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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その1812=雌犬。

「予定より少し早いが、晩飯に頼んだ寿司の出前だろう。 おまえが逝き果てて、気を失っている時に頼んでおいた。」
 不安げな貌を見せる咲織の頭を三宅は軽く撫でた。 

「おまえが取りに行きなさい。」
 三宅の声に大きな瞳を怯えさえ、咲織は後じ去る。

「何か着させてください。 この姿ではご主人様が嗤われてしまいます。」
 咲織は震えながら、ようやく言葉を継いだ。
「嗤われても構わないと言っているだろう。 それにおまえの様な奴麗を持っている事を嗤う様な男性はまずいない。 羨ましがるだけだ。」
 三宅が本気であるのを知って、咲織は言葉を失った。 羞ずかしさに血の気が引く。 桜色に火照っていた肌は青白く震えた。 

「とは言っても、そのままでは幾ら家の中でも軽犯罪くらいには問われかねないか。 残念だったな、その躯を見て貰える所だったのに。」
 三宅は微かに安堵の色を見せた咲織をパウダールームに引き立てた。 

「これで十分だろう。」
「あ、はい。
 咲織は三宅が手にしたバスローブを奪う様に羽織る。 

「待て。 これを付けなければ、おまえが何者か判って貰えない。 単なる露出狂と思われてはおまえも心外だろう。」
 三宅は咲織の首輪に太い大型犬用のリードを取り付けた。 さらに、バスローブの帯を抜き取ってしまう。 躊躇う咲織を急き立てる様に催促のチャイムがまた鳴った。 

「早く、店員さんを待たせるもんじゃない。」
 三宅に押され、咲織は転がる様に廊下に出た。 両掌でバスローブの前を掻き合わせる。 
「いつ、人並みに立って歩いていいと言った?」
 三宅の怒声が小走りの咲織の足を止めた。

「でも・・・。」
 振り返った咲織の躯は強張り、小刻みに震えていた。
「おまえは俺の奴麗じゃないのか。 俺はおまえのご主人様じゃないのか。」
 その厳しい声の中に潜む悲しげな色に咲織はたじろいだ。 泣き出しそうに歪む紅い唇を噛み締める。

「はい。」
 咲織はかくかくと壊れかけた人形の様に長い手脚を折り、四つん這いになった。 手が離れたバスローブは大きく肌蹴け、覆う物を失くした柔肌の上で外気がふわふわと踊った。

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