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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その851=焼き尽くす。

普段なら、まだまだ幼さの残るぷっくりとした咲織の秘唇は、粘膜の花弁を覆い隠し、きりっと唇を閉ざして熱蝋から粘膜を守れたろう。 しかし今は水平を越えて両脚を割り拡げられていた。 引き攣った内腿の肌に引っ張られて、秘唇はあられもなく開き切り、桃色の粘膜の花びらを咲かせていた。

 その桃色の花びらが和蝋燭の華やかな炎に照らされ、中の血管まで浮かび上がる程に半透明に光って見えた。 薄闇に浮かび上がる真白な柔肌の中心に咲くその桃色の花びらに熱蝋の雫が輝きながら滴った。 

「あぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
 咲織の血が迸る様な叫びが薄闇を引き裂いていく。 咲織は徐々に迫る杉山と助手の動きから、女にとって一番大切な花びらに熱蝋が落とされる時を覚悟はしていた。 しかし、敏感で神経の露出した粘膜の花びらに受ける熱蝋の熱さは、咲織の覚悟を嘲笑い、吹き飛ばした。 これ以上は上げないと心に決めていた悲鳴が噴き出していた。

 花びらに滴った熱蝋はそのまま粘膜を焼きながら、咲織の肉に穴を穿つ気がした。 何処までも熱蝋は咲織の躯を突き進み、やがては、咲織の女の機能を焼き尽くす。 現実に躯を襲う何本もの錐でぎりぎりと肉に穴を穿たれる痛みと女を壊される恐怖が重なり合う。 

 咲織は半狂乱になって泣き叫んだ。 余りの痛みと恐怖に理性を失い、意識は疾うに亡くしていた。 ただ、感覚だけが咲織を支配していた。 その感覚は次々に痛みを、耐え難い恐れを咲織に伝え続ける。 

 全ての自由を縄で奪われながらも、咲織の華奢な躯は痛みに捩れ、細い首が折れるかと思う程に反った。 鎖に吊された咲織の躯がゆっくりと大きな振り子となって揺れ始める。 緩やかな巻き毛がふわりふわりと宙を舞う。 

 両の手足を文字通り市場で競り落とされる蟹の様に左右に大きく引き延ばされた咲織の白い躯が蝋燭の炎に照らし出され、暗闇の中を揺れ続ける。 

 二本の蝋燭から、次々に光りの尾を引きながら、熱蝋の雫が咲織の中心部に降り注ぐ。 
それはまるで咲織の中心から細い炎が燃え立っている様にも見えた。 

 桃色の粘膜の花びらを焼きながら熱蝋はさらに花の中心へとたらりたらりと流れ込む。 ねっとりと蜜に濡れた花鞘の粘膜を焼きながら、更に奥へと熱蝋は注がれる。 

 咲織は我を失って、泣き叫んだ。 泣き叫ぶ度に撓わな胸を縛める縄が肉に喰い込む。 息も出来ない躯を振り絞り、咲織は痛みに啼いた。 

 咲織の中心から熱蝋は溢れ出した。 ぷっくりした土手から、鳩尾、そして胸の脹らみへと紅い溶岩の川となって、白い肌を駆け下っていく。

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☆ その852=溶けた雫。

 一筋、また一筋と咲織の白い柔肌を熱蝋の川が流れていく。 紅い川は咲織に熱さを超えた痛みを与えては緋色の傷痕となって、白い肌を飾っていった。 

 白い太腿の中心で咲き綻んでいた桃色の秘花の上にぽたり、ぽたりと熱蝋の雫は滴り続けた。 滴った雫は咲織の秘花を焼き尽くしては、紅い花弁となってひとひら、またひとひらと折り重なって、降り積もる。 いつしか秘花を埋め尽くし、菊華までもまでも覆い尽くした。 

 粘膜の秘花が蝋の花弁に埋もれて行くにつれて、肉が焼ける耐え難い鋭い痛みは徐々に薄れていく。 それに代わって、火傷の後の痒みを伴った重い痛みが躯の奥にじんじんと染み込んでくる。 肉を苛む厳しい縄と過酷な吊りで咲織の感覚は麻痺し、華奢な躯は崩壊しかけていた。 その躯の中でどろどろと噴き上がり続けていた感悩に爛れる様な熱が火柱を上げる。 

「うぁぁぁぁ。 わうぅぅぅぅぅ。 うっ、うっ、うあうぅぁぁぁぁ。」
 咲織はそれまでの悲鳴とは違う、妖しい呻き声を漏らし始めていた。 今にも切れそうになりながらも、辛うじて生きている心が恥ずかしげに長い睫毛を震わせる。 

『あぁ、駄目、駄目。 ご主人様、見ないでください。 聞かないでください。 お願い。 咲織はもう、もう駄目です。 瞳の前が白くなる。 躯が痺れて、神経が働かない。 声が漏れてしまう。 声なんて出さないで、責めに耐えなくては。 私はご主人様の奴麗なんだから、ご主人様以外の人の責めで感じてはいけないの。 声を漏らしてはいけないの。 私が感じていいのは、逝っていいのはご主人様の腕の中だけ。 なのに。 あぁ、駄目、駄目。 躯が言う事を聞かない。 躯が燃える。 蕩け出す。 躯中が熱で溶けた雫になったみたい。 このまま、落ちてしまいそう。』

「うぅぅぅぅ。 あぁぁぁぁぁ。 うわぁぁぁぁぁ。」
蝋燭の炎が消され、部屋に人工の眩しい明かりが灯される。 一瞬、鎖の下でゆらゆらと揺れている咲織の躯が輝いて見えた。 逆さになった咲織の上半身は昇った血で朱く染まり、たぷんたぷんと揺れる菱縄に強調された乳房の頂きで小さな蕾は今にも血を噴き出しそうに真っ赤に熟している。 咲織は啼きながら、嵐の前に戦うのを諦めた小舟の様に華奢な躯を感悩の波間に漂わせていた。 

「和蝋燭は冷えるとパラフィン系と違って硬くなり、ぴったりと肌に貼り付く。 だから、慎重に外してあげないと、特に粘膜は傷ついてしまう。 気を付けろ。」 
 杉山が咲織の俣間に立った助手に声を掛けた。
 
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
 咲織の喘ぎ声が引き攣る啼き声に変わった。 

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☆ その853=むずむずと。

 助手が震える指先で、咲織の秘花を固めている熱蝋の残骸をそっと剥がしていった。 和蝋燭の残骸は傷口を覆う紅い瘡蓋になったかの様に、まるで肌の一部となってぴったりと貼りついていた。

 粘膜を一枚剥ぎ取られる様な痛みに、鋭い爪で粘膜の上を擦られる様な痛みに、咲織の躯は痙攣した。 最後に残った意識の欠片がすぅーっと消えていった。 じんじんとした感悩の痛みだけが躯を支配していた。 咲織は赤ん坊の様に痛みに泣き、身を捩った。 

「ここまでだ。 下ろすぞ。」
 杉山と助手の手で咲織の躯は水平に持ち上げらた。 鎖が音を立てて下がっていく。
床に寝かされた咲織の躯から縄が解かれていくのを咲織は他人事の様に眺めていた。

「うぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
 血の通い出した肉が軋みを上げた。 全身がばらばらになる苦痛に曝される。 熱蝋を浴びた秘花が血を滲ませている傷口の様にそよと吹く空気の流れにさえ滲みる。

 押し寄せる痛みに悲痛な啼き声を上げているにも関わらず、咲織にはそれらが自分の痛みだとは思えなかった。 何処か遠くから、啼き続ける憐れな奴麗を見ている様な浮遊感があった。 

『もう終わったの? もう解放されていいの? 躯が私の物じゃないみたい。 躯がいう事を聞かない。 あぁ、痺れる。 躯中が痛い。 でも、何処か満足感がある。 躯は疲れきっているのに、心が高揚している。 そう、こんな所にいてはいけない。 ご主人様の所へ早く戻らなきゃ。 ご主人様にご奉仕しなくては。 こんな所で横になって。 私は何をしているんだろう。』

 咲織は無理に躯を起こそうとして、腕を床についた瞬間、ぐらっと床に倒れ込んだ。

「暫く、じっとしていて下さい。 今、マッサージしますから。」 
 助手に優しく言われ、身を任せた。 吊られていた時のままに大きく拡げられた両脚を助手がマッサージしながら、慎重に戻していく。 太腿に股間にじわじわとむずむずと痛みが滲みた。 

「よく耐えてくれました。」
 苦痛に顔を歪めている咲織に杉山が声を掛けた。 助手が肩を貸し、よろよろと立ち上がる。 観客から拍手が沸いた。 咲織は顔を赤らめ、俯く。

「あのぉ、もう一種類縛ると仰ってましたが。」
「かなりきつい縛りでしたから、連続して縛るのは無理でしょう。 一休みしててください。 あそこでモデルも躯を持て余しているし。」
 杉山に促され、拍手の中を咲織はよろよろと三宅の元に戻った。 

「素晴らしいものを見せて貰った。 もう、暴発しそうだ。 二階へ行かないか。」
 飯田が眼をぎらぎらさせて、三宅に声を掛けた。

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☆ その854=奴隷へのご褒美。

「いいだろう。 後はお決まりの緊縛ショーだ、見てもしょうがない。 それに、こいつが散々皆から弄られて、責められたくて狂いだしそうだろうからな。」
 三宅が傍らで四つん這いの躯をまだ喘がせている咲織の顔を両掌で挟み、唇を奪った。

『あぁ、ご主人様。 嬉しい。 責めて頂けるのですか。 構って頂けるのですか。 あぁ、キスして頂けて、咲織は躯が震えます。 嬉しくて、震えます。 い、いきそう。 もっと、もっと吸ってください。 舌が抜ける程。 い、痛い。 じーんと躯が痺れる。 もっと、もっと、もっと、吸って。 嬉しい。 痛いのが、嬉しい。 求められていると実感できるから。 ご主人様に求められていると。』 
 
「よし、決まった。 行くぞ。」
 脚元に蹲り、飯田の物に夢中で唇を這わせていた麗子の尻たぼを飯田はぱんぱんと叩いて立ち上がった。 入ってきた扉と反対側の部屋の隅に向かう飯田の後を麗子は豊かな肉付きの尻たぼを振りながら四つん這いで付いていく。

「じゃあ俺達もいくぞ。 いい縛りを見せた、ご褒美だ。」
 三宅の顔を物問いたげに見上げた咲織の躯を三宅はふわりと抱き上げた。 

 扉の前にいた店の者に軽く会釈をして、部屋を出る。 飯田は右手の階段を慣れた様子で昇っていく。 昇りきると意外と長い廊下の両側に幾つかの扉が並んでいた。 飯田は一番近い扉を開けて中に入っていく。 

 部屋は一流ホテルの様に清潔感に溢れていた。 部屋の奥に巨大なベッドがあり、右手の壁際にはゆったりとした黒革のソファと低く大きなテーブルのガラストップがきらきらとしている。 ただ、ソファ正面の左手の壁は上から下までガラス張りになっており、その奥の広い浴室が素通しになっていた。 また、その間の部屋の中央には二本の銀色の柱が二メートル程の間隔を開けて天井まで伸びている。 

