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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その2560=苦悶ではなく。

『言えと。 自分からもう一度お願いしろと言われるのですか。 あんなに惨めな台詞を、あんなにも惨い事を自分から頼めと。 奴麗なんですね。 奴麗には、細やかな誇りさえ許されないんですね。 そうなんですね、ご主人様。』

 もう躯を鬩ぐ下腹の苦しみは去っていた。 それだけに自分の口から言うのは憚られた。
 ぎりぎりと肌を軋ませ、肉を喰い破って時の針が咲織の上を過ぎていく。

「どうしました? さっきあんなに必死になって頼み込んできたのに、もう忘れたんですか。 もう一度、今度は牛乳では無く生のグリセリンを3リットルも飲み込めば思いだせますか。」
 早坂は咲織の優しい頬に指が喰い込ませて、口が開かせた。 その口にだらりと唾を落とす。 早坂の唾は咲織の紅い唇を這い、その口の中に落ちていく。 咲織は吐き出す事も出来ずに、胸を焼く唾を飲み込んだ。

「今、思い出した方が得ですよ。」
 早坂は咲織の顔を放した。 咲織は艶やかに光る肩だけで息をしていた。

『堕ちる。 堕ちる。 何処までも。 ううん、堕ちたい。 堕ちてみたい。 どうせ、もうご主人様には愛されない躯。 ご主人様に触れては頂けない躯になってしまったのだから。 とことん、堕ちてしまいたい。 こんな躯、堕ちればいいの。 堕ちて、堕ちて、二度と人として浮かび上がれない処まで。 人を愛せない躯に相応しい地獄の底に。』

 咲織は文字通り人でなしな屈辱に胸を絞られながらも、躯の奥底から湧き上がる喉に纏わり付く様な甘い感応の疼きに気が付いていた。 気づきながら、人としてその醜い疼きに正面からは見詰められず、煩悶した。

 三宅と夜を過ごせると言う日が近づいてから、ずっと咲織は躯の中にマゾの愛慾を育てて来た。 それが、実際に会って弾けんばかりに大きくなった。 が、三宅の掌で弾けさせては貰えなかった。 三宅は咲織の中の肥大化した疼きを更に肥大化させるばかりだった。 婬美な姿を曝させ、敏感な器官を弄び、催婬剤までもたっぷりと塗って。 この家に来てからずっと咲織は性を意識させられ、疼かされ、そして無視されてきた。 その疼いた躯はまだ満たされてはいなかった。 むしろ、更にずきずきと激しさを増していた。 砂漠を歩き果てた躯に一滴の水を垂らされて、改めて渇きに気づく様に。

「ど、どうぞ、この口を、この口を皆様の便器代わりにお使いください。」
 そう切れ切れにも言い切ると、咲織は縛められた裸身をぶるんと捩った。 子宮から甘く苦い感悩が込み上げた。 美しい逆V字を描く脚がぎゅっと引き絞られた。 

「あぁぁ。」
 咲織の紅い唇を突き破った喘ぎは苦悶のそれではなかった。

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