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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その2364=時の鎖。

「よしっ。 これなら、どれ程婬らに躯を疼かせても、自分の胸さえ触れないな。 俺達が美味いブランチを取っている間、せいぜいその舌を雑巾にしてこの浴室を綺麗にしておきなさい。」
 それだけ言うと、熱い視線を縋り付かせる咲織に三宅は背を向けた。

「その服は麗子さんをより魅力的に見せてるが、寒すぎるでしょう。 これでよければ羽織ってください。」
 まるで、もう咲織がそこにいない様に三宅は麗子に放し掛けた。
「あ、ありがとうございます。」
 頬を染めて肩を差し出す麗子に三宅は自分のものだろう太い毛糸で編んだ白いカーディガンを優しく羽織らせた。 

 ばたんと浴室の戸が閉められた。 三宅の父が金を惜しまず設えたと言う浴室は、咲織一人には肌寒いほどに広かった。 

『あぁ、ご主人様が行ってしまわれた。 麗子さんとあんなに仲好さそうに。 あんなに楽しそうな眼をして。 あんなに優しくカーディガンを肩に掛けて。 ご主人様の薫りのするカーディガンに包まれたら。 そしたら私は、きっとそれだけで、幸せの絶頂に。 何をされてもいい。 どんなに辱めを受けてもいい。 麗子さん、幸せそうだった。 飯田さんの傍にいる時よりずっと。』

 胸が痛んだ。 三宅に恋人然として寄り添う麗子の後姿が瞼から消えなかった。 三宅の横には、三宅に腰を抱かれて歩くのは自分の筈だった。 今朝まで。 今朝まで、足の裏を血が出るまで打たれても、疼く躯を慰めて貰えなくても、幸せだった。 三宅は傍にいてくれた。 三宅は咲織を打ってくれた。 三宅は咲織を玩具に楽しそうに微笑んでいた。 その微笑みは咲織のものだった。

 時は誰にも自由にならない。 それどころか、誰よりもサディストだった。 ゆっくりと流れてくれと、出来れば止まって欲しいと願う時には嘲笑う様に飛び去り、早く過ぎろと祈る時には、歩みを忘れたようにそこにいた。 

 咲織は、両の足枷に留められた鉄パイプに脚を割り裂かれ、手枷に留められたチェーンに腕の自由も奪われて、一人、裸身を虚ろな空間に曝していた。 湿った空気が柔肌を弄ぶ様に貼り付いていた。 

 時が細い細い目に見えない程に細い、それでいて鉄線よりも強い糸となって咲織の裸身に巻き付いてくる。 ぎりぎりと時の糸は柔肌に喰い込みながら、一巻、また一巻と咲織の肉を締め上げた。

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