 飯田が扉を開けてくれている横を三宅は咲織を抱いたまま通り、ソファの上に咲織の躯を横たえた。 咲織の白い躯が黒革の上で浮かんで見えた。 

 ノックの音に飯田が扉を開ける。
 
「私に声を掛けてくれるんじゃ無かったの。 酷いじゃない。」
 よう子だった。 
「私だって、忘れないでね。 悠介がぼんやりしているから、危うく見捨てられる所だったわ。」
 江梨奈が悠介をくりくりとした瞳で悠介ねめつけた。

「こんなに大勢で。 おまえの躯、持つかな。 俺はどうにも優し過ぎるから、おまえが壊れるまで中々責められない。 いい機会だ、おまえから皆さんに壊れるまで責めてくださいと願い出たらどうだ。」

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☆ その585=咬まれただけで。

 三宅の茶化した処の無い静かな声に咲織は躯をぞくりと震わせた。 

『こ、怖いです。 こんなに大勢の人に責められるのですか。 ご主人様、許して下さい。 どうか、ご主人様と二人で・・・。』

 咲織は願いを込めて三宅を見詰めた。
「潤んだ瞳で俺を見詰めて。 嬉しいのか。 そうだろうな。 ずっと感じさせられっ放しで、寸止めを喰らっていたんだから。 歓べ、飯田もよう子さんや江梨奈さんまでおまえを徹底的に責めてくれるそうだぞ。 今度は無駄な我慢なんかせず、幾らでも逝け。」
「無駄だなんて。 嫌、嫌です。 咲織はご主人様だけに、ご主人様の腕の中だけで・・・。」
 咲織は泣きそうな声で訴えた。

「それは恋人のセリフだ。 未だにおまえは誤解している様だ。 おまえは俺の奴麗だ。 恋人なんて存在じゃない。 おまえは何も考えず、ただ俺の命令に従えばいい。 俺が逝けと言ったら誰の腕の中でも逝き、尻たぼを出せと言ったら、誰が鞭打とうが俺が満足するまで尻たぼを出し続ける。 それが、おまえだ。」
 冷たい三宅の言葉に咲織は長い睫毛が頬に貼り付く程に涙を浮かべた。

「悲しいのか。 勘違いするな。 おまえが俺の事に惚れていようが、愛していようがそんな事は俺は望んでいない。 俺がお前に望むのは、俺のどんな命令も素直に従う事だけだ。 おまえは俺を愛する必要は無い。 おまえは奴麗だ。 おまえはただ、俺の命令に従って、その躯を命令のままに差し出せばいい。 俺が躯を開けと言ったら、愛していようがいまいが関係なく誰の前でも躊躇なく躯を開け。 俺が求めているのは俺の意のままに身も心も差し出す奴麗だ。」
「あぁぁぁ。」
 咲織は両掌で顔を覆い、泣き声を押し殺した。 

「愛する男のためならどんな女でも躯を開く。 だが、ご主人様の命令一つで見も知らぬ男の前で躯を開く女は滅多な事で手に入るものではない。 それが、これ程完璧なまでに美しい容姿と感度、それに恥じらいを持っていればなおさらだ。 だからこそ、サディストは完璧な奴麗を求めて日夜彷徨う。 マゾもまた自分の中のどろどろとした欲望を満たしてくれるご主人様を求めて彷徨う。 なかなか出会えるものじゃない。 なかなか手に入るものじゃない。 おまえは俺の自慢の奴麗だ。 そして最高に大切な存在だ。 これから、逝き地獄を味わえ。 その躯を哀しい歓びに震わせ続けろ。 俺を落胆させるなよ。」
 三宅は咲織の白い鏡餅の様な乳房の頂きで硬くなっていた桃色の蕾を口に入れた。 そして、強く吸うと歯を立てた。 歯が薄い粘膜の肌を破り、肉を貫く痛みに咲織は躯が千切れるほどに身を捩る。
   
「あぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ。」
 咲織は三宅の下で躯を震わせ、秘花から透明な飛沫を噴き出していた。 

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☆ その856=変になる。

『今、逝ってしまったの? 躯が勝手に感じてしまって。 痛かったのに、ご主人様に咬まれたのが嬉しくて。 やっぱり、ご主人様。 咲織はご主人様でなくっちゃ感じられません。 そしてご主人様だったら、どんなことでも嬉しいのです。』

 咲織は躯をびくんびくんと震わせながら、胸が暖かな気持ちで満たされるのを感じていた。 三宅はまだ咲織の乳房に顔を埋め、乳首をそして乳肌を吸ってくれていた。

「ふんっ。 随分と溜まっていたか。 咬まれただけで少ないとは言え潮を吹く程感じるとは。 いよいよ、本物のMのさがが出てきたな。 今日はたっぷりと皆さんに磨いて貰える。 良かったな。」
 三宅は咲織の胸から口を離し、手で弄び始めた。 

「まあ、凄いわ、この子。 ご主人様に乳首を咬まれただけで逝っちゃうなんて。 うふっ、本当にご主人様の事が好きで好きで仕方ないのね。 虐め甲斐があるわ。」
 三宅が口を放した後も躯をひく付かせている咲織を見下ろして、よう子が聞えよがしに言う。
「そう、咲織ちゃんを見てると私までドSになっちゃいそうなの。 なんて可愛くて切ない表情で逝くの。 普通はもっと人に見せられない酷い顔になるものなのに。 ねぇ、今日は徹底的に啼かせてね、悠介。 咲織ちゃんに負けないぐらい。」
 よう子につられて咲織を見た江梨菜の言葉に悠介が嬉しそうに頷く。 

「何て事だ。 これじゃあ、今日は俺に貸してくれた事にはならないぞ、一樹。 判っているな。 俺は一人で咲織さんを責めたいんだから。」
「判っている。 おまえにはその裡世話になるんだからな。 こいつも歓んでおまえに身を任せるだろう。 今日はこいつのお披露目パーティーだ。 貸し借りは抜きさ。」
 飯田の愚痴に三宅が応じる。 二人の何気ない会話さえ、咲織には辛い言葉責めだった。 

『ご主人様の仰る通り、私は何処まで行ってもご主人様の奴麗でしかない。 そのことは、とっくに覚悟している筈。 なのに、やはり、やはり悲しい。 奴麗でもいい、どんなに鞭打たれても、自由を奪われてもいい。 恥を忍べと言われたらどんな恥でも忍びます。 でも、でも、他の人にご主人様以外の人に身を任せるのは辛い、辛すぎます。 やはり、幾ら惚れる必要も愛する必要も無いと言われても、咲織はご主人様が、ご主人様だけが好きなんです。 この想いの十分の一、百分の一でもいい、ご主人様に好かれたい。 でも、ご主人様は私に、辛いことだからこそ、命令に従えと仰るのですね。 鞭より蝋燭より、他の人に身を任せることが私にとっては何よりも辛いことだとご存じだから。 私がご主人様の命令に、どんな命令にも従う従順な奴麗だと証明してみせたら、ご主人様は私をどう思われるのですか。 貴重な奴麗だと大切に思って頂けるのですか。 それとも・・・。 あぁ、考えるのも恐ろしい。』
 咲織は顔を掌で覆い隠したまま、心の痛みに身悶えしていた。 

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☆ その857=虐めて欲しい。

「ねえ、これから咲織ちゃんをどうやって責める?」
 よう子が長い髪を掻き上げ、艶っぽい表情で誰とも無く聞いた。
「まずは柱の間に磔だろう。 それなら、どこもかしこもあからさまになる。 と言うことは咲織さんの全てを責められるという事だ。 それに、たっぷりと啼かせたいからな。 逆さ吊りの様な長くは出来ない責めはまだしたくない。」
 飯田が腰掛けていたガラステーブルから腰を浮かせて言った。

「いいな。 咲織さんばっかり。 江梨菜も虐めて欲しいのに。」
 江梨菜がステンレスの柱に裸の胸を擦りつけながら言った。 
「いいわよ。 江梨菜ちゃんもここ一ヶ月以上虐めてないもの。 今日は悠介さんと二人でたっぷりと虐めて上げるわ。」 
 よう子が江梨菜のぱんぱんに張ったホットパンツの尻を撫でながら、金色のショートヘアを掻き分けて白いうなじに唇を這わせた。 贅肉のない背中がくにゅっと誘う様にくねる。 江梨菜はステンレスの柱に股間を押し付け始める。 

「気を遣ったまま、いつまで余韻に浸っている気だ。 今日はおまえのお披露目なんだから、その躯で皆さんがもういいと仰るまで奉仕するんだ。 さ、手を出せ。」
 三宅の言葉に咲織はソファから降りて跪き、赤い縄目の跡も痛々しい手首を差し出した。
 三宅が専用の手枷を填めていく。 カチャリと金具が締められる音が咲織の心に響いた。 

『あぁ、本当に、本当に咲織はこの人達の慰め物にならなくていけないんですか。 あぁ、胸が痛い。 針が刺さっていくみたい。』
 咲織は自ら四つん這いになり、くるりと尻たぼを向けると三宅が足枷を付けやすい様に足首を持ち上げた。 

「こっちだ。」
 飯田が咲織の首輪を掴み、引き摺るようにして柱の間まで連れていく。 
「さっ、立って。 脚を大きく開いて、大の字に立つのよ。」
 よう子が咲織の手を取って立たせる。 すぐに飯田とよう子が連携して咲織の手枷と足枷に付いた頑丈な金輪に麻縄を結びつけ、二本の柱の上下に付いた金輪に縄尻を通した。 

「ねえ、江梨菜ちゃん、ここで四つん這いになって。」
 よう子に指示されて江梨菜が咲織の前で四つん這いになる。 江梨菜の興奮気味の熱い吐息が咲織の足肌に掛かった。 羽毛で出来た小虫が這い上がって来る様なぞわぞわとした怖れと感悩が綯い交ぜに昇って来る。 咲織は既に自由を奪われた裸身を捩らせた。
「もっと脚を開いて。 躯が柔らかいことはさっき見せて貰ったわ。 もっと開けるでしょ。 江梨菜ちゃんの口の前に丁度秘唇が来る位置まで開くのよ。」
 そう言うとよう子は飯田と眼で示しあって、咲織の足枷に繋がった縄を一気に引いた。 
抵抗のしようも無かった。 二人は咲織の脚が直角より少し開いた所で、柱に縄を結び付けた。 

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☆ その858=秘唇の裏。

 咲織は二本の鉄柱の間で、小柄な割に長い手足を大の字に引き延ばされ、標本の蝶さながらに展翅されてしまった。 手首と足首の四個所にぴったりと填められた黒い革枷が白い咲織の柔肌を引き立てる最高のアクセントになっている。 

 大きく脚を開かされているために、たった四個所で留められているだけにも関わらず、首を動かす以外殆ど躯の動きを封じられてしまっていた。 部屋の真ん中で手首足首だけで展翅されているために、両の涼しげな腋も、ぷりぷりと量感のある乳房はもちろん、無毛の痴丘も、ぷるっとした尻たぼも、赤い花びらが仄かに見える秘唇まで、隠す物は何もなく全てが晒されている。 

 しかもその晒された柔肌は見るだけの対象としてそこにあるのではなかった。 その場にいる誰もに提供された性の供物だった。 胸の上下、腕、脚とここと言う処にぴたりと付けられた朱い縄目が、更なる嗜虐を誘う様に媚ている。

