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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その550=泡雪。

『嫌です。 それは。 私はご主人様だけの物で居たいんです。 ご主人様だけにお仕えしたいんです。 飯田さんや上田さんに裸を見られるのも、まして鞭打たれるのも耐えられません。 そんな怖ろしいこと考えないで下さい。』

「嫌です。」
 そうか細く言って、三宅の上で咲織は身を固くした。 その躯ごと揉み解す様に三宅は掌の動きを大きくした。 掌の中で弾力に満ちた胸がぐにゅぐにゅと形を変えていく。 咲織の花びらの中に入り込んだ三宅の長い指が粘膜の粒の丘を撫で廻し、咲織は怖さえも忘れて、折れる程細い腰をくねらした。

「嫌だと言う権利はおまえには無いんだぞ。 嫌だと言っただけでも罰を受けなくてはいけない身分だと言うことを忘れたか。」
 三宅はからかうように言った。 その言葉に腕の中で身を固くし、震わせる咲織の反応を楽しんだ。 

「だって、ご主人様が打たれたいんだろうとお聞きになるから。 もちろん、ご主人様が本当にお望みなら、私はどんなに辛く嫌なことでも従います。 従わなくてはいけないから、ご主人様の言葉が重いんです。」
 咲織は三宅の掌に翻弄されながらも、思いを口にした。 口にした後で、後悔と怖さが躯を震わせた。 

「たっぷりと啼かせるのは後にしよう。 今は麗子さんの素晴らしい反応を眼で愉しみながら、おまえを味わってやる。」
 三宅が咲織をくるんとひっくり返した。 咲織の小さくぽってりとした唇ごと貪るように口づけをする。

 咲織の華奢な躯は三宅の腕の中にすっぽりと収まり、強く抱き締めたら淡雪の様に溶けてしまいそうに脆く感じられる。 それでいて力を加えるに従い三宅の腕をしっかりと受け止める確かな弾力をみせる。 三宅は咲織を抱き締めながら、心の中で溜息を漏らした。

『あぁ、ご主人様。 躯の芯に火が着いて、その熱で躯がとろけてしまいそうです。 こんなに幸せでいいのですか。 あぁ、ご主人様は今楽しいですか。 咲織と同じに嬉しいのですか。 勿体なくて、何かお返しをしたいのに。』

 咲織は三宅と唇で繋がったまま、三宅のネクタイを緩めするすると引き抜いた。 カッターシャツのボタンを一つ一つ丁寧に外して左右に開き、Tシャツの裾を捲りあげる。 現れた三宅の素肌に咲織はそっと掌を滑らせていった。 

「ごじゅうぅ~~~んん。」
 麗子が息絶え絶えに啼いた。 咲織にはその声も殆ど届いていなかった。

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☆ その551=幸せの痛み。

 咲織の唇が三宅の口を離れ、うっすらと翳りの伸びた頬から顎へと這っていった。 くすぐったさに三宅が咲織の背を抱き締める。 咲織は一匹の軟体動物となって、その小さな掌で、桃色の唇で、そして柔らかな乳房で三宅の肌に吸い付き、味わう様にゆっくりと動いていった。

「おまえが積極的に自ら責めてくるとは。 元々婬らだったのだろうが、成長したものだ。」
 三宅が感慨深げに咲織の耳元で囁いた。 咲織は恥ずかしげに躯をぴくっとさせた。 

『そうなのかも知れません。 胸が痛くて、お腹がきゅっとなる程好きなんです。 ご主人様の全てが愛おしくて、全てが欲しくなります。 それが婬らだと言われるなら、咲織はきっとこの世で一番婬らな女です。 そんなはしたない女はお嫌いですか? 捨ててしまわれますか? どうか、それでも捨てないでお側に置いて下さい。 どうか、お嫌なら罰して下さい。』

 咲織はさらに熱心に三宅の肌の上を躯中で這った。 三宅が咲織に協力してTシャツまで脱いだ。 咲織は嬉しそうに三宅の胸をその名残のような乳首をしゃぶり、やわやわと掌で背中を撫で回す。 咲織の鳩尾に三宅のズボンを脹らましている固い物が当たる。 

『嬉しいです、ご主人様。 私の行為に反応して下さって。 あぁ、こんなことが嬉しいなんて、咲織はやっぱり婬らですか。』

 咲織の柔らかで蕩けそうな唇がその熱を三宅に移していく。 弾力に富んだ乳房が自在に変形しながら三宅の肌に吸い付く。 暖かな掌はおずおずとそれでいて決然と三宅の肌を滑り降り、ズボンのベルトを外していた。 

 咲織の躯がすうーと三宅の肌の上を滑り降りる。 三宅の固い物が咲織の熱い口の中に包まれる。 それは咲織の中でどくどくと脈打ち、咲織に確かな命を伝えた。 咲織は幸せの痛みに胃を縮ませた。 酸っぱいものがこみ上げてきて、喉を痙攣させる。 

「ラストだ。 啼けぇ。」
 飯田が革束を扱き上げ、腕を振り上げた。 鞭がひゅんと空気を切り裂く。 もはや白い柔肌を失った麗子の尻たぼ一面に房鞭の革一本一本が噛み付いた歯跡が刻まれていた。 もはや力を失ったすらりと伸びた脚はゆらゆらと宙を舞い、丸い尻と豊かな乳房を繋ぐくびれた腰が哀しげに肉を引き攣らせる。

「ひゃくぅ~~~。 はぁ、はぁ、はぁぁんん。」
 麗子は小さく数えると、がっくりと上体を折った。 全身に吹き出した汗の膜に四方から当てられたカクテルライトが閉じ込められ、光のベールとなって麗子の躯に纏わり付いていた。 朱く色づいた豊満な躯の中で、突き出された双球が手を触れれば火傷しそうに紅く燃えていた。

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☆ その552=官能の色。

 男の魂を溶けさせる熱い息に合わせて、麻縄で根元を縊られた麗子の豊乳がたぷたぷと上下する。 それにつれて、乳首から股間へと伸びた金色のチェーンがきらきらと光を跳ねさせる。

 高々と引き上げられた腕は浅黒い縄に歪に膨れ、既に赤黒く鬱血していた。 炭火色に熾った尻たぼには一層紅い雀斑に点々と彩られている。 その下のぴったりと肉が合わさった長い脚のあわいは透明な粘液でぬらぬらと濡れそぼっていた。

 首輪の嵌められた首を飾る後れ毛から玉の汗がきらりと光って零れる。 荒い息を吐く紅い唇の端が緩み、つぅーと一筋涎が伝った。 

「凄い。 綺麗だ。」
 魂が抜けたように鞭を持つ手をだらりと下げていたウェイターが呟いた。 近づくことが禁止されている秘宝をねめ廻すように、その場に立ち尽くして麗子を見つめている。

「これがまぞの正体です。 どんな苦しみも痛みも恥も浅ましく己の快感に変え、愉悦に浸る生き物。」
 飯田がむっちりとした麗子の太腿を抱えて持ち上げた。 片脚吊りの形で割り拡げられた麗子の股間が光りの中に曝される。

 無理に拡げられたうっすらと色素の沈着した秘肉の中にじっとりと蜜を吸い込んで黒く濡れた縄瘤が喰い込んでいた。 その縄瘤をまるで涎を垂らして頬張る様に、ぬらぬらとした粘液に濡れそぼつぽってりとした粘膜が纏わり付いている。 その頂きでは麻縄に挟まれたクリットが赤く充血しててらてらと光った。

「おまえの口から、鞭でどんなに感じたか上田さんに話して差し上げろ。」
 飯田が縄瘤を飲み込んだ蜜唇を指でなぞった。 その指をまだ荒い息をしている麗子の唇の中に差し込む。 麗子は睫毛を伏せて、その指に舌を絡ませ啜った。 飯田は指を引き抜くと、それが合図だと言う様に麗子の乳首をぴんと弾いた。 麗子の整った貌が艶っぽく歪んだ。 

「鞭で打って頂く度に痛みが躯の中に拡がり、痛くて苦しくて息もできないのに、あそこはかえってむずむずと痒い程に感じていきました。 火が付いた様に今も燃えて熱いです。 もうどうしようもなく、感じてしまっています。 欲しくて欲しくて、狂ってしまいそうです。」
 麗子はそう言って、ぞくっとするような感悩の色を湛えた流し目をウェイターにくれた。 ウェイターが食い付きそうな眼で麗子の躯を見詰める。

「分ったでしょう、こう言う奴です。 どこまでも婬らなただのブタです。 約束だったな。 おまえの躯を使ってやる。 上田さんにもおまえからお願いしろ。」
 麗子は飯田の非常な言葉に項垂れながらも、濡れた瞳に婬らな光を宿していた。

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☆ その553=前も後ろも。

「どうか、このブタの躯をもう一度、お使い下さい。 こんな穢れた躯をお使い頂くのですから、どんなご奉仕でもさせて頂きます。 後でどんなご調教も喜んでお受けいたします。 どうか、お願い致します。」
 麗子は髪を縄で引っ張られて自由に動かせない顔を精一杯ウェイターに向けて、哀切な声で訴えた。 

「何処でもいいんですか? 一度、お尻を経験してみたいんですが。」
 ウェイターがは恥ずかしそうに飯田に聞いた。 
「もちろんです。 何処でもご自由に使ってやって下さい。」
 飯田は得たりと言う顔をした。 

「おまえの菊華を使っていただけるそうだぞ。 脚を思いっきり拡げろ。」
 飯田が壁のスイッチを押して麗子を吊っているチェーンを降ろしていく。 チェーンが降りるに従って、麗子は言われるままにじりじりと脚を開いていった。 麗子がむっちりした太腿に筋が浮かぶほど脚を拡げると、上半身が床と水平になるまで飯田は麗子の背中を押し倒した。 ぷりっと突き出された尻たぼのあわいに喰い込む縦縄を緩め、横にずらす。 

「あぁ~~~ん。」
 ぬちゃっと湿った音がする程に、しとどに濡れた縄瘤が麗子の秘裂から剥がされた。 真っ赤に燃え立つ花弁が物欲しそうに揺らぐ。 麗子は堪らないと言った風情で躯にさざ波を打たせる。

 ほんのりと色んだ菊華は縄瘤を押し込まれていた形そのままに襞が今は窄まった小さな穴に向かって落ち込んでいる。 その小さな窪みに飯田はどろどろとした潤滑剤をたっぷりと垂らし、指を押し入れて穴の中にも塗りつけていく。

「あっ、あぁん。 あうん。」
 飯田の指が菊華をこねくり回す間中、感悩の色に染まった声で麗子は甘く啼き続けた。 花びらからは透明な蜜が溢れ、光の糸を引いて床に零れ落ちた。

「こいつはここでも感じられる色気違いなんです。 もちろん、男性を愉しませるのがその役目であることは間違い無いことですが。 だから、もし良くなかったら、幾らでも罰してやって下さい。 自分だけが勝手に感じた時も。」
 飯田の言葉を聞いているのか、ウェイターはうんうんと頷き、眼を爛々と輝かせていた。 

