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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ 美沙の凄春その60=噂。

 町野の言葉を待つ間、美沙は恐れと不安に苛まされた。 そこから逃れられるためなら恥など忍べる様な気がした。 それ程、町野の感情に心を沿わせようと言う思いが強かった。 好きな人を怒らせることが何よりも怖かった。 その怒りの理由がいかに常識外れで、いかに理不尽なものかと言う非難は、何故か、美沙の心には浮かんでこなかった。 浮かばせたら、きっと町野は怒りだし、全てが壊れると意識の外で知り、それを一番恐れていたからかも知れない。  

「僕の言っている事は判るね。 単純な事だ。 僕は君が好きだから君の全てが欲しい。 そして、君は全てを僕にくれると言った。 だから、それを形として現して欲しい。 そう言う事だ。 形には心が現れるし、また心は形によって正される。 いつも言っている事だ。 さあ、判ったら立って、早く裸になりなさい。」
 静かだが、有無を考えさせない威圧感が籠もった言い方だった。 白いカーディガンを脱ぎ、その下の小さな花が咲き誇ったブラウスのボタンに指を掛けた。 窓を通して夕陽に焦げる中庭が眼に入った。 美沙は、ボタンに指を掛けたまま、動けなくなった。

「どうしたんだ? 立ったまま固まって。 早くしなさい。」
「だって、窓の外から見えてしまいます。」

『そう。 人に見られたらお困りになるのは先生の方。 とんでもない噂になってしまう。 きっと、先生も判って頂ける筈。 きっと。』
 美沙は町野の言葉を待った。 おずおずと町野の表情を窺った。

「見えたらなんだ。 恥ずかしいか。 恥ずかしいぐらいで、僕の命令を聞けないのか。 それじゃあ、全く僕の所有物になった事にならないじゃないか。 要するに嫌だからしないと言う事なんだろう。 どんな時でも僕の思いのままにならなかったら全てを所有したとはとても言えない。 やはり君の言葉は嘘だったんだね。」
 町野は語気強く言った。 夕陽を浴びて朱く見えるその顔は冷たく怒っているように見えた。 次に何を言い出すか、何をするか、判らない怖さを美沙は感じた。 
「嘘なんかありません。 私は先生に全てを捧げます。 でも、でも、こんな所で私が裸でいるのを見られたりしたら、先生がお困りになるのでは・・・?」

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