 展示された美しい裸身が見る事しか許されない余所余所しい美術品ではなく、誰でも自由に触れられる人形として、今ここに晒されている事を部屋にいる者全員が知っていた。 もちろん、咲織自身も含めて。   

 何の気づかいも要らずに、その美しい裸身を思う様に弄べるという事実が、咲織により一層貴く掛け替えのない美しさを纏わせていた。 同じ奴麗である麗子や江梨菜までもが、うっとりと咲織の姿を眺めた。  

『あぁ、一体何を、何をされるの。 怖い、怖いです、ご主人様。 ご主人様以外の人に素肌を晒しているだけでも耐えられないのに。 この上、飯田さん達にこの躯を弄ばれるなんて。 みんなに好きに触れられ、鞭打たれ、そして犯されるんですか。 あぁ、いや、いや。 耐えられない、胸が苦しい。 胸が塞ぐ。 なのに、躯が躯が火照ってくる。 また熱く燃えだしている。 あそこがひりひりとぐにぐにと蠢きだしている。 私って本当に、本当に婬らな女なの。 ご主人様の仰る様に。 あの母の様に。 いやぁぁぁぁ。』

 咲織は心の底で叫びだしていた。 細っそりとした頤を持ち上げ、その黒目勝ちの瞳を天に向けた。 咲織の音にならない啼き声が皆に聞こえた。 ぴんと張られた細い太腿がぷるぷると震えていた。 

「あぁ、嘗めたい。 いいでしょう。」
 江梨菜が感に堪えない声で悠介を振り返る。 悠介が頷く前に江梨菜は四つん這いのまま前に進み、咲織の秘唇に唇を押し付けた。 舌先が器用に咲織の秘唇を割り、捲り上げる。 捲られたぽってりと肉付きのいい秘唇の裏側を江梨菜の舌が這う。 べちょべちょという柔肉と舌が奏でる婬美な音が部屋の空気を湿らせていく。 

「江梨菜っ。 続けていろ。」
 悠介は叫ぶ様に命じると、江梨菜の背後に回り、ぱんぱんに張ったショートパンツを一気に引き下ろした。 ぶるんと肉厚の張り詰めた尻たぼが弾け出た。

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☆ その859=焦らさないで。

「欲しいだろ。」
 悠介の言葉に江梨菜は咲織の秘唇から口を離さず、しなやかな躯全体で頷いた。 弾力のある肉に張り切った江梨菜の小麦色の肌が光を増した。 悠介はズボンを降ろすのももどかしそうに自らも跪いて江梨菜の膝を割って体をこじ入れる。 両掌で江梨菜の肉厚の尻たぼをがっしりと掴んで左右に割り拡げた。 既にねっとりと蜜で濡れたうっすらと褐色に色んだ秘唇にぎんぎんと漲った浅黒い肉傘を押し当て、一息に貫いた。

「あぁぁぁんんんん。」
 江梨菜が咲織から顔を上げ、一声啼く。 さらさらとしたショートヘアを振って、すぐに咲織の秘唇に唇を戻す。 悠介の腰が江梨菜の湿った尻たぶを打つ音が響いた。 ぱんぱんと高く響く度に江梨菜の浮き出た肩胛骨ががくがくと震える。 しっとりと肉を纏った背中が上下に波打った。 

「江梨菜ちゃん、熱蝋なんか欲しくない?」
「是非、是非。 いっぱい落としてやって下さい。」
 よう子の囁きに悠介が荒々しい息の中で答えた。 

「熱い雫をその背中にたっぷりと、あげるわ。 咲織ちゃんから唇を離したりしちゃ駄目よ。 江梨菜ちゃんもマゾなら、息を飲んで耐えた方が昂まるのは知っているでしょ。」
 よう子はベッドサイドのチェストから取り出した二本の赤い蝋燭に火を付けた。 大きな青白い炎が燃え立った。 パラフィンの匂いが咲織の鼻を付き、咲織は瞳を開けた。

 瞳の前によう子のうっとりとした冷たい美貌があった。 その下に悠介の慾情の熱に浮かされた顔。 さらに下には艶やかな江梨菜の艶やかな背が弓を描いていた。 

 咲織の秘唇に吸い付いた江梨菜の唇がびくんと脈打った。 薄っすらと汗の載った江梨菜のたおやかな背に紅い熱蝋の雫がぽたっぽたっと落ちていく。 その痛みのままに、江梨菜の舌が激しく咲織の秘唇で動く。 感じる度に強く花びらを吸われた。 江梨菜の口の中で咲織の粘膜の花びらはそよぎ、そこを舌が音を立てて嘗め上げる。 びりびりと感電した様な感悩が咲織の中を走っていく。 そのまま走るかと思えば、自分が啼くために江梨菜の口は咲織を離れる。 そのぎこちなさが咲織の感悩をより焦らす。 

「あぅ、あぅ、あっ、あっ、あっ。 ぁぁぁぁんんんん。」
 咲織は朱い縄目に飾られた乳房を揺らして、嗚咽を漏らし始めた。 すらりとした太腿をぶるぶると痙攣させ、咲織は仰け反った。 その瞬間、強い力で上を向いた乳球を鷲掴みにされた。 揉むと言うより、握り潰す様な強い力だった。 鈍く重い痛みが脳よりも先に咲織の子宮に響く。

 片方の乳房を握り潰したまま、その掌はぐにぐにと捏ね回してきた。 咲織はその掌から逃れようと躯をくねらす。 くねりながら、その掌から逃れたいのか、もっと無茶苦茶にされたいのかさえ判らなくなっていく。

「あぁぁぁぁぁぁ。」
 突然、菊華に異様な刺激を感じて、咲織は声を上げた。 

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☆ その860=小麦色の肌に。

「ちょっと前までディルドゥを入れっ放しにしていたとは思えない締まり方だ。 ゆるゆるの麗子とは違う。 それにこの尻の弾力はどうだ。 柔らかくて弾んで、握れば握る程撥ね返してくる。 それに掌に吸い付くこの柔肌の滑らかさ。 何よりもこの反応がいいな。 切なそうに細い腰をくねらせて。 なんともそそってくれる。 一樹一人に独占させておくのは勿体なさ過ぎる。」 
 飯田は指に潤滑クリームをたっぷりと取り、咲織の菊華の中に塗り込める様に指を動かす。 やがて親指との間で菊華の肉を内外から撮んで揉み解し始めた。 

「あぁぁっ。 うっうぅぅんんん。 あぁぁぁんんん。」
 秘唇とその内側の花びらは江梨菜の口で刺激され、そのうえ飯田に菊華と乳房を同時に責められる。 咲織は両腕を繋いでいる縄をひしと握りしめ、躯の中心を貫く感悩に耐えた。 ぎしぎしと縄が擦れる音が咲織の感悩の強さを示して、艶めかしく部屋に響く。 


「あぎゃぁぁぁぁんんん。 いっ、いっ、いいっ。 悠介っ、もっと、もっと、もっと突いて、もっと激しくっ。 いっ、いきそうぉぉぉぉぉぉぉ。」
 咲織の押さえた喘ぎ声と縄の軋みを貫いて、江梨菜の雄叫びの様な啼き声が轟いた。 その声に昂ぶった悠介は江梨菜のぱんと張った腰骨を抱いて、激しく腰を振った。 ぱんぱんと肉を肉が打つ音が高く鳴った。 

「江梨菜ちゃんは、喘ぎも賑やかでいいわ。」
 よう子は膝を床に着き、炎がその背を灼く程に蝋燭を近づけた。 溶けやすいパラフィン系の蝋燭は細い輝く糸となって、江梨菜の背に降り注ぐ。 若い柔肌に当たって細かな熱蝋の飛沫を上げた。 江梨菜の背が肌が見えない程に赤い蝋で埋め尽くされていく。

 感悩の炎に炙られ啼き叫ぶ江梨菜には、咲織の秘唇を責める余裕を失っていた。 赤い蝋の衣を纏った背中が折れ曲がる程弓反らせる。 顎を天に上げて、赤い唇から火が付いた様な悲鳴を迸らせる。 咲織の脚にしがみ付き、鎌首を上げた白蛇の様に上体を持ち上げた。 

「打って、打って、私を打って。 いきたい、いきたいの。 あ~~~んんんん。」
 江梨菜は黒く縁取られた光を湛えた瞳でよう子に懇願する。  

「いくわよ、江梨菜ちゃん。」
 よう子が長く革帯の多い房鞭を手に江梨菜の腋に立った。 ぶぅんと空気が鳴った。 続いてばずっと重い音が江梨菜の背で響く。 ばらばらと赤い蝋が花弁の様に舞い上がった。 蝋の下から現れた肌が見る間に蝋と同じ赤に染まっていく。

「うぎゃぁ~~~~~~。 あぅっ、い、いいぃぃ~~~。」
 江梨菜は絶叫を上げ、金色に近い髪を振り乱し、咲織の秘唇にむしゃぶりつく。

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☆ その861=太い物で。

 責めると言うより、まるで飢え、乾いた獣が蜜の滴る果物にむしゃぶりつくといった風情だった。 咲織の秘唇全体を口に頬張り、じゅるじゅると音を立てて吸い込む。 口の中にそよぐ咲織の花びらを噛む様に舌で下から上へと嘗め上げる。 

「あはぁぁぁぁぁんんんんん。」
 咲織は堪らず高い啼き声に喉を震わせる。 両腕を左右に拡げている縄がぎしぎしと軋む。 頤を仰け反らせ、巻き毛を振った。 その細く柔らかな首筋に背後から飯田が吸い付く。 ざらつく舌でずゅぼずゅぼと柔肌を嘗め上げる。 小さく丸い肩からうなじそして耳元まで嘗めていき、耳朶を咬む。 

「痛っぅぅぅぅぅぅ。」
 飯田の歯が耳朶に喰い込み、咲織は悲鳴を上げた。 撓わな乳房を揺すって、痛みに耐える。 その乳房を大きな饅頭を捏ねる様に玩び、飯田は咲織の尻たぼに平手を打ち付けた。 ぴしーーんと高い音が響き、弾力のある尻たぼがぶるんと波打つ。 

「あぁぁぁぁぁんんん。」
 咲織は啼いた。 
「痛いか。 もっとか、もっとか。」
 飯田は興奮した声を上げながら、幾度も咲織の尻たぼに平手を叩きつけた。 華奢な咲織の躯が四本の縄の中心で大きく揺れる。 肉を打つ音に咲織のか細い悲鳴が続いた。 

「ほらほら、大好きな痛みだ。 もっと気をやれ。」
 飯田は咲織の尻たぼに太い指を喰い込ませ、左右に押し拡げた。 ほんのりと桃色を載せた咲織の菊華がクリームにてらてらと光ってその姿を飯田に晒す。 ズボンを降ろしていた飯田の太い物が押し付けられる。 

「いゃぁぁぁぁぁぁ。」
 咲織は全身を硬直させ、桃色の唇から飛沫を飛ばして啼いた。 三宅が与えたディルドゥより二回り程も太い飯田の赤黒い肉傘が桃色の菊華を押し拡げていく。 調教されているとは言え、まだ狭隘な咲織の菊華は身が裂ける痛みを咲織に伝えてくる。 江梨菜が掴んだ咲織の太腿がびりびりと震えていた。 