「口も使ってやる。 前と後ろから侵されて、奴麗冥利に尽きるだろう。」
 飯田は素早く裸になった。 麗子の口に自分の物を押し付ける。 飯田の物はぐにゃりと下を向いていても咲織の手首程もの太さがあった。 

 麗子は嬉しそうに微笑み、紅い唇を大きく開く。 飯田の物に自ら舌を伸ばしていく。 飯田は腰をせり出した。 麗子は舌で飯田の物を押し上げる様にして、口の中に迎え入れた。

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☆ その554=使われない秘唇。

 口の中に迎え入れた物に密着させた頬の動きで麗子が何をしているか手に取るように判った。 ウェイターはこれまで経験した事もない爆発するような情欲を押さえ込んで麗子と飯田の行為に見入っていた。

 ウェイターの目の前で飯田の物は見る見る勢いを増していった。 麗子の頬が膨れ、苦しげに眼を見開く。 それでも、麗子は口の中の物を吐き出そうとはせず、精一杯に舌を絡め、肉厚の唇で飯田の物の太い軸を扱く様に口を動かした。

「いいぞ。 さすがに俺の婬乱奴隷だ。 ここも綺麗に舐めろ」
 飯田は自由の利かない麗子の口から太い棒を引き抜き、その根元を唇に押し付けた。 麗子は嬉しそうに鼻を鳴らす。 舌を伸ばして飯田の会陰を舐め始めた。 しゅくしゅくと婬靡な音がウェイターの下腹に響く。

 舌を飯田の根元から袋に這わせ、麗子は唇を大きく開いて袋ごと吸い込む様に口に含んだ。 口の中で玉を転がし、舌で飯田の玉を舐め尽くす。 

「ほら、おまえの好物を口一杯やるぞ。 喉の奥を開け。 吐くなよ。」
 飯田のその言葉に麗子は自ら口を目一杯に開いた。 飯田は一、二度麗子の頭をぐりぐりと撫でると、両手で麗子の頭を抱え、一気に押し込んだ。 飯田は麗子の口ではなく喉を味わおうとしている事がウェイターにも判った。 

「うっぐっ。 ぐぼっ。」
 麗子は苦しげに切れ長の眼を見開く。 その目尻から苦悶の涙が零れ落ちた。 麗子の喉がうごうごと上下に動くのが見える。 飯田のどす黒い硬直で一杯になった紅い唇の端から涎が溢れる。

 縄で縊られ破裂しそうに突き出たたわわな胸がぷるんぷるんと揺れた。 大きく開いた太腿の付け根がぷるぷると攣きつっていた。 そこは自らの秘裂から溢れ出た婬汁でぬらぬらと光っている。

「うおぉ。」
 ウェイターは一声吠えると、トランクスを脱ぎ捨てた。 麗子の背後からその縊れた腰を抱きかかえる。 既に引き締まった下腹を叩く程に天を向いていた物を手で押さえて、麗子の潤滑剤ぬらぬらと光る菊華に宛った。 縄掛けされた麗子の腰が折れる程強く抱き締め、腕と腰の力の全てを使って菊華の中に一気に突き入れた。

「うぐっ。」
 抱き締めたウェイターの掌に麗子の腰がびくんびくんと波打つのが響いてくる。 ウェイターの目には飯田に喉の奥深くまで突かれ、込み上げる胃液を嘔吐する事も咽ぶ事すら許されず、苦悶に美貌を歪める麗子の姿が映っていた。

 女性本来の器官は使われずに、口と菊華を同時に二人の男から好き放題に蹂躙される女が居るという事実。 そして他ならない自分がその一人だという異様な状況がウェイターを否応なく昂ぶらせた。 今まで経験した事も無い快感が突き上げてくる。 ウェイターの五感は暴走し始めた。

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☆ その555=唇を這わせて。

 ウェイターは体の中で荒れ狂う嵐の様な情動をそのまま麗子の躯にぶつけた。 麗子の躯が壊れるとか痛々しいとか考える余裕は無かった。 ただ体の裡から湧き出す本能のままに自分の腰を鞭痕も痛々しい麗子の尻たぼに叩き付けた。 パンパンと言う音が肉の間で弾けた。

 突き入れる度に麗子の粘膜がウェイターの肉傘の薄い皮膚を包む様に擦り上げ、菊華が硬直を噛み切らんばかりに締め付ける。 そして飯田が麗子の喉を突き破る様に突き入れるごとにさらに菊華の締め付けは強くなった。 

「あがぁぁぁぁぁ。 うぐうああああ。」
 前後の穴を二人の男から慾望のままに蹂躪され続け、息さえ自由にならない麗子は獣の様に唸り続ける。 躯を襲う苦悶を悲鳴に逃がす事も許されず、積み重なる苦悶に躯をただくねらす。

 くねらせればくねらせる程に程良く脂ののった艶躯に麻縄が喰い込み、更なる苦痛と陶酔を与えてくる。 しかも、乳首とクリットと言う女の弱点を繋ぐチェーンは右に左に引っぱられ、千切れるような痛みと気を失う程の感悩が躯の奥を走っていく。
 
 縄の中でくねくねと身悶える麗子の肉体を挟んで二人の男は麗子の苦悶さえも香辛料にして己達の愉悦を貪り続けた。 

「そんなに俺は美味しいか。」
 三宅の太腿の付け根の柔らかい所に舌を這わせていた咲織に三宅が声を掛けた。 からかいの調子ではなく、呆れたような、それでいて咲織を気遣う様な声だった。
「美味しいです。 すっごく。」
 咲織が唇で軽く肉を噛みながら応えると、すぐに舌で強く肉を押さえながら舐め続ける。 咲織の掌の下で三宅の腰の筋肉がぴくっぴくっとする。 掌を添えた三宅の屹立がひくひくと応える。 時折、うっと悲鳴にも似た押さえた呻きが三宅の口から発せられた。

『美味しいです、ご主人様の肌。 すっごく。 楽しいです。 何時までも何時までもこうしてご奉仕していたい。 何時までもこうして味わっていたい。 ご主人様はここが弱いんですね。 ぴくぴくってして、ご主人様、カワイイ。 もっと続けていていいですか。』 

 咲織は飽きず三宅の柔肉に屹立に唇を這わせ、愛らしい舌で舐め続けていた。 

「もういい。 服を脱ぎなさい。」
 三宅が咲織の肩を抱いて立たせた。

『もっと、ご奉仕していたかったのに、今すぐにですよね。 あぁ、こんなにご主人様の間近で脱ぐなんて、恥ずかしいです。 あぁ、でも・・・。』

 咲織は躊躇いを見せた後、全てを脱ぎ捨てるとその身を隠す様に三宅の胸に飛び込んだ。 
 三宅は咲織の裸身を軽々と抱え上げ、くるりと仰向けにひっくり返した。
「ほら、おまえの好物だ。 欲しかったんだろ。 脚を拡げなさい。」

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☆ その556=晒しもの。

 咲織のぷっくりとした秘裂の中に三宅の屹立がゆっくりと侵入していく。
「ふっ、すっかりびしょ濡れじゃないか。」
 三宅が下から腰を突き上げる。 三宅の屹立は咲織の中にすっかりその身を没した。
「あぁぁぁんっ。」
 咲織は瞳を閉じ、下唇を噛んだ。 その隙間から堪えた感悩が甘い声となって漏れる。

『あぁ、ご主人様が私の中に。 ご主人様が私の子宮まで。 私の躯がご主人様で満たされる。 ご主人様が熱い。 私がとろける。』

「瞳を開け。 彼女を見てあげなさい。」
 開いた咲織の瞳に前から後から二人の男に責められている麗子の姿が飛び込んできた。 鎖に繋がれ、麻縄で雁字搦めに絡め取られ、男達に蹂躙され、悲鳴すらも許されず、ただ身を捩らせるばかりの麗子の慾情に漲る肢体を四方からカクテルライトが余すところ無く曝し物にしていた。 

『酷い。 飯田さん、酷すぎです。 でも、綺麗。 凄く綺麗。 あんなに惨たらしいのに。 麗子さん、喜んでいる様にさえ見える。 輝いて見える。 前よりもずっと魅力的に見えるのは私がマゾのせいですか。 もしかして、私は本当に・・・。 違う。』

 咲織は心に浮かんだ疑念を振り払う様に首を強く振った。 瞳を閉じ、躯の中の三宅に神経を集中させた。 すぐに熱い物が込み上げ、溢れて来るのが自分でも判った。 三宅の掌が乳房を掻き抱き、下から激しく突き上げられると咲織の思考はそこで途切れた。
  
「ぐわぁ~~~~~。」
 麗子は開けることも閉じることも出来ない赤い唇の端から涎とも胃液とも付かない体液をだらだらと垂れ流し、声にならない悲鳴を上げ続けた。 麻縄に縊られたむっちりとした肉体は右に左に縄が許す限りに捩れ、畝った。

 ウェイターは我を失っていた。 ただ麗子の菊華を蹂躙し続ける。 もっともっとと体の奥から獣じみた情動が湧き続け、ウェイターを突き動かしていた。 麗子の肉体を求めて手を動かした。 体を麗子の背に覆い被せると、ぶるんと張り詰めた胸を揉んだ。 

 縄で縊られ、丸々と漲った乳房はウェイターの掌の中でぐにゅぐにゅと歪み形を変える。 乳首に取り付けられたチェーンが繋がる秘部のグミを引っぱる。 千切れる痛みと刺激がウェイターの掌の動きに連れて麗子の躯を貫く。

 麗子は麻縄を引き千切らんばかりに不自由な躯を捩り、くねらせた。 その度に麗子の括約筋は激しく収縮し、菊華を貫く男の硬直を締め付ける。 男は吠え、さらに腰を麗子の双臀に叩き付けた。 麗子の唯一使われない秘裂から透明な飛沫が小さな虹となって噴き出した。

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☆ その557=飲めっ。

 三宅は咲織の腰をがっちりと支え、下から大きく突き上げた。 三宅の灼熱が深く咲織の躯内に入り込む。 その刺激に咲織の瞳が大きく見開かれた。 飯田の太い物で口を塞がれ、尻をウェイターの硬直で貫かれた麗子の姿が瞳に飛び込んで来る。 その麗子の姿は咲織の下腹をぎゅると収縮させる程に婬らそのものだった。 二人の男に貫かれる度に歪む美貌に婬蕩な艶が浮かんでいた。

『麗子さん、本当に感じてるんですね。 私も何時かはあんな風に感じてみたい。 怖い。 怖いのに。 躯の奥が疼く。 それは今、私が感じているから? ご主人様を、ご主人様をこの身に迎える悦びを。 あぁ、もっとじっくりこの幸せを味わいたいのに。 感じ過ぎて。 あぁ、意識が飛んでしまいそう。』

「啼いていいんだぞ。 気持ちいいか。」
 三宅は身を起こし、咲織を背後から優しく抱き締めた。 咲織を味わい尽くす様にゆっくりと腰を引き、そして入れる。 
「あぁぁぁぁん。 いいです。 とても。 幸せ。 あっ、あっ、ぁぁぁ。」
 咲織は三宅の太腿を後ろ手に掴み、崩折れそうな躯を支える。 

