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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その2145=人間ティーカップ。

 咲織の弧を描いた裸身が巻き過ぎた発条の様に跳ねる。 すらりと上に伸びた太腿ががくがくと痙攣を起こし、頭上の小さな足がとてつもない何かに堪える様にぎゅっと引き結ばれた。

「凄い声。 いいの? どっちが気持ちいいの? 洗濯ばさみ? それともお満子とお尻の穴いっぱいに詰めたローター?」
 遥が咲織の小さな顎を掴んで覗き込む。 咲織の啼き声が一瞬、戸惑った。 哀しげに苦しげに眉間に深い皺を刻んだ貌を遥の掌に抗する様に微かに左右に振った。 
「どっちもいいの?」

『良くない、どっちも良くない。 躯中の洗濯ばさみも錘の鈴も、ローターも。 吊られている事も、裸でいる事も、ここにいる事も。 全て、全部、嫌。 逃げたい、早くここから逃げたい。 この苦しみから。 みんなみんな苦痛。 嫌、いやっ。 なのに、感じてる。 逝ってしまった。 今も、また・・・。』

 答えられなかった。 どっちも嫌だった。 思考にはならなかった。 意識でも無かった。 混沌とした感覚が一瞬、咲織の表層に浮かんだに過ぎない。 あらゆる感覚の奔流に押し流された意識が遥の酷薄な瞳に怯え、憎み、一瞬浮かび上がっただけだった。

 ただただ、躯が拒否していた。 躯が怯えていた。 限界だった。 否、限界を超えていた。 それでもまだ刺激が来る。 躯は苦しみ、痛み、怯え、それでいて感じていた。 肉慾に逃げ込む様に。 全身で感じていた。 そして、悦楽の底なし沼で足掻き、溺れ、沈んでいこうとして怯えていた。 

「そう、どっちもいいのね。 マゾ雌には堪らない刺激なんでしょ。 じゃあ、もっと啼きなさい。」
 遥は咲織の丸い尻たぼの上に引き上げられた太腿を掴み、ぐいと片側に押した。 咲織の裸身が描く円が縄の下でぐらりと回った。 

「行くわよ。」
 遥は咲織の躯を回し続けた。 咲織を吊っている胸の両側から伸びた縄が軋みを立てながら、一つの縄に螺旋を描いて捩れていく。 咲織の肉を縄が責めつける。 秘芽から乳首まで躯中から垂れ下がった銀色の鈴達が煌めき揺れた。 咲織の苦悶を余所に一斉に涼やかな音色を響かせる。 これから起こる事の恐怖が苦しみと痛み、そして感悩の昂ぶりさえ沈黙させたのか、咲織の啼き声が弱々しくなった。 

「ほら啼きなさい。 人間ティーカップよ。」
 遥が咲織を支える手を放した。

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