「大丈夫だ。 裂けはしない。 した所で、俺が治してやる。」
「いやぁぁぁぁぁぁ。 裂けるぅぅぅぅぅぅ。」
 飯田は咲織の尻たぼをがっしりと掴み、下から突き上げる様に肉傘を押し込んでいく。 
今まで躯の中で渦巻いていた感悩は痛みの前に消し飛び、咲織はただ身が裂ける痛みと恐れに啼き叫んだ。 

 痛みの涙で歪んだ咲織の視界に三宅の姿が映った。 咲織は躯を貫く痛みさえ忘れ、心の痛みに胸を詰まらせた。 

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☆ その862=嫉妬。

 三宅はソファにゆったりと腰掛け、麗子を膝に乗せて抱いていた。 麗子の背中の艶やかな象牙色とそれを掻き抱く三宅の浅黒い掌のコントラストが咲織の瞳に飛び込んできた。 鞭打つのでもなく、熱蝋を掛けるのでも、麻縄で縛るのでもなく、その躯を見せ物にするのでもなく、まるで愛し合う恋人達の様に三宅は麗子を抱き、明らかに口づけを交わし合っていた。 二人の顔は見えなかったが、麗子のしっとりと脂の載ったたおやかな背中が歓びに打ち震えている様に見えた。

『何故、何故なの。 あんなに優しく麗子さんを。 私を他人の手に堕としておいて。 これも責めなんですか。 これも奴麗が受けなければならない責めなんですか。 私の心がどんなに傷つき、涙を流しているかご存じないのに。 ご主人様が咲織の痛みを楽しんでらっしゃる筈など無いのに。 それとも、私の心の痛みをお判りになるのですか。 それで、傷口を開いて楽しまれるのですか。 私は何処まで墜ちればいいんですか? 何処まで墜ちたら・・・。 あぁ、愛してなど貰えないんでしたね。 ただ、ご主人様の所有物に、完全な所有物になることしか許されない・・・。 それなら、いっそ。』

 三宅と麗子を瞳にした一瞬の裡に様々な思いが荒波となって咲織の心に打ち寄せた。 

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
 咲織は天を向き、愛らしい唇を震わせて声を限りに啼いた。 啼き声が震える度に心の襞が切れ、血が流れる。 菊華を襲う痛みも、秘唇を震わす愉悦も消し飛んでいた。 何も感じなかった。 何も見えなかった。 何も聞こえ無かった。 

『あぁ、いっそ、心が壊れて何も考えられなくなる程に鞭で打たれたい。 躯ごと壊れてしまいたい。』

 喉が痛み、声が薄れていった。 

「よしっ。 入れるぞ。」
 飯田が短く気合いを入れた。 飯田の大きな肉傘に突き上げられて、咲織の小柄な躯がふっと浮き上がった。 

「ぐはっ。」
 悲鳴すら上げられなかった。 どーーんと躯が裂ける圧倒的な痛みが脳天まで貫いた。
 心が流す血も涙も全てを吹き飛ばして、肺腑が潰れる程の苦痛だけがそこにあった。 四肢を留める麻縄をぎしぎしと軋ませ、咲織のか細い手脚が懸命に足掻く。 

 飯田のどす黒い肉傘は咲織の桃色の菊華を押し開き、ずぶりと中に姿を没した。 咲織の躯を貫く痛みを余所に、ディルドゥによる拡張と潤滑クリームのせいで、飯田の物はするりと咲織の菊華の奥深くまで侵入していく。

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☆ その863=この乳を打って。

「ふふっ。 締める、締める。 まるで処女だ。 それにこの景色のいいこと。 桜色の菊華を俺の黒い物が蹂躙している。 これ以上は無い無惨で美しい絵だ。 麗子の色ずんだ菊華ではこの凄惨さは得られない。 よう子さん、見てみろ。 血が騒ぐぞ。」
 飯田は咲織の乳房を我が物顔に弄び、歓びの声を上げる。 

「まあ、ほんとう。 落花狼藉そのものだわ。 見ているだけで熱くなる。 もっと、もっと責めてあげて。 私も手伝うから。」
 よう子は鞭を掌にしたまま、咲織の剥き出しの腋に顔を埋めた。 うっすらと汗の載った柔らかな肉を舌で押し上げる様に嘗め回す。 飯田の掌と一緒に咲織の乳球をぐちゅぐちゅと揉みしだいた。 そうやって咲織の躯を楽しみながら、一方の掌にした鞭を真下の江梨菜の背に振り下ろす。 ぴちーんと高い音を立てて、江梨菜の背で鞭が爆ぜる。 

「あっ、いぃぃ。 いぃぃ。 もっと、もっと打って、打って。」
 江梨菜は咲織の秘唇から顔を上げ、啼いた。 興奮に顔を朱くした悠介が腰を突き入れ、両掌でぱんぱんと江梨菜の丸く張った尻たぶを打ち据えていく。 その音を割って、よう子の鞭が江梨菜の背で高く嘶く。 

「いいっ、いいっ。 いくっ、いくっ。 いっくぅぅぅぅぅぅぅ。」 
 江梨菜がまるで断末魔の白蛇の様に上体をむっくりと起こし、叫ぶ様に艶啼を響かせて、しなやかな躯をぶるぶると震わせる。 その背によう子の容赦ない鞭が飛んだ。 ばらばらと紅い蝋燭が花弁の様に散り、若い肌がさっと朱く色付く。 

「いぃぃぃぃぃぃ。」
 江梨菜は一際高く啼くと、腕をがっくりと折り、べったりと上体から床に倒れ込む。 悠介は江梨菜の腰をがっしりと掴んで双臀を抱え、硬直を江梨菜の中に激しく叩き込む。 

「いくぅぅぅぅ。 いくぅぅぅぅ。 も、もう許してぇぇぇぇ。」
 江梨菜は床に顔を押し付け、啼き声を噴き上げた。 
「もっと、もっといきなさい。」
 よう子は咲織から唇を離して、倒れ込んでいる江梨菜に言った。 弓形に折れる江梨菜の背に渾身の力を込めて鞭を当てる。 

「ばしーーーーん。」
 肉を打つ重い鞭の音が響く。 
「ぎゃぁぁぁぁ。 も、もっとぉぉぉ。」
 江梨菜は一層背を弓反らせ、絶叫を迸らせる。 悠介はその江梨菜を膝に乗せる様に抱え上げ、硬直を江梨菜の中に突き入れたまま、江梨菜の躯を上下にシェイクした。 

「よう子さん、こいつの乳を打って。」
 悠介が叫ぶ様に言った。

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☆ その864=鞭の朱。

 悠介の言葉によう子の瞳がぎらりと光った。 
「いくわよ。」
 よう子は房鞭を二度三度としごく。 鞭を振りかぶると、斜め上から江梨菜の胸に打ち当てた。  

「びい~~~ん。」
 高い鞭音が空気を切り裂いた。 小振りながら形のいい江梨菜の双乳が一瞬、鞭に凹み、ぶるんと揺れる。 頂きに立つ褐色の乳首よりも鮮やかな朱の横縞が江梨菜の乳房に浮かびあがった。

 江梨菜はオレンジのあひる口をぱくぱくと開けた。 叫ぼうとするのにその空気が胸から出てしまった苦しみと愉悦に悠介の腕に掴まれた躯を右に左に揺さぶる。 

「あいつらもお楽しみだ。 今日は咲織さんが主役なんだから、あいつらの何倍も楽しんで貰わなくっちゃ。」
 飯田は咲織の乳房を歪ませながら強く捏ね回す。 その乳房を支えにして、下から突き上げる様に太棹を咲織の菊華にねじ込む。 咲織の華奢な躯が突き入れられる度に浮き上がり、ぎしぎしと縄音が響いた。 

「うぁぁぁぁぁぁ。 ゆ、許して。 許して、飯田さん。 く、苦しい。」
 飯田の剛直が咲織の直腸いっぱいに突き入れられる。 その裂ける様な痛みと粘膜を通して子宮を突き上げる愉悦の波が咲織を襲う。 同時に、便意にも似た苦しみが腹の中で暴れた。 咲織は丸い額に脂汗を浮かばせ、ぽってりとした桃色の唇を開いて飯田に懇願し続けた。 

『いやっ、いや。 く、苦しい。 躯だけじゃない。 心ももう悲鳴を上げている。 心臓を掴まれて締め上げられているみたい。 あぁ、どうして、どうして、ご主人様は私をこんな人に。 私の躯をこんな人に自由にさせるの。 私は一体どこまで・・・。 いゃ、嫌、嫌。 こんなにも苦しいのに、辛いのに、何処かで感じている。 重い重い感悩の愉悦が涌き起こってくる。 いやぁぁぁぁ。』

 咲織は啼いていた唇を噛んだ。 飯田を振り払おうとして、自由の奪われた細腰を前後左右に振り立てる。 逃れるための哀れな動きは凌辱者の物を擦り上げ、却って愉びを与えるだけとは思いもしなかった。

「そうか、そんなに俺を感じたいのか。 気持ちがいいのか。 ついにお尻でも感じる奴麗になったのか。」
 飯田は薄い唇の端に笑みを浮かべ、更に腰を突き上げる。 
「よう子さん、もっと、もっと打って。 お、俺もいくから。」
 咲織の下の方で、悠介の叫び声がした。

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☆ その865=突き上げられて。

「びしーーん、びちゃーーーん、ばちーーーん。」
 遠慮の無い鞭音が響く。
「あぁ~~~~~。 いぃぃ。 いぃ~~~。」 
  その合間を縫う様に江梨菜の艶啼が迸る。 江梨菜の双乳は歪み、上下、左右に揺れ続けた。 その躯を今は床に胡座を掻いて江梨菜を抱えた悠介が下から突き上げる。 江梨菜はついに悲鳴すら上げられず、唇からだらだらと涎を零し始めた。 

 虚ろな瞳を虚空に放って、江梨菜は愉悦の頂きを彷徨っていた。 細い躯がぐいんと仰け反る。 頬に貼り付いたショートヘアが離れて揺れる。 
「うぉぉぉぉ。」
 がっしりと江梨菜を背後から羽交い締めにして、悠介が体を震わせた。 江梨菜を胸に乗せて、背中から仰向けに倒れ込む。 

「江梨菜ちゃんは激しいわね。 咲織ちゃんも飯田さんだけでは寂しいでしょ。 可愛がって上げる。」
 よう子のしなやかな指がいきなり咲織の秘唇を割った。 粘膜の花びらを掻き分けて、花鞘の中に入り込む。 すぐに芥子粒程の粘膜の粒が密集した感器の小さな丘を見つけて、その裏側まで撫で回す。 既に蜜で満たされていた花鞘からぐちゅぐちゃと言う婬らな摩擦音が聞こえてくる。

 飯田に侵され、苦悶にのたうつ躯の芯から、いきなり感悩の愉悦が噴き出し、咲織の躯は戸惑った。

「あぁぁぁぁぁぁぁっっっ。」
 一瞬の間を置いて、咲織は細い頤を反らせ、歓喜の声を吹く。 
「いいのね。 感じてる。 あぁ、虐めたいわ。 快楽なんか一切与えないで、啼き捲らせたい。 叫び声が聞きたい。 苦悶にのたうつ躯が見たい。」
 よう子は片手で咲織の秘唇をまさぐりながら、咲織の肩に首筋に舌を這わせた。 