 咲織の華奢な躯が三宅の上で弾み、舞った。 咲織の中に幸福な感悩が溢れ出し、細胞の隅々まで満たしていく。 それは柔肌にまで達して、咲織の裸身を艶々と輝かせた。 

 甘やかな啼き声に麗子を刺し貫く二人の男は初めて咲織を見た。 薄闇の中に咲織の婉姿が白く光芒を発している。 その妖しく美しい姿に二人は抽送を速めた。 二人の四つの掌が麗子の汗に濡れた柔肌の上を這い回った。 二本の熱い硬直が麗子の意志などお構い無く激しくその躯の内側を掻き回す。 撹拌された肢体は形を失ってぐにゃぐにゃと蕩け、二本の熱棒に纏ろい、一つの婬靡な肉塊となっていく。 

「いくぞ。 飲めっ。」
 飯田が雄叫びを上げ、だらだらと涎を吹き零すブタの頭を掴んで揺さぶった。 どくどくと喉の中に精が放たれ、ねっとりと粘膜を覆い尽くした。 眼を白黒させ縄に縛められた乳房をはち切れそうに上下させ、吐き出そうと苦悶する麗子を無視して、さらに太い物を咽深く突っ込み、飯田は最後の愉悦を貪った。

「おぉぉぉぉ。 いけぇぇぇ。」
 飯田の精に息も奪われ、悶絶の苦しみに麗子の躯が断末魔の足掻きを見せる。 ウェイターの硬直を喰い千切らんばかりに麗子の菊華が締め付ける。 ウェイターはついに雄叫びを上げて、渾身の力を込めて麗子の腰を抱き、ラストスパートを掛けた。 
「う゛がぁ~~~、いっくぅ~~~。」
 麗子の躯が立ち上がり、大きく波打った。 啼き叫ぶ麗子の口から、唾と飯田の精が零れ落ちる。 麻縄で縊られ赤く染まった麗子の婬美な躯がカクテルライトの下で波打ち、大きく痙攣した。 

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☆ その558=熱い舌。

「うぉぉぉぉ。」
 天井から伸びた鈍色に光る鎖に繋がれ、躯を横たえる事の許されない麗子の背中にウェイターはぐったりと体を預けた。 愉悦の奔流に体を奮わせると、よろよろと麗子の菊華から己の物を引き抜いた。 まだ固いウェイターの物から白い精が零れている。

「はあぁ~~~ん。」
 内臓ごと引き出される様な喪失感に麗子は啼き声をあげた。 赤く腫れあがった尻たぼがひくひくと痙攣し続けている。 
  
飯田は放出の余韻に肩を大きく上下させながらも、麗子が愉悦の余韻に喘ぐ姿を冷めた眼で見下ろしていた。 
「おまえの雑巾で汚れを綺麗に拭き取るんだ。」
 咽の焼ける痛みに鯉の様にパクパクさせている麗子の濡れた唇に飯田の涎と精にまみれた物が押し付けられる。 麗子は喘ぎの下から切れ長の眼を見開いて飯田の顔を仇っぽく見上げ、唇を目一杯に開いた。 そこへ飯田はまだ熱い物を押し込める。 飯田の物に絡み付く麗子の舌はそれ以上に熱かった。 ずゅぶずゅぶと音を立ててブタは自らの涎と飯田の精を啜り取っていく。 
 
「上田さんのもだ。 綺麗にして差し上げろ。」
 飯田は麗子の口から離れると、麗子の躯を持ち上げ鎖を中心にくるりと回した。 麗子は悲しげに睫毛を伏せ、言われる儘に仁王立ちのウェイターを前に再び唇を開いていく。 切ない溜息を一つ吐き出した。 まだ天を向いたウェイターの物に舌を伸ばしながら、麗子の太腿の肉は再びひくついていた。 

「また感じている。 こいつは痛みだけでなく、蔑まれても感じてしまう。 本当に底知れない婬濫マゾさだ。」
 呆れたように飯田が言った。 放心したように上田は虚ろな眼で、自分の汚れを舐め上げている麗子を見下ろしていた。

「凄いですね。 お尻があんなに気持ちいい物だとは知らなかった。」
 ウェイターは絨毯の上に胡座をかいて座りこんだ。 もう正常な羞恥は消し飛んだのか、飯田の前でも平然と裸で居た。 
「いいでしょう。 一度味わったら、止められないものです。 上田さんはもうお仲間です。 ご希望ならこんなブタ何時でもお貸ししますよ。」
飯田は麗子の躯を鎖から外し、ウェイターの前に下ろした。 赤く熾った麗子の肌からはまだ熱が放射され続けている。 汗を全身に浴びた躯がカクテルライトに煙って見えた。 

「一樹、一つ提案があるんだが。」
まだ亀甲縛りを解かれていない麗子の縄から食み出たむちむちした肉を足で弄びながら飯田は三宅に声を掛けた。

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☆ その559=甘く高く。

「どうせ、ろくでも無い提案だろう。 取り敢えず聞いてやる。 言ってみろ。」  
 三宅は咲織を突き上げながら、軽く言った。 咲織の躯が上下に煽られ続け、円やかな胸が若い弾力を見せてぷりぷりと揺れている。

「奴隷の我慢比べをしないか?」
 飯田は麗子の脇腹を足で突いた。 意図を悟った麗子は菱縄を掛けられた躯を捩らせ、飯田の足元に顔を躪り寄らせていく。 その顔の上に飯田がどかりと足を載せた。 麗子はその足裏に当然の様に唇を這わせる。 妖艶な眼で飯田の横顔を見つめ、うっとりと睫毛を伏せた。

「どう言うことだ。」
「おまえの咲織さんとこのブタを同時に打ち合って、何発の鞭で音を上げるか、気を失うかを競争するんだ。」

「やっぱり下らない提案だったな。」
「ハンデは付けるぞ。 なにせこのブタは筋金入りのマゾだし、鞭にも馴れている。 それに引き替え咲織さんはまだ初々しいお嬢さんだ。 それに体格もかなり違う。 そうだな、ハンデは鞭で付けよう。 咲織さんに使う鞭はこの房鞭で、こいつには壁に掛かっている乗馬鞭を使おう。 丁度良いハンデだとは思わないか。」

「麗子さんは既に百も鞭打たれている。 その上、乗馬鞭で打たれたら本当に壊れてしまうぞ。」
「こいつは真性の被虐症だから、それも本望だろう。 しかも一樹の事は好きらしいしな。」
 飯田の言葉に麗子は飯田の足指を頬張ったまま、首を横に振った。 その顔の上に飯田がもう一つの足を押し付けた。

「それで、何を賭ける?」
「勝った方が相手の奴隷を一日自由に使うというのはどうだ。 いや、それじゃあ咲織さんとこいつでは商品価値が違いすぎて賭けが成立しないな。 一樹が望むなら、勝負に勝たなくても俺は何時でもこいつを貸し出す積もりでいるいんだし。 オッズを変えるか。」

「あぁぁぁんん。 あん。 あんん。 はぁぁぁんん。」
 咲織は三宅達が自分達の意志を全く無視して、まるでスピードレースでもして互いの車を賭けでもするかの様に、いとも気楽に話しているのを遠い世界の事の様に聞くとも無しに聞いていた。 咲織には二人の話よりも、三宅が与えてくれている時と共に膨れ上がる感悩の方が遙かに大きかった。 咲織は他人の前であることも忘れ、感悩の波に躯をくねらせ、聞いている者を刺激せずにはいられない啼き声を甘く高く奏で続けた。 

「飯田、おまえは咲織が打たれてどんな啼き声を出すか、どんなに身を捩るか、それが見たいんだろう。 手術もして貰うことだし、面白い、その話、乗ってやろう。」

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☆ その560=足で。

「分かってるじゃないか。 一樹、やっぱりおまえは親友だ。 でも、ここの房鞭は牛革じゃなくて遙かに分厚く硬いコードバンで出来ている。 多分おまえが咲織さんに使っている物とは比較にならない威力だろう。 そんなには乗馬鞭と差が無いかも知れない。 鞭を変えただけではハンデが小さいな。」
「幾らコードバンでも乗馬鞭とは比較ならないぞ。 自分が不利になるだけなのに、やけに熱心にハンデを付けようとするじゃないか。 そんなに麗子さんを虐めたいのか。」

 三宅は咲織の髪を掻き上げ、その細っそりしたうなじに口を付けた。 咲織の胸を揉みし抱きながら、うなじに沿って口を這わせていく。 ぴくんぴくんとひくつく咲織の反応を楽しみながら、桃色に染まった耳朶を甘噛みする。 その間も大きく倒したリクライニングシートが軋む程に腰を咲織の中に突き入れ続けた。  
   
 二人の会話を聞きながら、ウェイターは大胆になっていった。 飯田の足を舐め続けている麗子のしどけなく開いた股間に爪先をぐいっと突っ込む。 熱くねっとりと指先に纏わり付くその心地良さが果てたばかりウェイターの欲望に再び火を着けていった。 ウェイターは爪先全てを麗子の中に埋めようとする様に麗子の足首を強く引っ張った。 麗子の躯に力が籠もり、ウェイターから逃れるように縛められた身を捩る。

「そうだな、なかなか一人ではこいつをとことん追い詰め啼かせられないからな。 一度、狂い、絶叫し、失神し、苦痛で再び失神から醒める所も見てみたいと思ってな。 もちろん、こいつが勝負に勝って、愛らしい咲織さんを自由に出来たら、最高なんだが。」
 ウェイターの様子を見ていた飯田は、麗子の仰向けになっても形を失わない乳房の上に足を置き、踏み付ける様に捏ねくっていた。

「全くもって欲の深い鬼畜だな。 高校時代から頭の中には色気しかない奴だったが。」
 三宅の太腿に腕を突っ張り、咲織は華奢な躯をがくがくと痙攣させていた。 噛み締めた唇を突いて悲鳴の様な啼き声が噴き出す。 

「そうだ。 こいつに付けるハンデを決めた。 ピアスの全てに錘をぶら下げてやろう。」
 飯田は麗子の胸と顔の上に押し付けた足に力を込めた。 麗子の美貌が足の下で歪み、躯をいやらしくくねらせる。
 
「もう十分楽しんだろう。 ほら、行け。」
 三宅は咲織の両脚を高々と上げさせ、自分の硬直を中心にしてくるりと回した。 
「あぁぁぁん。」
 まだ初な粘膜を三宅の硬直で捻じ廻され、咲織は一際高く啼いた。 しなやかな脚を三宅の体に巻き付かせ、肩胛骨が綺麗に浮かんだ白い背を折れる程に仰け反らせる。 

「たまにはご主人様を変えるのも楽しいかも知れないぞ。」
 躯から込み上げる歓喜に顔を振り立てている咲織に三宅が冷たく言った。

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☆ その561=汚れた体で。

「ふっ。 快楽を貪るのに夢中で、ご主人様の話も耳に入らないらしい。」
 三宅はスパートを掛けた。 三宅の硬直が激しく咲織の桃色の花弁を巻き込んで出入りする。 

「あぁぁぁん。 あああんんん。 あんっ。 あんっ。 い、いくぅぅぅ。」
 咲織の全身が朱に染まる。 咲織は三宅の上で桜の花びらの様に散った。 
「勝手に一人逝きまくって。 この婬濫奴麗が。」
 三宅は躯をがくがくと痙攣させている咲織から自らを引き抜いた。

