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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その2210=時の罠。

 時は意地悪だ。 期待が強ければ強い程、時は意地悪くその歩みを止めたかの様に見せかけてくる。 時を待つのに疲れ果て、もう、その時は来ないのではないか、と人が惑い、いっそ来ない方が楽だと思い始めた頃、時は突然にその歩みを加速する。 そして、期待していたその時は味わう間もなく、過ぎ去っていく。 後で振り返ると幻だったかと思える程に。 

 咲織はその夜、三宅と出会って初めてと言っていい程に幸福感に浸っていた。 

『ご主人様から頂いたピアス。 綺麗。 本当に。 ダイヤまでついて。 ご主人様は一体いつ、注文されたんだろう。 どんなお顔で注文されたのかしら。 いつものちょっと澄ましたあの顔で? あの声で?』

 確かめたかった。 が、ピアスを付けられた所が所だけに何か生々しく、それを見る時の姿勢の恥ずかしさに咲織は躊躇した。 父の形見のソファに包まれ、ふぅと溜息を吐いた。 そして、結局、スカートを脱ぎ、ショーツを下していた。 手鏡を手に自分の秘部を映す。 

 ピアスは見えなかった。 咲織は少しの寂しさを仮に付けていたバーベルピアスとは違い、咲織の秘唇は幼女のそれの様に、うっすらと桜色を刷いた柔肌にすっと合わせ目が閉じているだけだった。 咲織は一抹の寂しさを感じた。

 指を押し当て、秘唇をそっと開く。 色素沈着の全くない粘膜はしっとりと濡れ、桃色を微かに濃くしていた。 その頂の小豆程の小さな秘芽の根元を金色の珠が左右から挟みつけていた。 それは、秘芽を責めている様でもあり、守っている様にも見える。 鏡の光を受けて、珠に埋められたダイヤがきらりと光った。
  
『ご主人様はお店で何と言って頼まれたのかしら。 クリットを挟むピアスだと、仰ったの? それとも、見本を指差して、これをと? きっと、ご主人様は店員の好奇の眼なんて気にされないで、奴麗に付けさせるんだ、と仰ったのですね。 飼っている奴麗に付けさせるものだと。 そう、私はご主人様の奴麗。 それ以外の何者でも無い、奴麗。 ご主人様に満足して頂くための存在。 嬉しいです。 嬉しいです。』

 咲織はピアスを買った三宅の様子に思いを馳せながら、胸を熱くした。 『奴麗』と言う言葉が今の咲織は誇らしいものに思えていた。 三宅は恋人なんて求めていない。 求めていたのは従順な奴麗。 誇るべき奴麗。 三宅なら幾らでも恋人のなり手などいるだろう。 だが、奴麗は咲織一人。 三宅が求める奴麗は自分独りなのだと。

 そして、夜の闇が深まると共に咲織は時の罠に堕ちていった。

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