「後で、後で苦悶にのたうたせよう。 まずは、俺がすっきりしてからだ。 もう、暴発しそうだ。 凄い締め付けだ。 俺の物を下から肉傘までぎりぎりと蜷局を巻いて締め上げてくるんだ。」
 飯田は咲織を突き上げながら、吐き出す様に言った。 

「うふっ。 楽しみね。 一緒に責めましょう。 あぁ、私ももやもやとして来ちゃった。」
 よう子の指は一層激しく、一層細やかに咲織の秘唇の中で蠢いた。 掌を離さずに咲織の前に跪くと、片手で咲織のぴんと伸びた細い太腿を掴み、唇を秘唇に押し当てる。 

 長い指を咲織の蜜鞘の中に遊ばせたまま、舌を伸ばして秘肉を抉る様に花びらを嘗め上げていく。 

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☆ その866=イヤ、イヤ。

「あぁぁぁぁぁっっ。」
 咲織は高く啼いていた。 押さえようにも押さえきれない感悩のマグマがから躯の芯から噴き出していた。 それは蜜鞘から噴き出し、子宮を震わせ、飯田の犯し続けている菊華の苦痛までも巻き込んで膨れ上がり、胸を熱く焦がした。 

『嫌、嫌。 止めて、よう子さん。 同じ女性なのに、どうして私の辛さを・・・。 あぁ、感じてしまう。 躯が求めてしまう。 もっと、もっとと。 ああ、変になる。 変になっていく。 躯が熱い。 苦しいのに、苦しくして逃げ出したいはずなのに、突き上げてくる、感悩が。 あぁ、あぁ、苦しい。 感じ過ぎすぎて苦しい。 あぁ、もうもう、感じたい。 例え、飯田さんでもいいと思ってしまう。 この躯が憎い。 嫌、嫌。 私はご主人様の、ご主人様だけの物なのに。 ご主人様、ご主人様ぁ。』

 虚ろになっていく意識の中で、咲織は三宅を求めていた。 三宅はいつの間にかその引き締まった体を見せ、麗子を膝の上に抱いていた。 麗子の豊かな乳房を三宅は背後から揉みしだいている。 麗子は喘ぎ声こそ出していないものの、その整った貌を愉悦に綻ばせ、爛れる様な色香を放っている。

 白いむっちりとした太腿を大きく裂いて三宅の体を跨ぎ、金色の鎖で飾られた無毛の秘部をあからさまに見せていた。 その中心の紅い花弁を割り裂いて三宅の黒光りする物が麗子の中に没しているのが見えた。

『あぁ、あんなに優しく、麗子さんを抱いて。 ご主人様はどうして・・・。 私を苦しめるため? 躯だけでなく心にまでも鞭を打ち、針を突き刺して弄ぶため? それなら、本当にそのためならどんなにか嬉しい事でしょう。 でも、麗子さんと二人で私が飯田さん達に弄ばれ、苦悶にのたうつの姿を肴にして楽しむのだとしたら・・・。 あぁぁぁ、そんなこと、そんな辛いこと考えられない。 あぁぁぁ、それでも私はご主人様から離れられない。 ご主人様に命令されたら、どんなことでも聞いてしまう。 いやぁぁぁ。』

 咲織は飯田に侵され、突き入れられ、引き抜かれる度に菊華を襲う苦痛と感悩も、よう子の唇に玩ばれている秘唇が伝える愉悦の波さえ忘れさせる。 その胸を業火で焦がし、血が滴るような痛みを味わわせているものが嫉妬だとも気づかずに。 ただ、余りの痛みに唇を噛み締めていた。

「うぐっ。 ぐはっ。 ぐうぅ。」
 何も知らぬ飯田はただ己の欲望のままに咲織の菊華を蹂躙し続けた。 飯田が突き上げる度に、四本の縄で展翅された咲織の躯は宙に浮いた。 肺腑を潰される呻きを上げる。 

「いい。 いいぞ。 うっ、うぉぉぉっ。」
 飯田は唸り声を上げて、咲織の躯を恣に使った。 太い硬直で咲織の直腸を貪る。 撓わな乳房の弾力を両掌で楽しみ続ける。 

「思ったより頑張るわね。 それなら徹底的に啼かせてあげる。 飯田さん、まだいっちゃ駄目よ。 お楽しみはこれからなんだから。」
 よう子は飯田にそう言い置いて、咲織から離れた。

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☆ その867=ゾクっとする笑み。

「まだ大丈夫?」
 奥のベッドサイドから木製のキャスターを運んできたよう子が飯田に声を掛けた。
「大丈夫だ。 こんな気持ちのいいことはそう易々と終わらせたら詰まらない。」
 飯田は太い硬直を咲織の中に入れたまま答える。

「ふっ。 いつまでその無意味ながんばりが持つかしら。 これはご主人様にもまだ使われた事はないんじゃない?」
 よう子は黒いプラスチックの懐中電灯程の器具を取り出し、飯田に突き上げられて喘いでいる留咲織の眼前に突きつけた。 先端に透明なシリコンゴムで出来た長さ2センチ、太さ2ミリ程の突起が無数に付いている。 よう子が咲織の眼前でスイッチを入れるとモーターの唸り音と共にその一つ一つの突起がまるで邪心のある物の様に大きく震え出す。 

「それとこれ、同時に使って上げるわ。」
 よう子が次に見せた物はもっと直裁的に禍々しい玩具だった。 スイッチを入れると男の型を模した透明なシリコン部分が光り、そのシリコン皮膜の中に封じ込められた無数のパチンコ玉程の粒が上下左右に踊った。 結果としてその玩具は振動をするだけでなく、渦を巻くように全体がくねり、その中の玉が踊る事で表面に出来た無数の瘤が動き回った。 

『そ、それは。 以前に宮本チーフに使われた時と同じ。 あぁ、あの時の狂ったような感悩を躯が覚えている。 私はあの時、何度も何度も苦しい程にいかされた。 どうしよう。 今、飯田さんに菊華を責められてその上、そんな物を入れられたら・・・。 あぁ、どうして、どうしてよう子さんは私のことをそんなに・・・。』

 睫毛を伏せた咲織の耳に二つの玩具が立てるヴぃーんと言う凶暴なモーター音が木霊する。 自ら作った暗闇の中のでその機械的で暴力的な音が飯田に与えられる苦痛と感悩の疼きに不安と怖れを倍加させる。

 咲織はよう子が差し出した二つの禍禍しい玩具から顔を背けた。 咲織の戦く様子によう子は端正な顔を綻ばせ、咲織に軽くキスをした。

「うふっ。 怖がらなくていいのよ。 可愛がってあげるんだから。 たっぷりと、声が涸れるまで啼かせてあげるわ。」
 よう子は掌にしたバイブの先で咲織の首筋から飯田に揉み立てられている胸、臍、ぷッくりとした無毛の丘へとなぞっていく。 ぞみぞみとした不安と感悩が無数の芋虫となって柔肌を這い回る様だった。 咲織の噛み締めたぽってりした唇がぷるぷると震える。 つんとした顎を上げた。 伸ばした細い頤がひく付く。

 よう子は床に跪き、咲織の秘唇を長い指で拡げた。 顔を出した艶々とした桃色の粘膜の花びらまでも開いていく。 透明な蜜をたっぷりと含んだ紅い粘膜の花鞘が現れる。

「あら、この子こんなに感じやすいのに蕾が花萼で覆われてる。 ふふ、でも全体を掻き混ぜてあげれば、一緒よ。」
 よう子は不敵な笑みを浮かべた。

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☆ その868=もっと太い物でも。

 咲織の既に潤っている粘膜の花びらを開いて、男の物を模した玩具の震える先端を宛がった。 杉山からたっぷりと熱蝋を垂らされて未だにじんじんとした痛みすら感じる花びらは敏感に反応する。 びりびりとした電流が次から次へと咲織の中を駆けていく。 よう子の目の前にある咲織のすらりとした内腿がぶるぶると震え出す。

「まあ、反応のいいこと。 それとも、後ろだけ使って貰って、ここは寂しくって仕方がなかったのかな。 入れて入れてと啼いていたのね。 ふふふ、欲しがりなのね。 いいわ、こっちも可愛がって上げるから。 前後同時に責められる歓びを与えて上げる。」
 よう子の鼠をいたぶる猫の様な口調に咲織の唇から絶望的な溜息が漏れる。 よう子は禍々しい玩具を咲織の花びらを裂いてずぶりと押し込んだ。

 ぐっと張り出した傘の部分が小さな咲織の花びらを無理矢理押し開く。 ずぶりと花鞘の中に姿を没した。 玩具を含まされた粘膜の花びらは今にも裂けそうな程に薄く鮮紅色を見せている。 

「ねぇ、江梨菜ちゃん、もう正気に戻った? 綺麗よ。 見て。 光が粘膜を透けてほら。」
 よう子が咲織の中に没したバイブのライトを付けた。 咲織の花弁が内側から照らされ、光を透かして薔薇色に輝いて見える。 すぐ上の肉の蕾も纏った蜜に光を受けてルビーの様に煌めいていた。 

「本当、こんなに綺麗なものなの? 私もかな、見てみたい。」
 江梨菜が無邪気に言った。
「江梨菜はもうちょっとくすんでいると思うよ。 ちょっと使いすぎだし、元々肌が咲織さんよりは小麦色に近いから。 それも婬美で好きだけど。」
 悠介も咲織の股間に顔を寄せて来た。 

「君たち、俺が突き上げるが、もう鑑賞はいいかな。 我慢が出来ないんだが。」
 飯田が背中越しにせっぱ詰まった声で言う。
「我慢されることはないわ。 どんどん、突き上げてください。 今にもっと良くなりますよ。 今まで感じたことがない程に。」
 よう子はそう言うと、玩具を咲織の花鞘の中にぐっと押し込んだ。 ぴったりと閉じた細い粘膜の管を開きながらバイブが咲織の中に入っていく。 その圧迫感と身が裂ける痛みが咲織の肺腑を締め付ける。

「うぐっ。 ぐはっ。」
 咲織は平らな腹を小刻みに波打たせ、押し殺した呻きを漏らす。 閉じた瞼にちろちろと光が瞬いた。
 
「ずっごーーい。 全部入っちゃった。 女って不思議ね。」
「江梨菜ちゃんならもっと大きい物でも大丈夫でしょ。」
 よう子がちろりと江梨菜を嗜め、バイブのスイッチを入れた。 肉の奥深くからくぐもったモーター音が響く。 三人が凝視している前で咲織の可憐な粘膜の花びらが玩具に巻き付く。 ぐにぐにと右に左に掻き回される様に花びらは蠢き始めた。

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☆ その869=きゅっと。

「おおっ。 動く、動く。 バイブの振動が直に伝わってくる。 凄いぞ。 震えながら俺のを食い千切らんばかりに締め付けてくる。 締め付けながら巻き付いて扱いてくる。 尻たぶがぶるぶると震えている。 こりゃ凄い。 駄目だ、いきそうだ。」
 飯田は咲織を辱めるためもあって態と大きな声で皆に話した。 同時に両掌でがっしりと咲織の細腰を包み、咲織の華奢な躯を大きく上下にシェイクし始める。 

 咲織の拡げられた足の踵が浮き上がり、爪先までも床を離れた。 と思うと一気に下げられ、飯田の太い物が菊華にずぶりと侵入してくる。 粘膜を挟んでよう子の動かすバイブが飯田の物と擦れ合う。 直腸の粘膜と花鞘の粘膜がぎゅっと擦り上げられる。 まるで躯の中に掌を突っ込まれ、内臓を掻き混ぜられる暴力的な感悩が渦を巻いて咲織の中を暴れ回り始める。 