「いゃぁぁん。」
 咲織は躯を翻して三宅にしがみついく。
「まるで、恋人みたいに甘えるな。 人様の前で恥ずかしいだろ。」
 咲織はうなじを真っ赤に染めて、ますます三宅に抱きついた。

『だって、だって。 ご主人様が人前なのにあんなにも激しく。 もうもう躯が蕩けてゼリーになってしまいそうです。 でも、もっともっと、ご主人様に咲織の中にいて欲しかった。 あの熱い物でこの躯を貫いて。 ご主人様が果てられるまでは。』

 咲織は激しい感悩の波が鎮まるにつれて、三宅への思いが熱く胸を焦がしていった。 自分の躯が三宅達の酷い賭けの対象になっていることなど、思いも寄らず幸せな甘酸っぱさに噎せ返える程だった。

「じゃあ、勝負と行くか。 一樹、おまえと上田さんとでこいつを打つ。 俺が咲織さんを打つって言うことでいいな。」
 飯田は麗子の上体を起こし、縄を解いていった。 その間も麗子はウェイターの足で潤みきった花鞘をぐちゅぐちゅと弄られ続け、ぽってりとした唇から艶っぽい喘ぎ声が絶えず漏らしていた。 

 一巻きずつ麻縄を解かれていく度に血が巡る痛みに呻いた。 赤紫に鬱血した二の腕から徐々に色が薄れていく。 白い肌に彫り込まれた様な朱い縄目の跡が美しい。 飯田は麗子の腕を丁寧に揉んでやった。 麗子が首を巡らして飯田を見つめる。 その瞳に幸せの色が拡がった。

「さあ、立て。」
 よろよろと麗子は立ち上がった。 そのむっちりと程良く肉の付いた太腿をつうーとウェイターが放った精が零れ伝った。 
「あの、躯を清めてきてもよろしいですか。」
 恥ずかしげに麗子が聞いた。

「肉便器のおまえでも汚れた躯で好きな一樹に打たれるのは恥ずかしいか。」
「そ、そんな、私はご主人様だけをお慕いしております。 ただ、三宅様に申し訳ないと。」

「じゃあ、肉便器らしく汚れた姿のまま打って貰え。」
 飯田は悲しげに睫毛を震わせる麗子の腕を頭上で重ね、麻縄で厳重にも縛ると、鎖に緩く繋いだ。


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☆ その562=囚われ者の証し。

「脚を大きく開け。 おまえの恥ずかしい所を全部よく見て貰える様に。」
 麗子は唇をわななかせた。 観念したのか、鎖に掴まらないと蹌踉けてしまう程大きく脚を拡げる。 そのきゅっと引き上がった足首に縄が幾重にも巻かれ、床から出ていた頑丈な鈍色の金輪に留められた。 盛り上がった双臀が光の中で痛々しい赤さを曝らされる。

「麗子さんの方は準備が出来たみたいだ。 咲織、いい加減に離れなさい。」
 三宅は咲織のくっきりと縊れた腰を抱いて、体から持ち上げた。 名残を惜しむように咲織の小さな掌が三宅の肌を這う。 白い足の間から透明な蜜がつぅーと糸を引いた。

「あぁぁん。」
 三宅にいきなり花鞘の粘膜を擦られて咲織は思わず甘ったれた嬌声をなびかせる。
「本当に、おまえは。」
 咲織を抱いて立ち上がりながら、三宅は呆れ声で呟いた。 華奢な咲織の裸身を抱え上げるようにして唇を軽く重ねると、そのか細い肩をぽんと叩いた。

「さぁ、ここに来なさい。」
 三宅は訳が分からず怪訝な顔をしている咲織の手を引いて、麗子の正面に向かい合うように引っぱっていった。 

『麗子さんって、凄く綺麗な顔、それに何とも素晴らしいスタイル。 手足が長くて、出るべき所は出ているのに引き締まる所は引き締まって 見惚れてしまう様な躯のライン。 それに引き替えは私は、貧相な躯のくせに胸ばかり大きくて。 とても惨めになります。  こんな色っぽい大人の女性と比べられたら。 ああ、それに私ったら、裸。 どうしよう、恥ずかし過ぎる。 ご主人様、とても、とても私には無理です。 でも、ご命令なんですよね、従うしか私にはないんですね。 許しては、頂けないんですね。』

 咲織は両手を躯の前で交差させ、小柄な躯を一層小さくして三宅の陰に隠れるように立っていた。 

「何をもじもじしている? 俺に恥を掻かせる気か。 しゃんと立ちなさい。 両手を出して。」
 咲織は胸を隠すように肩を寄せ、両手を差し出した。 その細い手首に三宅は黒い革の手枷を填めていく。 ライトに照らされて白く輝く咲織の肌に留められた黒い革枷は囚われ者の証そのものだった。 咲織は改めて自分の手首に留められた革枷を見つめた。 

『私はこのご主人様の物。 私はご主人様の命令には逆らいようがない。 例えそれがどんなに非道いものでも、どんなに無理なものでも。 でも、怖い。 一体何が始まるの。』

 咲織の頭上で、ガチャリと冷たい音を立て、手首の革枷が金具で一つに留められた。


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☆ その563=愛を諦めて。

 三宅は一つに纏めた咲織の手首を天井から下がっている鎖に留めた。 吊り下げる為と言うより、咲織を安定させ、鞭で打ち易くする為だった。 そのため、ぴったり足を床に着けてもまだ咲織の腕には曲げるだけの余裕が取られた。

「これから俺達がすることは判っているか。」
 咲織は不安げな瞳を三宅に向けて、首を横に振った。 何が咲織を待ち構えているかは判らなかったが、それがとても恐ろしいことだと言うことは三宅から漂う空気で判った。  三宅の何処か張り詰め、咲織を案ずる気配が何よりも咲織を不安にさせた。 胸が痛む程に心臓が踊った。

「そうか、判っていないか。 気を遣りまくっていたからな。 俺と飯田は賭けをしたんだ。 どっちの奴隷が最後まで鞭に耐えられるかの賭けだ。 賭けの対象は奴麗の肉体だ。 おまえが負ければおまえは一日飯田の奴麗にならなくちゃいけない。」
 三宅の言葉に咲織は呆然とした。 瞳の前の麗子の艶姿も瞳に映らなくなった。 項垂れる咲織に追い打ちを掛けるように飯田が言葉を継いだ。

「鞭の数は無制限です。 咲織さんかこのブタか、どちらかが先に音を上げて許しを請うか、あるいは気を失うまで打ち続けます。 もし、咲織さんが負ければ、俺の都合の良い日に俺の物になって貰います。 もちろん、その時は一樹が咲織さんに対して持っている権利を俺が持つことになります。 とっても、楽しみです。 こんな愛らしい美少女を自由に出来るんですから。」
 飯田が話している間、咲織は細い躯をわなわなと震わせていた。 唇が白くなる程血の気が引き、ふらふらと目の前が揺れた。 心臓に幾本の針が刺さった様にばくばくと鼓動が乱れた。
 
『どうしてそんな賭けをされたのですか。 ご主人様は私を飯田さんに差し出して、自由にさせたいのですか。 それで私が悲しみに身を捩らせて泣き狂う姿をお笑いになりたいのですか。 それとも、麗子さんをお抱きになりたいのですか。 私より遙かに素敵な方ですものね、大人の色香が匂い立つよう。 ああぁ、勝ったら、ご主人様はこの麗子さんを抱かれる。 鞭打つ。 きっと。 私を打つより楽しまれるのでしょう。 そして、負ければ、私は飯田さんに。 きっと、ご主人様より酷い事をされるに決まっている。 愛など無いのだから。 楽しむだけ楽しむ。 この躯を。 それこそ壊れるまで、無慈悲に。 あぁ、どちらに転んでも私には辛い、辛過ぎます。 それなのに、奴麗の私には、誓約書を書いた通りに、咲織にはこの賭けを拒む権利など無い。 こんなに悲しいのに、こんなに苦しいのに。 咲織はこれからただ鞭打たれ、惨めな姿を曝すだけ。 ご主人様、どうかそんな不安な眼をされないで。 どうせなら、咲織が鞭打たれてのたうち回る姿を楽しんで下さい。 でも、絶対、絶対、許しを請いはしません。 例え、肉が裂けても。 麗子さんと愉しんでください。 それがご主人様のお望みなら。 私は・・・。』     

 咲織は鎖の下でそのサディスト達の凶暴さを呼び覚ます可憐な裸身を身悶えさせた。


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☆ その564=過酷なハンデ。

「心配入りませんよ。 こんなねっからのすれっらかしのマゾと咲織さんを同じ条件で戦わせたりしませんから。 こいつには乗馬鞭を、咲織さんには房鞭を使います。 さらにこいつにはこれを取り付けてやります。 丁度良いハンデでしょう。」
 飯田は咲織に説明しながら、鈍色に光る錘を部屋の隅のワゴンから取り出した。 飯田が手にしているゴルフボール大の金属球には短い鎖が繋がっていて、その先に洗濯バサミの様な形の金属製のクリップが付いている。 クリップには強力そうなバネが見えた。

「これを付けたままではおまえの大事なところが間違いなくもげてしまうからな、取ってやろう。 奴麗思いのいいご主人様だろう。」
 飯田がブタのぴんとおっ立っているちくびに指を伸ばした。 ブタの躯が緊張する。 飯田はにやっと嗤って、ブタのちくびを貫いているリングピアスから金色の細いチェーンを外した。 その赤味を帯びた薄茶色のちくびをピンっと指で弾いた。 さざ波がたわわな乳房に拡がる。 何かを期待している様に麗子がぶるっと腰を震わせた。 半開きの紅い唇が熱い吐息を漏らした。

「こっちも。」
 飯田は左の乳首もチェーンを外すと、同じようにピンっと弾いた。 麗子の躯が慾情した様にざわめく。 飯田を見つめ、何か言いたげに肉厚の唇が開いた。

「馬鹿が何を期待している。 おまえの様な汚れた雌ブタに与えられるのは苦痛と屈辱だけだと知っているだろうに。」
 飯田は態と嘲り、金属のクリップの嘴を開いてピアスを左右から挟む様に乳首の根元まで銜え込ませた。 その冷たい感触にこれから自分を襲う痛みを予感して麗子は躯を硬くさせる。 

「痛ぁ~~~っ。」
 飯田がクリップの根元を離すと、綺麗な形のちくびがクリップの嘴の間でひしゃげ、不様に潰れた。 麗子は不自由な躯を折って、悲痛な啼き声をあげた。 その声に咲織は胸を締め付けられる。 鳥肌がざわっと肌を走る。 余程、錘は重いのだろう、麗子のたわわな胸の上辺の肌が引きつり、全体が大きく歪んで垂れた。 麗子が痛みに躯を震わせるのに連れて錘が胸の上でゆらゆらと揺れ、さらに痛みを増幅させる。 奴麗に与えられる責めは何処までも残酷だった。 麗子は痛みを堪えて躯を固まらせるしかなかった。 

