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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その2549=悶え。

「確かにこの白く透き通る肌には紅い蝋が良く似合いそうだ。 清水画伯の傑作に手を貸しましょう。」
 今にもぽきりと折れそうに喘ぎ続ける咲織の小さな背を和蝋燭の明るい炎が照らしだした。 朱を帯びた炎を受けて、咲織の白い肌が際立つ。 炎が揺れるに連れて、咲織の裸身が描く滑らかな曲線が作る陰影が幻の様に揺れた。

 紅い雫が光の糸を引いてぽたりと落ちた。 白い肌の上で小さく爆ぜる。 
「痛ぅぅぅ。」
 咲織は細く喉を引き攣らせた。 その頭を杉山は掴み、ぐいと己の腰に押し付ける。 息苦しさに胸が上下に踊り、縄に縊られた胸球がぷるんぶるんと揺れる。

「逃げる事も防ぐことも出来ない咲織さんの前と後ろを交代で楽しんでいる間、残った者で咲織さんを更に感じさせてあげるのはいい。 私も参加しよう。」
 勝山は揉みし抱いていた咲織の胸球から離れ、自分も和蝋燭を掌にした。 炎が立つ音が咲織の耳を打つ。 

 二つの炎の底から流れ落ちる紅く熱い雫が白い肌に一滴、また一滴と降り注いでいく。 熱蝋は肌を紅く焼きながらしなやかな背中を腰の窪みへと流れ込んでいく。 その肉に浸み込む痛みに華奢な咲織の背中がくねり、のたうつ。 泣き喚く事は出来なかった。 喉までも貫こうとする杉山の灼熱が咲織から泣き声奪っていた。 躯を七転八倒させる事も肉に喰い込む麻縄が許してはくれなかった。 咲織に許された苦痛を少しでも和らげる手立てはただその小さな背中を捩る事だけだった。 

 咲織に許された苦悶の発露が余りに慎ましやかなものであるだけに、奴麗の身の哀しさ、憐れさを感じさせる。 見る者の胸を打ち、サディスト達を昂ぶらせる。 そして、逃げ場を奪われた奴麗は与えられる苦痛も屈辱も全てを吐き出す事無くその身に沁み込ませるしかない。

『あぁ、辛い。 辛いです。 ご主人様。 何時終わるのですか。 どれ程責め苛まれるのですか。 何処まで貶められるのですか。 あぁ、逃げたい。 逃げられない。 苦しい。 痛い。 哀しい。』

 咲織は目隠しの下で泣き崩れた。 

『躯が燃えている。 肉が蕩けていく。 血が熱い。 逝きたい。 逝き果てたい。 苦しい。 このままでは狂いそう。 あぁ、もっと、もっと激しい苦しみを、痛みを、快楽を与えて。 何もかも忘れるまで。 何も考えられなくなるまで。 何も感じなくなるまで。 躯が、心が、爆ぜてしまうまで。 真っ白な花火の中で。」

 咲織の胸はマゾの疼きに独り悶え苦しんだ。

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