「うぅぅぅぐぅぅぅ。 ぐぐっ。 がはっっっ。」
 咲織は堪らず、噛み締めていた唇を開いて苦しげに喘ぎを放つ。 二度、三度と躯をシェイクされる裡にべっとりと脂汗が後れ毛の辺りから鎖骨まで滲む。 苦悶に優美な眉は寄せられ、円やかな頬は朱に染まって歪んだ。 

「まだよ、飯田さん。 もっと良くなるから。」
 よう子はくねくねとくねる玩具を激しく上下に動かした。 ずゅぽずゅぽと蜜の擦れる婬美な音が肉に響く。 蜜にぬめ光る粘膜が玩具に絡み付く。 その秘めるべき姿さえ見入っている江梨菜達の前に曝け出された。

 よう子はバイブを上下させながら、もう一つのイボイボの付いた玩具を江梨菜に手渡した。 江梨菜は頷くとすぐに、よう子の操るバイブのすぐ上で輝いているルビーの様な蕾にそのイボイボを宛がった。 ヴィ~~~ンと音を立てて、無数の突起が咲織の蕾を捉た。 挟み、圧迫しながら右に左にと揺さぶる。 

 二つの玩具で責められた咲織の紅い粘膜も露わな股間の白い肉がぶるぶると震え、その激しさを示していた。 すんなりとした内腿に筋肉の筋が走り、命を削る蝉の様にびくびくと振動していた。 斜め上に腕を引っ張る縄を必死に掴んだ小さな掌が白かった。 

 よう子も江梨菜もその凄絶な艶姿に躯を熱くさせ、本能の赴くままに余った掌で咲織のくびれた腰から太腿、そして内腿へと肌をまさぐり、唇をそこかしこに這わせ、舌で汗もろともに咲織を味わった。 

「ああ、駄目だ。 見ていられない。」
 脇でじっと見入っていた悠介が呟き、横から咲織の乳房にむしゃぶりついた。 撓わな乳房を両掌でむにゅむにゅと揉みしだき、先端に咲いた桃色の蕾にむしゃぶりつく。 口に入れた蕾を胸一杯に吸い、舌で包む様に嘗め上げる。 

「うっ、うっ。 うわぁぁぁぁぁぁ。」
 咲織は苦悶の喘ぎとも、感悩の善がり声とも付かぬ啼き声を上げていた。

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☆ その870=奈落の底。

『あぁ、変になってしまいそう。 躯中を掻き混ぜられているみたい。 全ての感覚が爆発してる。 一気に押し寄せてくる。 何も考えられない。 あぁ、躯中が苦しい。 何をされているのかさえ判らない。 お願い、もう、もう助けて。 あぁ、狂いそう。 ううん、もう、もう狂いだしてる。 あぁ、感じる、感じすぎる。 でも、でも、いけない。 逝こうとしても逝けない。 ご主人様とだったら、とっくにあの真っ白な大空を羽ばたいているのに。 真っ白な閃光が頭中瞬いているのに。 苦しい。 全身を掻き毟りたい程に苦しい。 お願い、もう責めないで、お願い私の手を自由にして。』

 前から後ろから上から下から躯中の感悩の壺を刺激され、神経を攪拌されて、咲織の中の感悩は荒れ狂っていた。 それは、気持ちいいという感覚にはほど遠い、重く、熱く苦しい感覚だった。

 先の見えない真っ暗な奈落の底を這いずり回っている地獄の罪人の様に骨が砕ける強い力で押さえつけられ、それから逃れようと足掻きながら、肉と言う肉を無慈悲に掴まれて、骨から引き千切られていく気がした。

 躯中の感器と言う感器を同時に遠慮会釈無く責め立てられ、膨れ上がり続ける感悩に恐怖さえ感じられた。 そのくせ、麗子と三宅の姿に、そして自分の置かれた哀し過ぎる立場に悲鳴を上げ続けている心は解ける事無く、絶頂を阻んだ。 行き着くことのない激しい感悩の津波が咲織を揺さぶり、苦痛にのたうち回らせる。

「うぁぁぁぁ。 あわぁぁぁぁぁ。 うくっ。 ぐわぉぉぉぉ。」
 咲織は啼くのではなく、咆えていた。 

「うぉぉぉっ。」
 飯田が雄叫びを発した。 薄い粘膜を挟んで咲織を責めているよう子と江梨菜さえ弾き飛ばす程に咲織の躯を激しく揺さぶった。 がっしりと拡げた足を震わせる。 と、両肘の間に入れた咲織の細っこい腰が潰れる程抱き締め、体をがくがくと震わせた。 

 飯田の精がどくどくと躯の中に放たれたのを咲織は感じた。 心遣いの欠片もない強い力で華奢な躯を締め上げられ、息も出来ずに消えかける意識。 その中で、見ず知らずと言っていい男の精を注がれる嫌悪感に苛まされた。 哀しい脂汗が全身を気味悪く包む。 

「いゃぁぁぁぁぁ。」
 咲織は叫んでいた。 可憐な躯の何処にあったのかと思う力で、躯を震わせた。 

『また、ご主人様の前で堕とされてしまった。 穢らわしい躯に。 いや、いゃ、こんな躯。 ご主人様に合わせる顔がない。 ご主人様に愛して貰える躯じゃない。 もう、もう咲織は、何処にも行けない。 墜ちていくだけ。』

 咲織の長い睫から滴った熱い涙の雫がよう子の頬を濡らしていた。

☆ ↓ 落ちてます、助けて!

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☆ その871=奴隷失格。

「いゃっ。 いやっ。 あぁぁぁぁぁっ。」
 咲織は赤子の様に泣き続けた。 細い手足に渾身の力を籠めて縮まろうとする。 手足を鉄柱に繋いだ縄がぎしぎしと音を立てた。 

「まあ、この子本気で泣いてる。 ご主人様に放って置かれて、寂しいのかしら。 奴麗はね、ご主人様に振り向いて貰うためには、ただひたすらにご命令に従うしかないのよ。 今は、私たちをこの躯で楽しませてくれればいいの。 簡単な事よ。 だって、されるがままに身を委ねて、感じるままに泣き叫べばいいんだもの。」
 泣きじゃくる咲織を宥める様な口調でよう子は耳元に囁いた。 
「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
 咲織は再び高く泣いた。 縄を引き千切らんばかりに細い手足に力を籠める。 繊細な筋肉がぶるぶると震えた。

「・・・。」
 悠介はむしゃぶりついていた咲織の乳房から口を離し、江梨菜と顔を見合わせあった。
「困ったな。 これでは幾ら泣き顔が可愛くても興ざめだ。 俺達は嫌がる者を無理強いする事に歓びを覚える様な下劣な趣味はないからな。」
 飯田も咲織から半透明の精が滴る太い物を引き抜き、よう子に口を歪めて見せた。 

「鎮まれ。」
 三宅が大股で咲織に近づき、いきなり頬を張った。 細い首が飛ぶがと思われる程斜め後ろに傾く。 桜色の優しい頬を三宅の手形が赤く覆い尽くしていく。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
 咲織は赤い唇を戦慄かせ、泣き叫んだ。 息が切れると胸をひくひくと引き攣らせ、喉を震わせる。 見捨てられた子猫の様な大きな瞳が三宅に縋り付く。

「おまえは誰の奴麗だ。」
「ご、ご主人様の。」
 小さな声で、咲織は答えた。 

「おまえは俺に身も心も捧げると誓ったな。 心もだぞ。」
「はい。」
 咲織は哀しげに長い睫を震わせ、俯く。
   
「だったら、俺の命令に従え。 俺の命令はこの人達をこの躯で歓ばせる事だ。」
「・・・。」
 咲織は唇を引き結び、いやいやと小さく首を振った。

「俺に、おまえのご主人様である俺に恥を掻かせるのか。 俺の奴麗はそんな恋と主従関係を混同する程愚かで聞き分けの無い奴麗なのか。 失格だな。」

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☆ その872=好きで好きで。

 三宅の最後の言葉は咲織の胸が凍り付く程に冷たかった。
「いいえ。 でも、でも、躯が、心が言うことを聞かないんです。 どうしても、どうしても。」

「おまえはこういう女だ。」
 三宅はそう言うと、咲織の胸を鷲掴みにして、螺旋が肉に描かれるまで捻り上げた。
「あぁぁぁぁんんんん。」
 咲織は四肢を引っ張られた躯を縮める様に首を曲げ、啼き声を上げた。 幾ら心が痛み、愉悦を拒否していても、何人もの掌で与えられ続けた刺激は今にも破裂しそうに躯の奥底に堪っていた。

 今、愛する三宅の掌で敏感な乳房を捻じ切れる程に捻り上げられ、痛みと共に被虐の電流が躯を貫いた。 それが溜まりに溜まった感悩の火薬庫に火を付けた。 可憐な躯を圧する愉悦に咲織の躯はがくがくと震えた。 堪えようとしても後から後から止めどない愉悦が躯の奥底から沸き上がり、震えが止まらない。 

 真っ白な肌は瞬く間に桃色に染め上がり、蒸気が見える程に熱く火照った。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。 あっ、あうっ、あん、あんっ。」
 三宅は咲織の啼き声が涸れて、苦しげな喘ぎに変わってもまだ咲織の胸を捻り続けた。 
痛みはいつしか痺れに変わり、躯の奥底まで染みこんでいた。 

『ご主人様。 ご主人様。 嬉しい。 この痛みが嬉しいです。』

 霞む意識の奥底で、三宅からの加虐を心の底から歓ぶ自分を見出していた。

「ふんっ。」
 三宅は怒った顔のまま、咲織の開かれた股間をぱしんと平手で打ち据えた。 咲織を繋ぐ縄がぴんと後ろに張った。 咲織の中で衝撃が痛みに変わる前にぴしん、ぴしんと三宅は連打した。 桜色の秘唇が瞬く間に朱く染まっていく。 

「あぁ、あぁぁんん。 あんっ、あんっ。 はぁぁん。」
 咲織は高く高く啼いていた。 痛みと共に怖ろしい程の感悩が躯の中を貫いていく。 貫かれながら、咲織の躯は沸点を超え、どろどろに熔けていくいく気がした。 躯の中を渦巻く肉の歓びに躯中の筋肉がどう対抗していいのかも判らず、暴走した様に痙攣する。 咲織は手足だけでなく、平らな腹までぶるぶると震わせた。 

 三宅に打たれる度に耐えがたい痛みと共に歓びが閃光となって爆ぜた。 びしんと柔らかな肉を打つ音は滴る蜜にすぐにぴちゃぴちゃと湿ったものに変わっていった。

「ふっ。 本当にご主人様が好きなのね。 好きで好きでしょうがないのね、身も心も。」
 一歩離れて咲織を見ていたよう子が呆れた様に、そして感動した様に独り言ちた。

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☆ その873=くすぐったい。

「だから、虐めたくなる。 単に愉悦をくれる存在だから従っているのではなくて、ご主人様の事を心から愛している奴麗だからこそ、欲しくなる。 この掌の中で啼かせたくなる。」
 飯田が、相槌を打った。 よう子と二人、婬らな視線を絡め合った。 