「もう一つ。」
 飯田が麗子の右の乳首もクリップで挟み、手を離す。 麗子は裸身を硬く突っ立てたまま、眉間に深い皺を寄せ、痛みを堪えた。 しっとりと脂を載せてはいても平らな腹部の筋肉が緊張し小刻みに振動する。 飯田が面白そうに二つの錘を手で持ち上げ、同時に離した。 

「嫌ぁ~~~っ、あぁ~~~。」
ブタは堪えきれずに躯を折った。 手を繋いだ鎖がギシギシと軋む。 たわわな胸全体が錘の重みで大きな円錐形に変形し、柔らかく揺れる。

「今からそんなによがってどうする? まだ一つ、一番楽しい処が残っているのに。」


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☆ その565=マゾ奴隷だけに与えられるもの。

 飯田は乳首が千切れ、乳房がまるごと躯から剥がれ落ちるような痛みと恐怖にさらされ、鎖を揺らし、不自由な躯をくねらせて耐えている麗子の髪を掴んで顔を起こした。 その苦い唾に濡れた唇に口を押し付け、強く啜った。 麗子は口を離した飯田の顔を睫毛を上げてじっとりと見つめる。

 飯田の指が麗子の綺麗に縦筋の入った腹をなぞっていく。 臍ピアスを軽く弾き、ゆっくりと滑らかな肌に沿って指は降りていった。 その指を追う様に麗子の肌がひくつく。 指が秘裂から恥ずかしげに顔を出している血を滴らせそうに熟したクリットに軽く触れた。 それだけで、クリットは強い電流を発した。 麗子はたおやかな裸身をいやらしく波打たせる。 乳首から垂れ下がった錘が揺れた。 麗子は柔らかな眉根を寄せて、再び苦痛に美貌を顰めた。

 痛みと感悩の渦に身を捩る麗子の感覚が咲織に直に伝わってくる。 そのマゾ奴隷だけに与えられる狂う程の感覚の奔流が哀しく躯に甦る。 また、自分もすぐにその苦しみを与えられるかと思うと、咲織は胸が潰れる哀しみに息も忘れた。 そっと脇に立つ三宅の顔を見た。 三宅はその端正な顔に不安の色を載せてずっと咲織を見ていた。 瞳が合って咲織は睫毛を伏せた。

『ご主人様、見守っていて下さったのですか。 私の痛みを判って。 嬉しいです。 咲織は本当に幸せな奴隷ですね。 きっと耐えてみせます。 どんなに痛くてもどんなに苦しくても、ご主人様に喜んで頂くためなら。 咲織がのたうつ姿を楽しんで下さい。』

「ずっと濡らしっぱなしだったのか。 使って貰えずに取り残されてて、もう待ちきれないと言った風情だな。 触れただけでも気を遣りそうじゃないか。」
「くぅぅぅぅぅ。 ふわぁぁぁぁ。」
 飯田は手の平でビンビンに立っている麗子のクリットを刺激しながら、指を二本、ぐっしょりと濡れそぼった花びらの中心に一気に入れた。 麗子の唇が感悩の嗚咽に震える。  
   
「先程百も鞭打たれ、これからまた気を失うまで打たれると言うのに、濡れ濡れで、指を入れただけで逝くとは。 本当に安い女だ。 いや雌ブタか。 咲織さんに勝てばご褒美にたっぷりとここを使ってやろう。 しかも、三宅に抱いて貰える。 嬉しいか。」
 飯田は麗子の花びらの中の粘膜を指を曲げてほじった。 麗子の下腹が感悩にうねり、黒髪が波打って白い肌に貼り付く。 

「お楽しみは後だ。」
 飯田は花鞘の粘膜を擦り取るように指を引き抜いた。 麗子の口からねっとりとした喘ぎが尾を引く。 濡れた瞳が恨むように飯田を睨め付けた。 

「ぎゃあぁ~~~~~~。 痛ぁ~~~~~~~~つ。」
 魂切る悲鳴を吹きこぼして、麗子は躯をぶるぶると震わせた。 開いた太腿で筋肉の筋がひくひくひくと痙攣した。


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☆ その566=崩壊の美。

 飯田は小指の先程にも充血したクリットを貫通するバーベルピアスごと金属製のクリップで挟んでいた。 麗子の悲鳴が収まるのを待って、手で支えていた錘を離した。 短い鎖がピンと伸び、クリップに挟まれてへしゃげ、今にも破裂しそうに粘膜の薄くなった真っ赤なクリットが花びらごとぐにゃりと下を向いた。 

「いやあぁぁ~~~~~~~~~~~。」
 一旦堪えていた悲鳴が麗子の口を突いて迸る。 女体の最も弱い所全てを無惨に責められ、麗子は全てを忘れて叫んでいた。 女の色香を漂わせてイブの後れ毛をそよがせていたうなじに筋が浮き出す程、躯中の筋肉を震わせた。

 全身に脂汗が浮かび、四方からのカクテルライトに男好きのする裸身がてらてらと輝いた。 無惨でいながら、無惨故に見ていたウェイターの魂を奪うに十分過ぎる婬らな美しさに溢れていた。 ウェイターは床に座り込んだ儘、麗子の痛みに煩悶する裸身に瞬きも忘れて魅入られていた。

「美しい物は崩壊する時が最も美しいんです。 果物が腐り始める直前が一番美味な様に。 あなたの手で、麗子さんの一番美しい姿を引き出してあげてくれませんか。」
 三宅はウェイターに壁に掛けてあった乗馬鞭を手渡した。

「僕がこの人を打つんですか。」
 ウェイターの鞭を持つ手が微かに震えていた。 じっと手渡された鞭に視線を落としていた。

「なる程、その方がいいな。 上田さんもただ見ているだけでは退屈だろうし。 せっかく来て頂いたんだから、たっぷり楽しんでいって下さい。 遠慮は要りません。 何処でも好きなだけ打ってください。 先程も上田さんはこいつからいい啼き声を引き出してれていた。 また、痺れるような声で啼かせまくって下さい。」

「いいんですか。 じゃあ、打たせて貰いますが、この錘を下げた状態で打ったら、この人の大切な場所が・・・。」
「大丈夫です。 こいつは真性の被虐症ですから、もしもげても本望でしょう。 乳首のない女を所有するのも面白い。 それに私は美容外科医ですから必要となったら咲織さんの様な綺麗な乳首にだって再生できる。 どうぞ本当に遠慮なく打ち込んでください。」
 ウェイターは鞭を手にまだ痛みに躯を震わせている麗子の背後に立った。 宙で何度か鞭を震い、感触を確かめる。 その硬くしなやかな感触が、鋭い音が打たれた者の痛みの大きさをウェイターにも知らせてくる。 ウェイターの中で戸惑いと興奮が交錯する。 ウェイターは一度大きく武者震いをした。 

「さあ、始めましょうか。」
 既に長い穂先が密集した房鞭を手にした飯田がウェイターに声を掛けた。 咲織の小柄ながら手脚が長く伸びた均整の取れた裸身を下から上まで値踏みをする様に眺める。 何度も、飯田はうんうんと頷いた。

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☆ その568=そう言う世界。

「ぎゃあぁ~~~~~~っっっ。」
 余りに鋭い衝撃だったために躯が痛みを覚えるまでに一瞬の間があった。 既に半球全体が赤く腫れた麗子の尻たぼに血の色そのものの蚯蚓腫れが一筋浮き上がった。 柔らかに脂の載ったたおやかな背中が弓を描いて折れる。 ウェイターは自分が打った結果の残酷さに鞭を持った手をだらりと下げ、呆然と麗子の窮状を見ていた。 

「ゴフっ、ゲフっ。 ぐがぁぁぁ。」
 全ての息を啼き声に変えて吐き出すと、麗子は空気を求めて咳き込んだ。 柔らかい乳房全体を引き延ばして垂れている錘が咳き込む度に大きく揺れる。 その痛みの波動が麗子の躯の奥底までじんじんと染み込んでくる。 麗子は柳眉を寄せて喘いでいた。 

「いい鞭でしたね。 負けませんよ。」
 自分のしたことに怖れを抱いているウェイターの様子を見て、飯田が明るく声を掛けた。 
「でも、こんなに酷い蚯蚓腫れが、あんなに綺麗な肌だったのに。」
 ウェイターの声が震えていた。 

「でも、綺麗でしょう。 元の肌が美しければ美しい程、悲惨であればある程、さらに美しく、さらに見る者を打った者を興奮させる。 それは打たれるために美しい肉体を差し出してくれた者の愛を知るからです。 そして、打たれた者はその非道い仕打ちを嬉しいと思う。 非道ければ非道い程打たれた者もそれを耐えた自分を愛することが出来る。 そう言う世界です。 麗子さんもきっとその蚯蚓腫れを後で自分の手でなぞるんです。 如何にも愛おしげな表情で。」
 三宅は静かに語った。 咲織は自分に聞かせている様な気がした。

『やはり、ご主人様はお優しい。 何処までもこの躯を差し出します。 もちろん、心から喜んで。』

 咲織は胸に湧き上がる熱い物が全身に満ちていくのを悦びの中で感じていた。

「幾らでも傷つけて下さい。 一樹の言うような綺麗なものとは違うが、そいつが痛ければ痛い程、惨めであればある程、興奮する変態であることは間違い無いことです。 どうせ、今の鞭でだらだらと婬汁を溢れさせいる様な奴です。 変に反省などしないで思う存分、自分の中の野獣をそいつにぶつけて下さい。 こいつは単に慾望をぶつけられ、処理するのに使われる道具です。 そうだろ、雌ブタ。 おまえからもちゃんとお願いしろ。」

 飯田に命じられて、ようやく呼吸が収まった麗子が上田の方を振り返った。 充血した瞳が発情した色を宿していた。
「どうぞ、私のことはサンドバッグだとでもお思いください。 血が噴き出し、肉が飛び散っても容赦はしないで下さい。 でないと・・・。」
 麗子の声は哀切でありながら、何処か婬蕩に濡れていた。
 

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☆ その567=灼ける柔肌。

「じゃあ、おれが掛け声を掛ける。 飯田から一発ずつ打つんだ。 何処をどれ程強く打ってもいいが、ただし乳首と秘部は禁止だ。 壊れる前が美しいと言っても本当に壊してしまっては元も子もないし、クリップで挟まれたクリットなど鞭打たれたら、我慢も何もあったものじゃない。 麗子さんが負けるに決まっているからな。」
 三宅は咲織と麗子の二人から距離を置き、三角形の頂点になる位置に立った。 
 
「いよいよ、お楽しみの時間だ。」
 飯田が房鞭の穂先で咲織の脇を下から撫で上げる。 その硬くしなやかな感触に咲織は怖気を震った。 足元から肌が泡立つ様な気味悪さを感じた。

