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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ 美沙の凄春その12=大人の男。

「その答えは後で、部屋でじっくりと教えて上げよう。」
 町野は大人の笑みを見せ、立ち上がった。 美沙の隣に回るとその手を取り、自分の腰に回して歩き始めた。 

『ああ、やっぱり。 部屋が取ってあるんだ。 最初から、私を抱くつもりで。 ついに私は本当に今日、女になるのね。 大人になる。ああ、嬉しい筈なのに、何だか怖い。』

 ふと、通学電車で見かけるあの美少年の顔が浮かんだ。 どうして浮かんだのかも判らず、美沙はすぐに町野に想いを戻した。

 町野の腰にしがみついていなければ、ふわりとその場にしゃがみ込みそうな程に美沙の足元は覚束なかった。 全身の血が蒸発してしまった程に、何処にも力が入らない。 絨毯張りの通路を進みホテル棟に向かった。 ずんずんと心臓が脈打ち、全身から血の気が引いていく。 子供じみた恐れを気取られまいと、必死に歩を進めたが床に足が着いている実感が無かった。 エレベータで二人きりになると、呼吸さえしている気がしなかった。 

「大丈夫?」
 町野が少し心配顔で美沙を見た。
「はい、全然。 大好きな先生と一緒だから、ちょっとのぼせているだけです。」
 美沙の答えに町野は大人の笑みで応える。 そうして、緩やかなカールを描く髪を暖かく撫でた。

『心地いい。 すうっと、血が戻って行く。 先生はやっぱり大人。 きっと、この謂れのない恐れも見抜いて、それでこんなに優しく。 やっぱり、先生でよかった。』 
 町野の掌が美沙の頭を撫でる度に、躯の中に温かみが沁みていく気がした。 美沙は落ち着きを取り戻し、それとは逆に胸に熱い物が拡がっていくのを感じて嬉しかった。
 それでも、部屋の鍵が開く音に躯がびくん震えるのを抑えられなかった。 美沙ははっと町野を見た。 優しい瞳が返ってくる。 美沙は町野の腕に促され、部屋に足を踏み入れた。

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