「恥を掻かせるな。 俺におまえを捨てさせるな。 おまえが本当に俺の物になってくれたのなら、一生奴麗として大切にしたいと思っている。」
 三宅は咲織を打つのを止め、皆にも聞こえる声ではっきりと言った。
 
『あぁ、こんな汚れた女を一生奴麗としておそばに置いていただけるのですか。 一生、大切にしていただけるのですか。 なんて、優しい。 なんて、嬉しい。 咲織は幸せです。 ご主人様のためなら、ご主人様のご命令なら、咲織はどんなに辛いことでも耐えられます。 いいえ、耐えてみせます。』

 胸の中を熱い物が込み上げ、躯中が潤ってくる思いに咲織は震えた。 様々な思いが一度に溢れた。 口から出た言葉は「はい。」の一言だけだった。 潤んではいながらも光を宿した瞳で三宅を見上げた。 

「うん。 いい奴麗でいろ。」
 三宅は咲織の熱い頬を両掌で包み、唇を重ねた。 咲織ははっと大きな瞳を更に大きくしたが、すぐに睫を伏せ、全てを受け入れたいと唇を開いた。 三宅は音を立てて咲織の口の中を嘗め回す。 恥ずかしそうに絡んでくる咲織の舌を自分の口の中に導き、強く吸った。 舌の根が痺れる痛みが咲織の躯を歓びとなって駆け抜ける。 三宅を抱き締めたいと細い腕が縄を軋ませた。 

「麗子、咲織さんを清めてやれ。」
 傍らに来ていた麗子に飯田が命じた。 咲織の菊華は潤んだ桜色の花弁の奥に紅い粘膜を僅かに見せて飯田の精を滴らせている。 麗子は躊躇わず四つん這いの首を伸ばし、 その菊華を丸呑みする様に大きく唇を開いて、ずゅるっと飯田の精を啜り込む。 しっとりと肌が艶めく頤を上下させてごくりと呑み込んだ。 そのまま舌を桃色に色付く菊花に這わせて、べちゃべちゃと嘗めていく。 三宅に心を奪われ、油断した咲織の躯をくすぐったい様な愉悦が駆け昇る。 

「あぁぁぁんんん。」
 咲織は華奢な躯を震わせ、三宅の口の中に甘い喘ぎを漏らした。 頑なに堅かった躯がいつの間にか、くにゅくにゅと蕩けだしているのを感じた。 

『ああ、ご主人様。 ご主人様の掌の中で溶け出している。 ご主人様の体の中にこのまま溶け込んでしまいたい。 このお口を通って、体のなかへ。 そうして、ずっと一つになるの。』

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☆ その874=溺れる体。

 強く吸われている舌の根から菊華までもが繋がっていた。 その菊華を直に引っ張られる痛みが走った。 咲織は優美な眉根を寄せ、苦しげに頬を喘がせながらも、うっとりとした命の輝きを見せていた。 縄で宙に留められた躯が歓びに揺れる。 その躯を三宅はしっかりと両腕に抱き留めていた。 

「さすが、ご主人様ね。 一発でこの子を蕩けさせちゃった。 負けるなぁ。」
 嫉妬を含んだ呆れた声でよう子が呟く。
「これで、また最高の奴麗に近づいた訳だ。 一度蕩けた躯はそう簡単に元には戻らない。 俺達も楽しめると言うものだ。 ほら、麗子に嘗め回されて、まん丸い尻たぼが嬉しそうにひくついてる。」
 飯田が部屋の隅の冷蔵庫から取り出したビールをよう子にも渡した。 

「あぁ、おいしい。 ありがとう。 咲織さんにも飲ませてあげたいけど、まだ未成年だから駄目かしら。」
「別の口から飲ませると言う手もある。 効きも早いし楽しみだ。」
 飯田が悪戯っ子の笑窪を頬に浮かべた。

 三宅は咲織の胸を力強い指がめり込むまで鷲掴みにした。 綺麗な球形が形も無く歪むまで今一度捻り上げた。 ずぅぅんと重い苦しみが咲織の子宮を打ち付ける。 咲織は捻られるままに爪先立ちに躯を持ち上げ、薄い背を仰け反らせた。

 苦しみと歓びに絞られた胸から吐き出された喘ぎは唇を重ねたままの三宅に留められ、咲織の中をぐるぐると掻き毟る。 咲織は三宅の腕の中で華奢な躯をがくがくと震わせ、絶頂を迎えていた。   

「判ったか。 おまえはこう言う躯の女だ。 奴麗にならねば本当の歓びが得られない。 奴麗になるために生まれた女だ。」
 息絶え絶えな咲織から口を離すと、三宅は威厳の籠もった声で皆に聞こえる様に宣告した。 

「おまえの身も心も俺の物だ。 誰に何をされても俺がおまえを捨て無い限り、それは変わらない。 そして、俺はおまえを捨てる気はない。 おまえは俺の物だ。」
 三宅は咲織の耳元に小声だが心の籠もった声を吹き込んだ。 その低い声が咲織の躯に滲みていく。 咲織はぶるりと躯を震わせた。 瞳を三宅に差し出し、こくりと頷く。 

『はい。 私は私の物でなく、ご主人様の物です。 何も考えず、ただご主人様の思い通りに感じ、苦しみ、啼くだけの存在。 それで幸せです。 きっと。』

 じゅわじゅわと躯の内側から甘い蜜が滲み出してくる。 胸が溺れそうに潤んでいた。 

「びしーーーん。」
 三宅の掌が咲織の撓わな胸を強かに打った。

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☆ その875=瞳を閉じて。

「遠慮することはない。 これから、たっぷりと歓びを感じるがいい。 皆さんにもう一度お願いして、朝が来るまで啼かせて貰え。 勝手な思いで取り乱し、無用な涙で迷惑を掛けたんだ、さ、今一度おまえからこの躯を好きなだけ玩んで下さい、と願い出なさい。」
 三宅は叱る様に言った。

『あぁ、やはり許しては下さらないんですね。 一番酷い責めだとご存じなのに。 それだからこそ、私に命令されるのですか。 皆さんに玩ばれろと。 咲織から皆さんに玩んで下さいと願い出ろと仰るのですね。 どれ程それが哀しい事か、辛いことかをご存じの上で。 あぁ、だったら、もう私には逃げ道はありません。 従うしか。』

 咲織の胸を深い悲しみが抉っていく。 噴き出した血で肺が塞がれ、窒息しそうだった。 そのくせ、同時に花鞘の奥がきゅんきゅんと収縮し、感悩の甘い蜜がしみ出してくる。 その蜜の甘さは喉までも駆け上り、咲織は酔った様に頬を朱らめる。 黒目勝ちの大きな瞳は潤み、泣き腫らした細く高い鼻先が高山の一輪の花のように赤い。

 咲織は躯が押される様な視線に顔を上げた。 三宅が少し離れてじっと咲織を見守っていた。 強いが優しい視線だった。 目尻の皺が心配そうに微かに震えていた。 咲織は唇を噛んで頷く。

「先程は取り乱してしまい、申し訳ありませんでした。 どうか、咲織をお好きなだけ玩んで下さい。」
 紅が取れたのに一層赤く潤んだ唇を震わせ、血を吐く様に言葉を吐き出した。 言い終わってから、羞恥と悲しみに血が逆流した。 くっきりと谷間の出来た胸元までが朱く染め上がった。 乳房の上下に付いた縄目の跡が再び鮮やかに赤く咲織の桜色の肌を彩る。

「いいのね、好きなだけ玩んでも。」
 よう子が咲織の乳房に咲く桃色の蕾をぴんと指先で弾いた。 ぷるんと撓わな乳房がプリンの様に揺らぐ。 びりっと躯を走る感悩に咲織は瞳を堅く瞑った。 
「は、はい。 どうぞ。」
 咲織は長い睫をしばたたかせ、顔を伏せる。

「もういいそうよ、何をしても。 いいえ、して欲しいんだって。」
 よう子は飯田に向かって言った。 
「それは楽しみだ。 もう堪った物は出したからな。 落ち着いてゆったりと楽しめる。 なあ、悠介君もだろ。 もう江梨菜ちゃんを一回責めたから、余裕だろ。」
「ええ、江梨菜も咲織ちゃん相手なら許してくれるでしょう。 やっぱり、覚悟を決めた女性の耐える風情は何とも言えない色香がありますからね。」
 そう言って悠介が咲織の肌を尻から腰そして乳房へと続く美しい曲線に沿って指を滑らせていく。

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☆ その876=もっと味わって。

「あぅ。 うぅぅっ。」
 悠介の指が咲織の柔肌に感悩のさざ波を起こしていく。 咲織は悠介の指から逃れる様に小さく躯を捩る。 咲織は気まぐれの手慰みさえ、避けることも出来ない囚われ者に過ぎなかった。 その囚われ者の僅かに許された哀れな反応が見物人達をこの上無く愉しませる。 もっと熱く甘い喘ぎが聞きたいと、哀しみの底でしか見られない消え入る様な恍惚の表情が見たいと見物人達を昂らせる。

「いいなぁ、咲織さんは。」
 悠介がうっとりと言った。
「そう。 天真爛漫な笑顔が似合う神様が愛した美貌が哀しみに翳る。 そこが何とも言えないでしょう。 ああ、躯の芯がぞくぞくしてくるわ。」
 よう子もその掌で咲織の滑肌を下から上へとゆっくりなぞっていく。 その掌の動きを追って咲織の柔肌が波打つ。 咲織は喉元まで込み上げてくる切ない喘ぎをぐっと呑み込んだ。

「おまえももっと咲織さんを味わいたいのか。」
 飯田は麗子の首輪を持って、咲織の尻たぼに麗子の口を押し付けた。 麗子はそのまま抵抗も見せず、咲織の尻たぼに唇を這わせていく。 ぞわぞわとした感覚が肌という肌から咲織の花鞘に向かって押し寄せてくる。 それらの波が一つになって渦巻き始める。 咲織はくすぐったいと華奢な躯を捩り、円を描かせた。 

「ねえ、こうして勝手に咲織ちゃんを愉しむのもいいけど、どうかしら。 啼かせっこしては。 それぞれが持ち時間を決めて咲織ちゃんを啼かせるの。 一番、素敵な啼き声とぞくっとする様な表情をさせた者が勝ちよ。」
 よう子が咲織の乳肌を滑らかな手の甲で撫でながら言った。 咲織はその手の動きよりも提案の怖ろしさに躯を竦めた。

「いいですねぇ、それ。 で、持ち時間は?」
 悠介がいかにも無邪気な笑顔を見せた。
「三人だから二十分ずつでどうだ。 あんまり長いと次が楽しめなくなっちまう。
で、各々ここにあるどんな道具も使い放題だ。 但し、咲織さんの柔肌から永久に消えない様な傷を付ける真似だけは御法度だ。 その権利を持っているのは一樹だけだからな。 借りた物は借りた時と同じ状態で返すのが基本だ。 言っておくが、この麗子は道具に過ぎないからな、使わせて貰う。」

「酷いわね、その条件、悠介君は江梨菜ちゃんを持ってるし、私だけ不利じゃない。」
 よう子がつんと尖った顎を上げた。 
「良かったら、よう子さんも麗子を使っていいですよ。」
 飯田はそう言って麗子のぱんと張り出した尻たぼを打った。 麗子は咲織の肌から顔を上げずに、もっとと言う様に朱い手形の付いた尻たぼを振る。