『あぁ、またご主人様以外の人に私は打たれる。 ご主人様に打たれるのなら、どんなにか心が嬉しいのに、暖かい気持ちでいられるのに。 この人の鞭で悲鳴など上げたくない。 ご主人様以外の人をこの躯で喜ばせたくない。 私はご主人様の、ご主人様だけの奴麗でいたい。 なのに、ご主人様は・・・。 楽しいのですか。 本当に。』

 咲織は鞭の痛みに備えて、躯を硬くした。 その努力を嘲笑う様に飯田の鞭がさわさわと弱い脇を太腿の後ろを撫でてくる。 そのくすぐったさと気持ち悪さに唇を噛み、縋る瞳で咲織は三宅を確認した。 三宅は咲織に熱い視線を注ぎ、唇を硬く結んでいた。 その唇が開いた。

「一つ。」
 三宅の合図で飯田が咲織の斜め後方から鞭を唸らせた。 ピュッと空気が震えた。 ビンッと若い素肌が鳴った。 ぷりっと張り詰めた小振りな尻たぼが波打つ。 脚をぴたりと閉じた華奢な裸身が綺麗なS字を描いて揺れる。 咲織は頭上の手で鎖を力一杯に握って衝撃と痛みに耐えた。 その白い二の腕に静脈が青く浮かんだ。

 咽を圧する悲鳴を飲み込んだまん丸の乳房が持ち上がる。 ただでさえ折れそうに細い腰がきゅっと絞られた。 その下の丸い尻の白い肌には幾筋もの朱い帯が浮き上がった。

「俺には啼き声を聞かせたくないと言う訳ですか。 いいでしょう。」
 飯田が皮肉な嗤いを肉付きのいい頬に浮かべた。 

「では、僕の番ですね。」
 ウェイターは一度ヒュッと鞭を鳴らして、振りかぶった。 カクテルライトに黒いシャフトが光った。 次の瞬間、ピンと言う高い音を発して、黒い鞭は麗子の赤く腫れた尻肉にめり込んでいた。 ウェイターは勢い余って、チップと呼ばれる乗馬鞭の先に付いた名刺大の二枚の革を張り合わせた部分ではなく、針金に細革を編み込んであるシャフトそのものを麗子の尻肉に打ち込んだ。 そのため、麗子の躯は揺れることなく、衝撃の全てを細い一筋に与えられた。 灼けるような鋭く重い痛みが衝撃となって麗子の躯を襲う。


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☆ その569=外れた箍。

「そらっ。」
 麗子の濡れた声に感悩を刺激されたウェイターは三宅の合図も聞かず、いきなり鞭を揮っていた。 細いシャフトが撓り、先端のチップの革板が麗子の紅い尻に爆ぜた。 大きく脚を拡げた麗子の躯が蹌踉ける。 両手が繋げられた鎖がぎしぎしと音を立てて揺れる。 

「痛ぁ~~~~~~~い、いぃ~~~~~~。」
 咲織の耳を麗子の絶叫がつんざいた。 躯を震わせ、心臓に突き刺さる様な高い啼き声だった。 咲織の瞳の前で麗子は躯を折り、鎖にしがみついて倒れそうな躯を支えた。

 円錐形に引き延ばされた乳房の先端で錘が揺れていた。 錘に従って乳房全体が右に左に揺れる。 クリップからはみ出した乳首は粘膜が透明に光る程薄く伸び切り、今にも血を滴らせそうに脹らんでいた。

 大きく割り裂かれ、カクテルライトを浴びて余す所無く晒け出した麗子の股間で錘が鈍い光を放っていた。 花びらから溢れた婬汁の雫がその鎖をつぅーっと伝っていく。 たえだえの熱い息が紅い唇から噴き出し続ける。 

 麗子がその肉感的な躯をくねらせ、美貌を歪めているのが、痛みのせいなのか、痛みが引き金となって湧き出した感悩の波のせいなのか、ウェイターには判らなくなっていた。 それ程までに痛みに悶える麗子の姿は妖しく艶めていた。

「にぃっ」
 麗子の苦悶を思いやる暇も無く、飯田の鞭が咲織の尻たぼに炸裂した。 三宅に打たれる時より遙かに重い衝撃が咲織の肺から全ての空気を叩き出した。 咲織は鎖に繋がれたしなやかな裸身を仰け反らせ、痛みを堪えた。 

 悲鳴を上げまいと喰い縛った唇がわなわなと震える。 細い腰が右に左に捻れ、丸い尻を誇示するかの様に揺れる。 その尻たぼに新たな赤い帯が浮かんだ。 三宅の鞭の後に感じる熱い蕩ける様な思いが湧く事は無かった。 鞭はただ痛く、そして氷の熱さを肉に染み込ませる。

「さんっ。」
 三発目の鞭は咲織がまだ身を捩っている裡に加えられた。 飯田は革束を良く捻り上げて一本の鞭として叩き付けた。 そのために衝撃は肉を越えて骨にまで響いてくる。 咲織は倒れそうな躯を支えようと繋がれた鎖をひしと握り締めた。 咲織を繋いだ鎖がぎしぎしと鳴った。 悲鳴を堪えた細い咽がひくひくと攣つる。

 熱い痛みが染み込み、それに連れて哀しみと飯田への憎しみすら湧いた。 そのくせ、躯の芯は三宅に抱かれた名残の熱にまだ浮かされていた。 躯が三宅を求め、胸は愛しさを募らせた。

「三だ。」
 同時にウェイターが麗子に鞭を叩き付けた。 分厚い板の様になった革が既に腫れて薄くなっている麗子の皮膚を打ちのめす。 麗子が痛みに裸身をくねらせす前に、鞭のチップの縁に沿って蚯蚓腫れが浮かんだ。 処々で皮膚が破れ、血玉が吹き出してくる。 その血の色がウェイターの理性のたがを外した。
 

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☆ その570=抱かれるための腰。

「四っ。」 
 麗子が悲鳴さえ上げられない裡にウェイターは鞭を振り下ろした。 最初の鞭と同じ所を打ったその鞭は辛うじて耐えていた麗子の皮膚を切り裂いた。 真っ赤に潤んだ蚯蚓腫れが切れ、血が一直線に滲む。 

「ぎゃぁ~~~~~~~~~~。」
 ブタは喉を涸らして絶叫した。 火の棒を押し付けられる肉が焼ける痛みが躯を走った。 乳首を、秘芯を押し潰して引き千切らんばかりに揺れる錘が、鞭の痛みを躯の中に押し込め、増幅させる。 麗子にはもう何処が傷むのか、それが痛みなのかも判らなくなっていた。 ただ躯が肉が千切れ、壊れていく程の苦痛に身を捩る。 その苦痛の陰で密やかに感悩がちろちろと炎をあげていた。

 大きく脚を開かれているためにむっちりした太腿がぴくぴくと痙攣するのがウェイターの眼にもはっきりと見えた。 見事に伸びた脚の間で錘が鈍く光を放ちながら揺れる。

 真っ赤に染まった深い谷間を作っている丸い双臀のあわいで、男を誘うように紅の花びらがそよいでいる。 抱かれるための縊れた腰が絶え間なくくねくねと揺れ動く。 麗子の苦悶に身を苛まれている姿は、見る者にとって余りにも扇情的な光景でしかなかった。

 上田は麗子の斜め前に位置を変えた。 縊れた腰の上で、たわわな乳房が悲鳴を挙げながら錘に連れて揺れている。 その朱みの差した艶やかな柔肌が上田の血を滾らせた。 

「五っ。」
 ピチンっと高い音が鳴った。 ウェイターが震った乗馬鞭の固い皮のチップが麗子の乳房を強かに打ち据えていた。 乳首からぶら下がっている錘が狂ったように踊る。 丸い乳房が形を歪めて揺れ動く。 象牙色の肌に乗馬鞭の形が赤く浮かび上がる。

「んぎぃゃあぁ~~~~~~~~。」
 血を吐く様な麗子の絶叫が響き渡った。 啼き切ると麗子は躯を折って、咽ぶ。 その麗子を揺れる三つの錘がさらに責め苛む。 余りの苦しみに麗子の美貌がくしゃくしゃに歪んだ。 ゴフゴフと喘ぐ唇の端から泡のような涎が零れる。 涙に濡れた頬に黒髪が貼り付いた。

「六っ。」
 躯を折った麗子の背中にもウェイターの乗馬鞭は飛んだ。 肩胛骨の下の白い肌にすうーっと蚯蚓腫れが一筋浮かんだ。
 
 麗子は乳首を責める錘が飛ぶのも構わず、顔を天井に向けて躯を仰け反らした。 回転した錘がブタの乳房の肉を叩く。 太い首輪の上で首筋が茹だった様に真っ赤に膨れた。 


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☆ その571=責め比べ。

「四っ、五っ、六っ、七っ、八っ。」
 麗子の断末魔の様な苦悶の動きを冷静に見ていた飯田が一気に鞭を揮った。 咲織の小振りな尻たぼの肉が元の丸さを取り戻す暇なく、左右に打ちのめされた。 咲織は衝撃に耐え切れず、脚を開き躯を支える。 灼けるような熱が衝撃と一緒に咲織を襲った。

「いゃぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
 細いおとがいを持ちあげ、咲織は初めて啼いた。 痛みと悔しさに涙が止めどなく流れた。 尻を襲った痛みが熱に変わっていく。 咲織は薄い背中を弓に反らした。 爪先立ちになった細い脚がぷるぷると小刻みに踊った。 

「ハンデがありすぎる様だな。」
 三宅が床に打ち捨てたズボンからケータイを取り出し、ある番号を押した。 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
 咲織が真っ赤に染まった丸い双臀を振り立てて啼いた。 その上の細い腰をに巻かれた黒革のベルトが腰の細さをいそう強調し、尻たぼの丸さを引き立てていた。 
 
 飯田は咲織の煩悶を観察するように咲織の周りを回った。 桜色に染まった白い脚がすんなりと伸び、その付け根の翳りのない丘とそれに続く桃色を載せたぽってりと上付の秘肉を挟んでV字に黒革のベルトが飾っている。 飯田はうんうんと一人頷いた。

「そう言うことか。 一樹、さすがだな。」
 肉の中でくぐもったモーター音が響いていた。 飯田は三宅に笑い掛けると、またも鞭を唸らせた。

「九、十、十一、十二。」
 ピシッビシッと革束が咲織の平らな下腹を襲った。 V字に縁取られた丘もその上の白い肌も一瞬で幾筋もの赤い帯に覆われた。 その肌の内側で咲織を揺さぶっているディルドゥが鞭に呼応して、咲織の直腸を責め立てた。 

「うぐっ。 がぁぁぁぁぁぁ。」
 咲織は華奢な躯を前後に揺り動かし、苦渋に満ちた顔から苦い喘ぎを吐き出した。 巻き毛が獅子舞の様に朱く熱を持った頬の周りで踊った。 

「七、八、九、十、十一、十二っ。」
 飯田に対抗するようにウェイターは鞭を唸らせ、空気を引き裂き続けた。 麗子の躯は苦悶に身悶えする暇さえ与えられず、前後左右に鞭の衝撃で舞った。 乳房の薄い肌が、腹の柔肌が、光を跳ね返す白い太腿が、鞭の衝撃波に耐えきれず、破れ、血を流した。

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☆ その572=奪われる?

