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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その2125=焦れる。

「あっ。 あん。 んっ。」
 咲織は口から離れた飯田の醜い硬直を求めて、紅い唇を酸欠の金魚の様にぱくぱくと喘がせた。 腕も脚も麻縄に縛められて動かない。 唯一動かせる首を精一杯に伸ばし、飯田の物を求める。 心が焦れた。 僅かな距離が果てしなく遠かった。

『届かない。 あと、少しなのに。 あぁ。 腕も伸ばせない。 這い擦る事さえできない。 必死に動こうとしても、躯は揺れるだけ。 遠い。 咥えなければいけないのに。 舐め続けなければいけないのに。』

『どうして? どうして? 舐めなければいけないの? あんな物を。 私を凌辱するだけの物を。 あんな気持ちの悪い物を。 罰が怖いから? ううん、奴麗だから。 ご命令だから。 飯田さんの命令は、ご主人様のご命令だから。 それが奴麗。 私は奴麗。 自分の躯も自由にならない。 罰を受けるだけの奴麗だから。 何も悪い事をしていなくても、自由に、何時でも痛みを受ける奴麗だから。 なら、罰なんて、怖くない。 どうせ、好きなだけいたぶられ、玩ばれ、鞭打たれ、あらゆる屈辱を与えられるんだから。 でも、舐めなくては。 遠い。』 

 奴麗の身を嫌という程感じた。 悲しいまでに自由の無い身。 ただ、与えられるものを受け入れるしかない身。 その与えられるものと言えば、常識からは遠い、苦痛と屈辱、そして婬美な感覚だけ。 それが奴麗だと身を捩りながら躯で、心で知った。

 躯を玩ぶ感悩の疼きに正常な思考は奪われ、何が何だか分からなくなっていた。 意識は薄れ、形を無くしていた。 官能的な感覚だけが身も心も支配していた。 今も、絶えず躯を吊る麻縄が肉をぎりぎりと締め付け、脇腹を、乳暈を、乳首を洗濯ばさみが咬んでいた。 一方で菊華と秘芯に埋められた数多のローターは妖しくそして凶暴に蠢き、苦しくも狂おしい感悩を与えてきていた。 

 痛みと苦しみ、縄酔いと感悩が渦巻いていた。 狂いそうだった。 狂うのが怖くて、心を生贄にしても感覚はうつつから逃れ様と足掻いた。 その心は既に薄れて、朧だった。 それでも、心は血を流す。 咲織さえもが意識はしなくとも、心は傷つき、血を流す。 そして、その傷痕は消えない。 いつか、うつつの苦しみが感悩が消えた時、心の傷が自らを責める。 その苦しみこそが逃れられない性奴の苦しみだと知らずに、その苦しみを癒す新たな痛みを、そして何より屈辱を求める。 それが性奴の堕ちた地獄の正体だった。 何処までも堕ちるしかない蟻地獄。 咲織はその縁に堕ちた事を知らなかった。 三宅への幼さの残る淡くも強い思いのために。

「いたいぃ~~~~~。 いゃぁ~~~~~。 いくぅ~~~~~。」
 麗子は呻いた。 その女らしいしっとりとした躯をくねらせる。 その動きが咲織の躯を前へと押した。

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