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☆ その877=賭けられた体。

「それなら、いいわ。 で、勝者へのご褒美は?」
「夜はまだ長い。 その後時間制限無しで咲織さんを好きにすると言うのでどうだ? 負けた者の奴麗も使い放題ってことで。 よう子さんが負けた場合は、よう子さんも使っていいというのは?」
 飯田が狡猾そうな笑みを弛みかけた頬に載せて聞いた。

「酷い条件ね。 いいわよ。 負けたら奴麗代わりになって上げる。 三人ともそのご褒美には眼がない筈だから、誰が勝ったか言い争いになっちゃうわ。 三宅さんに勝者を決めて貰いましょう。」
「俺でよければ。」
 よう子の申し出に三宅は静かに頷いた。

「じゃあ、誰から行きます? 何となく、後の方が有利って感じがしますけど。」
「そうね、そうとも限らないわよ。 後の方はもう蕩け過ぎちゃって、いい啼き方なんて出来ないかもしれないし。 私は何番目でもいいわよ。」
 よう子は悠介にぞくっとする様な妖艶な笑みを見せた。 

「そうだな。 別に上げさせた悲鳴の大きさを競う様な野蛮で下品な事をしようと言うんじゃないんだ。 咲織さんを如何に逝かせるか、如何にいい表情を引き出すかを競う訳だから、どの順番が有利と言う訳じゃないだろう。 と言う事だ、ここはじゃんけんで決めよう。」
 飯田の言葉によう子も悠介も頷き、三人がじゃんけんをした。

「私が最初ね。 でも、考えてみると何だか酷い話ね。 当事者の咲織さんの意思を全く無視して私達だけで話を進めてしまうなんて。」
 よう子が俯いた咲織の喉を人差し指の甲ですっとなぞりあげ、咲織の顎をちょんと持ち上げた。 咲織は桜色に上気させた円やかな頬を恥ずかしげにさっと背けた。 心なしか薄く噛んだ唇が震えて見えた。

「まあ、奴麗と言うものはそう言うものだ。 ご主人様にとってはそれが幾ら大切な物でも物に過ぎないからな。 物の意思などは一切無視される。 だからこそ、奴麗は自由でいられるんだ、自分の心から。 だからこそ、何処までも深い歓びを得られる。 さっき三宅に諭されて、咲織さんもその辺の覚悟はできているだろう。 さ、よう子さんのお手並みを拝見しよう。」
 飯田は麗子の首輪を掴み、咲織の左手前の床にどっかと胡坐組んだ。 その股ぐらに麗子が顔を埋め、飯田の足指を口に含んでいく。

「確か、麗子さんを貸してくれるって仰ったわよね。」
 よう子が切れ長の瞳を嫣然と光らせて飯田を見た。

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☆ その878=ご開帳。

「女のサデイストは怖いからな。 一樹、気が気じゃないんじゃないか。」
 飯田が隣に腰を下ろした三宅の肩をぽんと叩いた。
「いや、逆に楽しみだ。 俺だと、ついつい甘やかしてばっかりになってしまう。 違う人に責めて貰ってこそ彼女の資質も磨かれる。 是非、いい表情を引き出して貰いたいと思っているよ。」
 三宅は俯いた咲織にじっと熱い視線を注いだまま言った。 心配なのか膝の上に置いた掌をぐっと握っている。

「咲織ちゃんはとっても恥ずかしがり屋さんなのよね。 だからこう言う責めが一番堪えるでしょう。」
 よう子は咲織の両脚を拡げている足枷に結ばれた麻縄を解いていった。 久々に両脚に自由を与えられ、関節の痛みも忘れて咲織は脚を閉じていった。

『一体、よう子さんは何をされる気なの? このまま恥ずかしかった姿勢を許して貰えるとは思えない。 あぁ、不安で心臓が飛び出そう。』

 咲織のぴったりと揃えたすんなりとした両脚が心なしかわなないていた。 よう子は無言で大の字に拡げられた両掌の手枷からも縄を解いていく。 躯の自由を戻されると同時に言い知れぬ恥ずかしさが咲織を震えさせた。 胸の辺りの柔肌をぽっと朱に染めて両腕で胸を掻き抱く。 

「腕を背中に回して。」
 多くの視線が胸に痛くて、咲織はよう子の言葉の意味を考える余裕も無く、素直に従った。 その細い手首に巻かれた革枷を利用して、よう子は麻縄で両腕を一つに縛った。 その縄尻を首輪の横を通して胸へと回し、瞬く間に高手小手に縛り上げていた。 更に、乳房の上下にも三重に縄を掛け回し、脇と胸の谷間で上下の縄を締め上げる。 撓わな咲織の胸球が歪まされながらも、美しく前に飛び出させられる。 白い胸が桜色に染まり、その頂きを飾る桃色の蕾が心細げに加虐を待っている様だった。

「本当に縄が似合うわ。 うっとりしてしまう。」
 よう子は縄の呪縛に息も苦しげな咲織の唇を奪った。 突き出した乳房の蕾を掌に転がしながら、咲織の唾液を啜り、喘いだ舌を歯で噛んだ。 躯を走る突然の痛みに咲織の華奢な躯が仰け反り、蹌踉ける。 それを機に咲織の躯をふわりと抱え上げ、丸い尻たぼから床に降ろす。 

「さあ、ご開帳よ。 もう散々にみんなに見られているんだから、恥ずかしくもないでしょう。」
 よう子は態と冷たい口調で咲織に命じた。 

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☆ その879=ご自由にどうぞ。

「えっ。」
 よう子は不安げに振り仰いだ咲織の上体を起こした。 
「胡坐って掛ける?」
 にっこりと笑ってよう子が言う。

「いいえ、した事がありませんけど。」
 胸に掛けられた縄のせいで呼吸が苦しい咲織が、怯えた表情で答える。
「そう? てっきり三宅さんにさせられているかと思ったけど。 奴麗の基本の座り方よ、覚えておきなさい。 さ、力を抜いて。」
 よう子は嬉しそうに顔を綻ばせ、咲織の足首に手を掛けた。 

「足首を躯の前で交差させるのよ。」
 よう子は抵抗する気力を半ば失って力の抜けた咲織の足首を重ねると足枷の上から厳重に麻縄を掛けていった。 
「顔が足首に付くほど前に倒れて。 麗子さん、咲織ちゃんの背中を押して。」
 不安げに惑う咲織の瞳にじっと注がれた三宅の視線が映った。 咲織は哀しみに胸を縛られながらも、諦め顔で躯を前に倒していく。 よう子は咲織の足首に巻き付けた縄尻を首輪の金環に通して引き絞っていく。 麗子が辛そうな貌をしながらも咲織の小さな背中を両掌で押し、よう子を助ける。 

『もっと倒れろと・・・。 一体、よう子さんは何を考えて・・・。 私はどうなるの。 でも、ご主人様がよう子さん達にこの身をお任せしろと。 私は何も考えるなと。 それが奴麗だと。 そう、私はご主人様の奴麗なの。 それ以外の何者でもない。 だから私はこの人達に貸し出された。 だったら、今はよう子さんがご主人様。 そう、だから私は従うだけ。 私はもう何も考えない。 ただ、身を任せるだけ。 もっと屈めと言われるなら、そうします。 ご主人様がそう仰っているんだから。 幾らでも。』

 咲織はよう子が首輪に掛けた麻縄を引き絞る限り、よう子が上から背中を押し付ける限り、下へ下へと重ねられた細い足首に顔が付く程に躯を屈めた。 

「この子って本当に奴麗になるために生まれた、いいえそう言ういい方は可哀想ね。 最高の奴麗ね。 可憐で華奢な上にこんなにも躯が柔らかい。 師匠が歓んでらした筈だわ。 絵になるもの、とっても。 ここまできつくできると悲愴感が出て、こんな簡単な縛りでもこう胸を打つものがあるもの。」
 よう子は咲織を綺麗な胡坐縛りに縛り付ける作業に勤しみながら、時折後ろの三宅を振り返って言った。 

「さ、皆さん、ご注目下さい。」
 よう子は声を張ると、咲織の顔が男達に向く様に床の上を半回転させると、重ねた脚を抱きかかえる様に咲織の躯をごろんとひっくり返した。 

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☆ その880=恥知らず。

「おぉっ。」
 押し殺した歓声が男達の間から上がった。 手を伸ばせば届く所に咲織の秘部が男達に向けて剥き出しにされた。 胡座を組まされて麻縄で固められたたために、大きく拡げられた真っ白な内腿の中心に咲く桜色の秘唇も、普通ならその下に秘められている筈の桃色の粘膜の花びらさえも、隠す物とてなく、まるで男達に差し出された様にあからさまにされた。 そのほよほよと、そよぎそうな秘花の上で菊華は天を向いている。 先程飯田に蹂躙されたためにいつもは薄桃色の襞がぼぅーっと朱く艶めき、手折られるのを待っている様に見る者の眼に映る。

 交差されられて縄で縛められた細い足首の下から驚きと恥じらいに真っ赤に染まった咲織の優しい貌が見えた。 咲織にはその貌さえも隠す術は与えられていなかった。 あからさまな好奇と婬欲に濡れた視線が炎となって咲織の心臓を炙る。 肌が自分の物ではない様に熱かった。 

 自然に躯に力を籠め、揺らそうとしていた。 床の上にある腕が、胡座を組まされた脚が藻掻こうとする。 全ての努力は縄に嘲笑われ、自らの努力の全ては痛みとなって咲織に帰ってくるだけだった。 その痛みが逃げることも、隠すことも出来ない身であることを否応なく咲織に教えてくる。 溜息さえ出せず、咲織は喉の渇きを覚えた。 

『あぁぁぁ。 何もかも、見えてしまっている。 もう、もう恥ずかしくて、生きていけない。 なのに、私はまだ生きて、生き恥を曝して・・・。 あぁ、どうしよう。 躯が燃える様に熱い。 息が苦しい。 苦しくて考えられない。 あぁ、ご主人様が見ていらっしゃる。 いや、いや、いや。 見ないで、見ないで、お願いです。 咲織を見ないで。 ご主人様には一番可愛い咲織を見ていただきたいのに。』

 胸を縛める麻縄が肉に喰い込み、息をするのも苦しかった。 極端に屈曲させられた姿勢では躯が要求する空気も肺腑に送り込めない。 頭を下にした体勢が血を逆流させ、一呼吸毎に、ぼぅっと意識が薄れていく。 咲織には幸いなのか羞恥の刃に身を削られる痛みを感じるだけの意識が無かった。

 全ての意識が徐々に濃くなる霞に包まれていった。 その霞の底には言いしれぬ哀しみの深い沼があった。 霞の中を痛みと苦しみが稲光りを放ち、沼の中に佇んでいる感悩の龍を呼び覚ます。 疼く様な感悩の熱が躯の中を伝わってくる。 静かに息をする度に咲織は苦悶し、同時に躯を熱くさせていた。

「どう? 見事という他はないでしょ。」
 よう子は胡座を組んだ咲織の膝に麻縄を巻き付けながら、男達の方を振り返った。
「いや、凄い。 襲おうという気さえ起きない程、美しい。 婬美の極地だ。」
 飯田が独り言の様に言った。 

 よう子は咲織の両膝に巻き付けた縄を左右の床から出ている金輪に結びつけた。

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