「う゛ぎゃあぁ~~~~~~~~~~~。」
 天井から下がった太い鎖を軋ませ、麗子の肉感的な躯が木の葉の様に舞った。 紅い線が象牙色の肌を悲惨に彩っていた。 引き千切れる程に錘が揺れ、乳首が伸びる。 熟し切ったクリットは破裂寸前に粘膜が伸び切って紫色に熟していた。 

 麗子の躯ががくがくと痙攣した。 がっくりと顔を落とした。 赤い花びらの間から噴きこぼれた透明な水が白い太腿を濡らしていく。 力を無くした麗子の躯の中で錘だけがゆらゆらと揺れていた。 

「同じ、十二発だ。 俺が負けた様だな。」
 咲織の喘ぎ声だけが響く妙に静寂とした時を飯田が破った。 

「あぁぁっ。」
 ウェイターは一声叫んで、麗子の足元に駆け寄った。 麗子のしなやかな脚を濡らしている失禁の跡をぴちゃぴちゃと舐めていく。 とても価値の付けられない宝物を愛でる様に、怖々とした手つきで、麗子の肌を撫でていった。 

「ま、頑張ったかな。 でも、初心者の咲織さんに負けるとは。 罰を目一杯与えてやらないと。」 
 麗子に縋り付くウェイターを無視して、飯田は麗子の両手を鎖から外した。 顔に付いた涎を舐め取ると、ウェイターから奪い取る様に麗子の躯を両手に抱き上げた。 そのまま無言で部屋の右手奥のバスルームに消えていった。 

「痛むか。」
 三宅が腫れ上がった咲織の尻たぼにそっと触れた。
「ひっ。」
 咲織は小さく悲鳴を発した。 それでも三宅の言葉に健気に首を横に振ってみせた。

『躯の痛みより、ご主人様以外の人に打たれた事に心が痛みます。 裸を見られてしまったことも。 これも奴麗の宿命なのですか。 ご主人様は私を曝し者にして、嬲り者にして楽しいのですか。 そんな優しい言葉も愛撫も要りません。 どうか、ご主人様の手で私を打ってください。 何も考えられない程に、そして麗子さんの様に気を失うまで。』

 哀しみの底に怒りの色を滲ませた瞳で咲織は三宅を見上げた。 
「怒っているのか? 初めてだな、おまえに怒られるのは。」
 三宅は愉快そうに言い、長身を屈めて咲織の傷ついた乳房に口を付けた。 掌で乳房を持ち上げ、優しく傷を舐めていく。 口を乳房に這わせたまま、片手を伸ばして、三宅は器用に咲織を鎖から解放した。 咲織の躯が甘える様に三宅の腕の中にくにゃりと入ってきた。

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☆ その573=恥を晒しなさい。

「怒ってなんかいません。 私はそんな事が出来る身分じゃありませんから。」
「他人に打たせた事を怒っているんだろう。」
 三宅は咲織の胸の傷を舐めながら言った。

「判っていらっしゃって、どうして?」
「思い知らせるためかな。 おまえがどう言う立場か。 教育の一環だ。 それと、俺が楽しむためでもある。」

「楽しいのですか? 他の人に打たせて。」
「あぁ、自分で打つのとは違った味わいがある。 まず、おまえが俺の時より頑なで面白い。 それにおまえが苦悶する姿をじっくりと見て味わえる。 自分で打つと打つことばかりに気が行って、意外とじっくり見ていられない。 おまえが嫌がりながらも反応するのを見るのは楽しみだ。」

『あぁ、ではこれからも・・・。 でも、ご主人様は見ていて下さるのですね、私が苦痛にのたうつ姿を。 そして、私が本当に嫌がっていることも良く判っていて頂けてるんですね。 その上で、お望みになるのなら・・・。 でも、でも、やっぱり私は嫌、身も心も拒絶してしまいます。 そんなことをされるために咲織はご主人様の奴麗になったんじゃありません。』

 咲織は長い睫毛を伏せて、貌を翳らせた。 哀しい溜息が一つ漏れた。 

「嫌なことから、辛さから逃げられない様に縛ってやろう。 これは俺の優しさだ。」
 三宅は咲織を腕の中でくるりと半回転させた。 床に座り込んでいるウェイターと瞳が会った。 羞恥の冷たい血が喉元まで駆け上がってくる。 悪寒に躯が震えた。 

「手。」
 三宅の言葉に咲織は心の中では反発を感じていても、腕を背中に廻した。 三宅は細い手首に填められた手枷の上から縄を巻き付け、余った縄を胸に掛けていった。 乳房の上下に二重三重に縄が掛けられた。 硬質さを保った豊かな乳房が苦しげに息をする。 三宅はさらに乳房を強調させるために上下の縄に絞り縄を掛ける。 咲織の弾む乳房が球の様に突き出される。

「はっ、ふぅ。」
 咲織は息をするのも苦しげに眉根を寄せた。 三宅は咲織を抱きかかえる様にリクライニングシートの足元に運ぶと、背中の縄尻を天井から降りてきている鎖に結び付け、咲織から逃げ出す自由を奪った。
「恥を晒して、そして感じるんだな。 婬な雌犬に相応しく。」
三宅は咲織のすんなりとした膝の上に幾重にも縄を掛けた。 その膝を腰近くまで抱え上げ、同じく鎖に固定してしまった。

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☆ その574=私には出来ない。

「なんのかんのと言っても、やっぱり濡れている。 これがおまえの正体だ。」
 三宅は片足を宙に吊られ、全てを見せている咲織の秘裂を太い指で擦り上げ、その指を咲織の唇に当てた。 咲織が貌を曇らせて逸らせた。 

「舐めなさい。 そして、おまえがどう言う女か良く味わいなさい。 言っておくが、俺がそう言う躯に調教したんじゃない。 俺はおまえのその本性を引き出しただけだ。 その浅ましく婬らな本性はおまえの本来のものだ。」
 咲織は三宅の言葉に哀しい吐息を零す。 それでも唇を薄っすらと開いた。 その唇を割って三宅は指を押し入れる。 咲織の舌で指先を拭う様に、左右に捻った。 

「どうだ? おまえの婬汁の味は?」
「・・・。」

「俺がおまえの口に宛ったものはそれが何でも丁寧に舐めなさい。 おまえの口は俺の雑巾に過ぎないと言う事をその躯に刻むんだ。」
 三宅はウェイターの視線を遮らないように躯を開いて、咲織の桃色の乳首を指先で摘み、押し潰す様に力を込めた。 咲織は優美な眉を顰め、唇を噛んで悲鳴を飲み込んだ。 

 壁と同じ黒い羅紗を貼ったバスルームのドアが開き、飯田が戻ってきた。 手に鎖のリードを握っていた。 鎖に引かれて麗子が後ろを愛犬よろしく四つん這いでついてくる。 鎖が伸びて喉が首輪で締まらない様に必死に飯田に付いて行く。 そのために真っ赤に腫れ上がった尻をまるで見せびらかすように左右に大きく揺れ動かしている。 

 飯田が床に座ったウェイターの前に麗子を曳き据えた。

「先程は恥ずかしげも無く上田様の鞭に気を遣ってしまいました。 どうか、この婬乱雌ブタに上田様の前で失態を演じてご主人様に恥を掻かせせた罰を思う存分お与え下さい。 その上で、好きなだけこの躯を使って頂けたら、これに勝る幸せはございません。」
 バスルームで飯田から言い聞かされていたのか、これまでにも言わされたことがあるのか、切れ長のその瞳に涙を浮かべながらも、余りに屈辱的な台詞を自ら淀みなく述べた。 
 
 咲織は麗子の台詞に胸を突き刺される痛みと震える程の不安に苛まれた。

『麗子さん、さぞお辛いでしょうに、ご立派です。 私では到底最後まで口に出来ません。 あぁ、次は私が言わなくてはいけないのですね。 今日でなくても何時かきっとご主人様は私に麗子さんと同じ台詞を口にさせる。 そのために、先週あんなに嫌がってもあの哀し過ぎる貸し出し条項を咲織に誓約させたんですね。 そして、私に見習わせ、覚悟させるために飯田さんに言って、今日、麗子さんをこうして・・・。 あぁ、ご免なさい、麗子さん。 でも、でも、私にはきっと出来ない。 どんなに責められてもとても・・・。 でも、ご主人様にご命令されたら・・・、私は・・・。 考えられない。 怖い。』

 咲織はウェイターの前に跪く麗子の腫れ上がった双臀から瞳を外せなかった。

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☆ その575=マゾは欲が深い。

「私がですか?」
 ウェイターは顔を上げ、飯田に向かって言った。

「こんな醜いブタには手を触れるのもお嫌だと思いますが、これも経験と言う事で、最後までお付き合い願えませんか。」
「嫌だなんてとんでもない。 ですが、この上罰を与えたら、もうこの人の躯が持たないんではないですか。」
 
 ウェイターの言葉に麗子は狼狽を見せた。 必死の眼差しで上田を見つめた。

「身の程知らずな家畜の願いですが、聞き届けてやって頂けませんか。 こいつの躯の心配ならご無用です。 大体男より女性の方がタフだし、欲が深くて、止め処が無いんです。 ましてこいつは根っからのマゾです。 マゾはとても欲が深いんです。 せいぜい悦ばしてしまうのが落ちです。 これでも医者ですから死にそうなら判りますし、例え、消えない傷が付いたところで、肉便器として使うには何の支障もありませんから。」
 飯田はそう言って、麗子の頭を容赦なく踏みつけた。 麗子は床に顔を擦り付けながらも縋る様な瞳でウェイターを見遣る。 

「一度でいいから小説にあるみたいに責めてみたかったのは確かです。 それが、こんな綺麗な人を責めることが出来て、本当に夢心地です。 これ以上、この人を責めたら病みつきになってしまうのが怖いです。 でも、もっとこの人が啼く所も見てみたい思いもあります。」
 ウェイターは真っ直ぐな眼で飯田を見た。

「ご心配はご無用ですよ、上田さんはもう大切な友人です。 もし、また責めてみたくなったら、こいつで良ければ本当に何時でもお貸しします。 こいつは見ての通り華奢な咲織さんと違って大柄で俺一人じゃこいつを吊すのも一苦労です。 どうか手助けして頂けませんか。」
 
「本当にお願いします。 どうか、どうか・・・。 ご主人様に恥をこれ以上恥を掻かせてしまったら、雌奴麗は生きていけません。」
 麗子は怯えるような表情で必死に訴えた。

「そんなに仰っしゃられるなら。 何の罪も無い人を罰するのを手助けするというのも、変な話ですが。」
 ウェイターの言葉を聞いた麗子の顔に本心からの安堵が拡がった。
    
「何かしてみたい責めはおありですか。」
 飯田がまるで料理の話でもするように言った。

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☆ その576=妖しく光る。

「蝋燭って熱いんでしょうね。」
 ウェイターが照れ臭そうに童顔を赤らめた。

「それはいいですね。 こいつは意外と蝋責めが一番苦手なんですよ。 だから、とても楽しめると思いますよ。 特に、責めている時のこいつの締め具合は最高です。」
 飯田はワゴンからビニールシートを取り出し、床に大きく拡げた。 麗子は躯を強ばらせながらも自らシートの上に身を置いた。

