士の様に水族館で遊んだうきうきとしたそれでいて、気恥ずかしい様な、何処か現実とは思えない時間の事は思い起さなかった。 思い浮かぶのは三宅の掌の感触であり、鞭の痛みであり、縄の拘束だった。 

『お印。 一生、消えない烙印。 一生飼われる。』

「離れたくないです。 ずっとお傍に居たい。 ずっと・・・。」
 駅の雑踏を気にしながらも三宅の掌を握り締めていた。
「暫くは鞭の痛みが寂しさを紛らわしてくれるだろう。 おまえはマゾだからな。 そして、その痛みも消えたら、今度は一生消えない印しを、奴麗の烙印をこの躯に付けてやる。 そして、一生おまえは俺の奴麗だ。 例え逃げ出したいと思っても、逃げ出せない奴麗になる。 俺に身も心も玩ばれて生きるしかなくなる。 俺の家で一生飼われて。」
 三宅に耳元で囁かれ、咲織は躯が崩れるのを三宅にしがみついて辛うじて支えていた。 その三宅の言葉が頭の中でぐ今もるぐると渦を巻く。 胸は訳の判らない熱に浮かされ続けた。 

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