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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その1697=淫蕩な血

 不安と期待、嬉しさと怖さが胸の中で渦巻く。 心臓がばくばくと鼓動する。 その音が聞こえる程だった。 勇気を奮い起してパウダールームの明るい鏡に向かった。 そこには初めて見る女の顔があった。 

『これが私。 こんな顔をご主人様に見られてしまったの? どうしよう。 なんて女臭い顔。 如何にも物欲しそうな顔。 目の下なんか黒ずんで。 明るい化粧にしなくちゃ。 そう言えば、ご主人様はどんな顔がお好きなんだろう。 きっと無垢な、婬らさとは無縁な顔。 そう、精一杯明るい化粧にしよう。 マスカラとかも薄めで。 リップはピンク、プルプルの唇。 触れるとトゥルンと揺れそうな。』

 化粧をする細い指が微かに震えている感じがした。 それは幾ら深呼吸をしても収まらない。 早く、一刻も早く三宅の元へ行きたいと、どうしても気が急いた。 躯の芯がまだ熱い。 沸々と女の血が沸騰している様だった。 

 咲織は躯の奥から湧き出す婬蕩な血を少しでも忘れようと、ゆっくりと息を吐き、化粧に集中しようとした。 しかし、鏡を見ればどうしても首輪が視界に入ってくる。 その幅広の首輪と中心に取り付けられたぎらつく太い金輪は普通の女性が美しく装うために身に付けるアクセサリーと思える様なものでは無かった。

 それは紛う事無く身に付けた者が誰かに絶対的に従属している奴麗の印だった。 細い首に嵌められた黒々とした幅広の首輪は、咲織の白い肌を弥が上にも引き立て、その白い肌が所有者の思うが儘に犯され、鞭打たれるためにある物だと雄弁に語っている。 

 自然と掌が首輪に触れていた。 その手触りが、その存在感が、三宅から与えられるあらゆる苦痛、羞恥、そして歓喜を現実に感じさせる。 三宅を思うよりも先に、何よりも躯が反応する。 子宮がきゅんとなる。 肌が火照り、心臓が騒めいた。 

『ご主人様の元へ。 今すぐに。 待っていてください。』

 薄化粧の仕上げに優しいピンクのルージュを引き、手早く髪にブラシを掛けると心はもう三宅の元に向かっていた。 バスルームを通り、三宅のいる調教部屋へと続くドアを開ける。 三宅は部屋の中央でゆったりと大きなクッションに体を預けて、ドアに眼を向けていた。 その顔を見て、咲織は慌てて四つん這いになり、子犬の様に駆け寄った。 

「化粧までしていたのか。」
 三宅は咲織の顎を持ち上げる。
「はい。 ご主人様と外に出ると伺ったので、少しでも咲織を連れて歩かれるご主人様の恥にならない様にと。 本当に軽い化粧ですけど。」
 三宅の掌が肌に触れているだけで、心が浮き立った。 躯はもう三宅に向かっていた。

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