「どうぞ、お使い下さい。」
 飯田がワゴンからウェイターに手渡したのは、男の二の腕ほどもある巨大な蝋燭だった。
「これを?」
 
「この位大きいと、一気に垂らせるから楽しいですよ。 そうだ、これも使ってやろう。」
 飯田はワゴンから大型のバイブを二つ取り出して、一つをウェイターに渡した。 稼働部はシリコンゴムで出来ていて、中に無数のビーズが入っている。 根本には同じシリコンゴムで出来た足の数が多いタコみたいな形の物が時代劇の十手の様な位置に付いている。

 上田は手渡されたバイブのスイッチを入れてみた。 男性を象って拡大した感じの本体がくねくねとくねりながら激しく振動する。 透明なシリコンゴムの内側で無数のビーズが踊り狂い、触れてみるとビーズのせいで表面の凸凹が不規則に蠢動した。 同時に根本に付いたタコの足が見えない程の早さで震える。 

「凄いですね、これは。 男の僕には判らないけど、女性が使ったらどんな感じなんでしょう。」
「面白そうでしょう。 早速試して見ては如何ですか。」
 飯田は上田に勧めておいて、麗子に向かって宣言した。

「これから罰を与えてやるからな。 自分で進んで罰を受けるんだ。 だから、慈悲の縄で縛ったりはしない。 どんなに痛くても苦しくても、もちろん恥ずかしくても自ら罰を受け易いように差し出すんだ。 わざわざ罰を与えてやるんだからな。 まずは上田さんが玩具を使って下さるそうだ。 上田さんに恥を掻かせないように自分からお願いするんだぞ。」
 飯田が麗子の腫れ上がった尻たぼを足蹴にして、行動を促した。 麗子はちらりと飯田の顔を盗み見た。 その切れ長の眼は妖しく濡れて光っていた。 

「どうぞ、その玩具を私のどちらの穴にでも入れてお試しください。」
 ブタは悲しげな声で言うと、ウェイターに尻が向くようにくるりとその場で回った。 両肩を床に付けて、双臀を持ち上げて突き出す。 両掌を後ろに廻して、自ら痛々しく赤く腫れた尻たぼを掴み左右に開いた。

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☆ その577=誘う花びら。

 肉付きのいい麗子の尻たぼは鞭の嵐を受けて、赤く腫れ上がり、その上を蚯蚓腫れが格子をなして走っていた。 二つの尻たぼの間の深い谷間はブタ自らの掌で思い切り開かれ、明るいカクテルライトを浴びて余す所無く曝け出されている。 秘肉が尻肉につれて左右に引っ張られているために、本来ならその下にひっそりと佇んでいる筈の花びらはもちろん、その奥の濃い桃色に息づく花鞘の粘膜までもが見通せた。 

肉厚の花びらは既に蜜に濡れてぬめぬめと光り、その頂きで包皮を切除されて剥き出しにされたクリットが血を滴らせているかの様に潤んでいるのも、その根本を貫く太いピアスさえもくっきりと見えた。 先程ウェイターに激しく突かれた菊華は小指の先程に開き、赤く充血した姿を曝して、恥ずかしげにひくひくと蠢いている。 

「これは、凄い。 こんなに明るい所で女性の秘密の場所をまじまじと見るのは初めてです。」
 ウェイターは眼を輝かせた。

「それはそうかも知れませんね。 普通の女性は慎み深くて、行為の時も灯りを消すのが常識ですから。 こんな自分で全てを開いて見せびらかすような恥知らずに巡り会う事はまず無いでしょう。 それにしても、上田さんにこんなに穢れた物をお見せするなんて本当にお恥ずかしい。」
 飯田の話に麗子の丸い肩が泣いていた。 それでも尻たぼを掴んだ左右の掌を開き続けている。

 加虐を誘う様に微かにそよぐ花びらにバイブの先端が押し宛てられた。 花びらはバイブを包み込む様に収縮する。 ウェイターはバイブの先端でその花びらを上下にゆっくりとなぞっていく。 むっちりとした白い太腿の筋肉がぴくぴくと動く。 上体を支えている肩がぷるぷると震えた。 

 バイブのシリコンで出来た柔らかな先端が花びらの頂きで輝いているくりっとの上を軽く擦った。 
「あぁぁん。」
 麗子の押し殺した喘ぎ声が聞こえた。 

「あっ、あんん。 うぁん。 はん。 はん。 はふんん。」
 その声に触発されてウェイターはバイブを麗子の秘部に遊ばせた。 バイブの先端で花びらやクリットはもちろん菊華の襞を擦っていくかと思えば、バイブの太い胴を二枚の花びらの間になすり付けながらゆっくりと前後に動かす。 また時には押し宛てる角度を変えて花びらと一緒にクリットまでも擦った。 その度に麗子は音色の違う小さな啼き声を上げて上田を楽しませる。

 いつしか花びらはぬめぬめとした蜜で覆われ、太腿までも伝っていた。 

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☆ その578=燃え上がる尻。

「あうん。 ううん。 いぃぃ。 はぁん。 はぁ~~~~~。」
 麗子は妖しい楽器となって、ウェイターの意のままに男の奥深くを揺さぶる啼き声を響かせ続けた。 ウェイターがライトを浴びて濡れ光る麗子の紅く剥き出しになったクリットを玩具で強く擦る。 麗子は躯中を震わせ、うなじを持ち上げて高く啼いた。 

 濡れそぼった花びらがバイブに細かく波打ち、溢れた婬汁が飛沫となって乗り出したウェイターの顔に掛かる。 濃密な女の芳香が辺りに沈殿する。 

 ウェイターは突き出されている麗子の血の滲んだ尻たぼをぐっと掴んだ。 物欲しげにひくつく麗子の大輪の花びらにバイブの先を突っ込んでいく。 独立した妖しい生き物のように花びらは玩具の大きく張り出した先端に絡み付き、飲み込もうとさえする。 

「あぁ、いぃ、ぃぃ、ぃぃ。 いきますぅぅぅぅぅ。」
 麗子は声をあげて啼いた。 両掌で自らの秘裂を押し広げたまま、ウェイターの掴んだ掌を振り払う程の力で肉厚の尻たぼを左右に振り立てる。

 麗子の恥態を静かに見ていた飯田が二本の蝋燭に火を付けた。 大きな炎がじじっと音を立てて燃え上がる。 既に汗のベールに包まれた麗子の艶肌が蝋燭の炎に朱く揺らめいた。

「これは罰なんですから、簡単にこの雌ブタを逝かせる訳にはいきません。」
 飯田は火の付いた蝋燭の一本をウェイターに渡した。 自分は麗子の横に陣取り、弧を描いて持ち上げられた麗子の尻たぼに蝋燭を傾けた。

 幾筋もの蚯蚓腫れが走り、赤剥けにされた尻肌に向かって、紅い流れがたらりと落ちていく。 ライトをきらりと透き通らせながら、紅い流れは尻たぼの上で大きな溜まりを作り、紅い肌の上を流れていく。 

「痛っぅぅぅぅぅぅ。 あぎゃぁぁぁぁぁ。」
 麗子はおとがいを持ち上げて、喉から悲叫を迸らせる。 長い髪がザザッと床を掃いた。尻たぼから離した両掌で床に敷かれたビニルシートを引っ掻くように掴み藻掻く。 

 飯田がウェイターに目配せした。 ウェイターは上半身を紅潮させ、震える手で蝋燭の火元に堪った熱蝋をもう一方の尻たぼに注いでいった。 浮き出た血玉が黒ずみ掛けた麗子の尻肌が再び赤く燃え上がる。 双臀を紅く染め上げながら、二つの熱蝋の流れは麗子の尻から背へと一つになって注いでいく。 麗子の背がぴりぴりと震える。 細い喉が噴き上げる啼き声に振動し続ける。 

「あれは辛いか。」
 リクライニングシートに身を沈めた三宅が咲織の細い太腿に手を伸ばした。

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☆ その579=押し殺した悦び。

「辛いです。 痛いです。 錐で躯を幾度も幾度も貫かれるみたいな感じ。 耐えようとしても耐えられなくて、すぐに訳が分からなくなります。」
 咲織は片足立ちの不安定な太腿に三宅の手の温もりを感じながら、素直に答えた。

「熱いんじゃないのか。」
「いいえ、熱いと思うのは後からです。 最初はただもう痛いです。」

「してやろうか。」
「ご主人様がさなりたいなら。 でも、蝋燭は本当に辛くて耐えられません。」 

「そんなに辛いか。 じゃあ、躯中に垂らしてやらないといけないな。」
「好きにして下さい。 ご主人様がそれで楽しいのなら。 咲織はご主人様の物です。」
 三宅は咲織の背後に立つと、咲織の腰に手を回し黒革のベルトを外した。 小振りながらぷりぷりと肉厚な双臀の谷間深くに隠れている縦ベルトに指を掛けて引っぱった。 

「あぁぁぁん。」
 咲織は三宅の腕の中の腰をくねらせた。 両手を後ろ手に括られた不自由な躯が恨めしそうに躯を捻り三宅の方へ向こうとする。 三宅が片手でその小さな肩を掴まえ、咲織の菊華を割裂いて奥深くまでに突き刺さっていたディルドゥをずるずると引き抜いた。

 菊華の周りの朱い粘膜が離さまいとするかの様に黒いディルドウに絡み付く。 三宅は咲織の締め付ける力を楽しみながらゆっくりとディルドゥを動かしていく。 菊華を支点にしてディルドゥの頭で大きく円を描いていく。 咲織の中で粘膜が掻き混ぜられ、薄い壁を隔てただけの感悩のスポットが擦られる。 

「あぅっん、あっ、あっ、はっ、いっ、いぃいぃ。」
 咲織はどうしようもなく込み上げる悦びの声を唇を噛んで押し殺した。 細いうなじに歓喜の筋がひくひくと走る。 三宅は咲織の反応を見ながらディルドウを引いては咲織の中に押し込んだ。 若さに張り切った乳房がぷりぷりと踊る。 

「何時まで堪えられるかな。 いい声で啼いて飯田達の注目を浴びたいだろう。 麗子さんだけ構われているのは寂しいか。」
 三宅は右手でディルドゥを操りながら、左手で無毛の秘裂を撫で上げた。 右脚を大きく上に持ち上げ、無理矢理拡げられた柔肌につれて本来慎ましやかな咲織の秘唇は裂かれる様に拡げられている。 露出した桃色の花びらをぞろりと撫で上げる。 頂きにひっそりと佇んでいるグミを皮ごと摘むように揉み込んでいく。 

「あうっ、あぁ、もう、もうやめてください。 でないと、でないと・・・。」
 咲織の大きな瞳は宙を漂い、麗子の婉姿も映ってはいなかった。

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